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タングステン・モリブデンの可能性!

2016年11月24日 (木)15時54分PM

営業の上田です。

先週金曜日に弊社が所属している「タングステン・モリブデン工業会」が主催する「第28回タンモリ工業会セミナー」に参加してきました。

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年1回行われる、このセミナーはタングステンモリブデンに関わるメーカーの技術情報の交換と新しい製品、技術の発表を目的としています。

主な構成としては

①技術関連特別講演   外部の有識者の方をお招きし、関連技術について講義頂く。

②技術発表       当工業会の正会員(6社)の技術者が持ち回りで新技術発表を行う。

③資材関連特別講演   タングステンやモリブデンの需給動向や将来の見通しを外部商社の方に講演頂く。

以上となっております。

 

 

タングステンについては、これまでは照明関連の部品(フィラメントや放電灯用の電極)に多く使われていましたが、最近のLED化を受け、その使用量は年々激減しております。当セミナーでの発表内容もこれまでは、いかに照明用途として、その製品特性をアップさせるかどうかの研究が多かったのですが、近年ではその用途を他分野で活かせないかどうか、各社様々な技術にチャレンジしているようです。

 

 

今回はこれらの研究発表のタイトルと触りだけ記載します。

(詳細は工業会内秘の内容もありますのでご了承ください・・・)

(1)ステンレス鋼の摩擦攪拌接合が可能な新規W基合金ツール材料の開発

→これまで使用している材料を高温での延性や熱伝導に優れるタングステン合金に変更することでツールの長寿命化が図れる研究

(2)プラズマ電極用ThO2-W代替材「ネオタン」の開発

→電極棒に使用される放射性物質が添加されている酸化トリア入りタングステンの代替材として放射性物質を含まない酸化ネオジウム入りタングステンの開発

(3)酸化タングステンの色素増感型太陽電池への応用

→従来、発電層には半導体である酸化チタン(TiO2)粒子の代替材として酸化チタンより伝導帯準位が低い酸化タングステンを使用できるかの開発(用途開発)

 

 

以上のように、特にタングステンについては、照明用フィラメント、放電灯用電極、超鋼工具など一般的に知られている以外にも様々な用途の開発が進められています。

 

 

弊社としても、タングステン・モリブデン工業会の一員として、高い機能を持ち、幅広い分野に使用できる素材の基礎開発をしていきたいと思います。それらについては、弊社の技術発表の場としてこのブログにも載せて行きたいと思っております。

 

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