スタッフブログ

* RSS FEED

Staff Blog

最新記事一覧

〈展示会情報〉2/7(水)~2/9(金)テクニカルショウ出展中!

2024年02月07日 (水)15時16分PM

本日より3日間、パシフィコ横浜で開催されている「テクニカルショウヨコハマ」に出展しています。

当社のブースは会場ど真ん中の、秦野商工会のブースです。

*タングステン大型コイルや、医療用の形状記憶合金コイル
*タングステン、タンタル、モリブデン、モネルなどの精密機械加工品
*長寿命などの機能を持たせた含浸型電子源
*コーティング、ろう付け品
*質量分析用の組立製品など、展示しています。

試作・熱処理も1個からお引き受けしていますので、機械加工でもコイリングでも、焼結やろう付けなどの熱処理、組立作業など、少量からお気軽にご相談ください!

◆担当スタッフ
2/7(水)芭蕉(技術)、島田(営業)
2/8(木)金野(開発)、近藤(営業)
2/9(金)川上(技術)、小澤(営業)

【開催概要】
テクニカルショウヨコハマ2024
2024年2月7日(水)~9日(金)3日間 10:00~17:00
パシフィコ横浜展示ホールA・B・C(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
入場料:無料当社出展ブース: 秦野市商工会議所工業部会 「 J32」https://www.tech-yokohama.jp/

タングステン大型コイル

2024年01月31日 (水)17時11分PM

こんにちは 営業の小澤です。

年末の話に戻りますが、
岳石電気では年内営業最終日、仕事納めにお寿司が配られます。

秦野の弥生鮨さんの折詰め鮨
私はこれを楽しみに1年仕事をするといっても過言ではありません。
2024年の年末を楽しみに、今年も頑張ります。

さて、製品のご紹介です!
当社の製品は鼻息で吹き飛びそうなくらい微細なものが多いのですが、
今回は大型コイルを作製しました。

コイル径は奥からΦ3.5、Φ5

一見普通のコイルに見えますが、タングステン製です。

タングステンでこんなに太いコイルが作れるとは・・!

当社の微細コイルと比べてみました。

右の汚れのように見えるものが微細コイルです。
だいぶ大きさが違いますね。

写真からも分かるように、普段の製品は拡大して拡大してようやく形状が分かる位でなかなか苦労するので、このサイズは撮影しがいがあります。

ということで、こちらも2/7(水)からのテクニカルショウで展示致します。
ぜひ直接会場でご覧ください!

テクニカルショウヨコハマ2024
https://www.tech-yokohama.jp/

【開催概要】
2024年2月7日(水)~9日(金)3日間 10:00~17:00
パシフィコ横浜展示ホールA・B・C(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
入場料:無料
当社出展ブース: 秦野市商工会議所工業部会 「 J32」

タングステンメッシュ

2024年01月19日 (金)22時29分PM

令和6年能登半島地震で被害を受けた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。


お疲れ様です。開発を担当している森です。
先日、全国高校ラグビー決勝戦をTVで見たのですが、ハイレベルな戦いでした。ラグビー日本代表ヘッドコーチもエディーさんが復帰し、面白くなりそうです。私は最近少し疲れていますが、負けずに頑張りたいと思います。


今回は、タングステンメッシュのご紹介です。
開発中のため参考値ですが下記のようなサイズ感です。

 線径   φ9~20μm
 メッシュ 290~430
 開口率  60%程度


タングステンは次に示すような特徴をもった材料です。
メッシュ構造にこれらを活かすことで、新奇な、高付加価値な用途を開拓しています。

 高融点
 高密度
 高硬度
 高熱伝導
 高電気抵抗
 低熱膨張
 耐食性
 非磁性
 放射線遮蔽

 https://www.takeishi.co.jp/technology/leading01.html


現在このタングステンメッシュを、質量分析計の部品に応用することを検討しています。
この部品は、イオンの軌道を収束、加速、減速する目的で、イオンの進行方向に垂直かつ均一な電位の壁となり、その壁に衝突するイオンを抑えるために可能な限り目が細かく、開口率の高い構造が求められます。 (形状は参考です)


現時点ではまだ要求仕様を満たせていないため、引き続き開発を進めて行きたい思います。
ご要望ございましたら是非ご相談いただければと思います。

<展示会情報>2/7(水)~2/9(金)テクニカルショウヨコハマに出展します

2024年01月15日 (月)13時54分PM

こんにちは 営業課の小澤です。

2/7(水)~2/9(金)にパシフィコ横浜で開催予定の、
「技術がつなぐ新たな時代」をテーマに首都圏最大の工業技術・製品が集合する 「テクニカルショウヨコハマ2024」に出展します。

今回当社は、秦野市商工会議所工業部会の団体としての出展です。

テクニカルショウヨコハマ出展の様子
2022年 出展時の様子

技術&開発&営業チームは、ただいま鋭意準備中!

本日から出展社の検索もオープンしておりますので、
ぜひご覧ください。
テクニカルショウヨコハマ2024
https://www.tech-yokohama.jp/

【開催概要】
2024年2月7日(水)~9日(金)3日間 10:00~17:00
パシフィコ横浜展示ホールA・B・C(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
入場料:無料
当社出展ブース: 秦野市商工会議所工業部会 「 J32」

CAM×複合加工機で効率化

2024年01月11日 (木)10時13分AM

富士山

ご無沙汰しております。生産技術の山下です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の干支は甲辰(きのえ・たつ)だそうですね。
調べてみると【甲】は物事のはじまりを象徴する文字で
【辰】の字はすべてのものが成長していく様子を象徴するそうです。

甲辰

さて、皆様お正月にお餅は食べたでしょうか。
岳石電気には毎年お餅をつく従業員がおりまして、調理工程の話をしていたところ、私が知っているお餅の作り方と異なっていました。
私は九州出身なのですが、小さいころ祖母の家でつきたてのお餅を手のひらサイズに丸めて、丸餅をつくって並べていたのを記憶しています。

丸餅

その一方で関東では、お餅をのしてから切り分けて角餅にするそうです。

のし餅

こちらも調査してみると、丸餅か角餅かは地方によって違うみたいです。
大まかですが、東日本は角餅、西日本は丸餅だそうです。
地域によって作り方や工程が違って面白いですね。

工程といえば下記の部品を製作する場合、いくつ工程が必要でしょうか。

正解は動画をご覧ください。

CAMと複合加工機を駆使し、なんと1チャック1工程でしかも同時加工ができます!

弊社では既存の設備とCAMを上手く活用することで、効率よくかつ高品質に
部品の製作が可能です。
加工品のご依頼などございましたら、お気軽にご相談ください。

複合自動旋盤

最後になりますが、北陸地方に大きな被害をもたらしております能登半島地震につきまして、被害にあわれた方々に対しましてお見舞いを申し上げます。
被災された地域の早期復旧と復興をお祈りいたします。

タングステンの電解研磨(別の使い方編)

2023年12月21日 (木)16時40分PM

こんにちは。開発の金野です。

岳石電気のメンバーが増えたのでブログ更新までの期間が長くなってしまい、前回のブログでは「熱中症」について書きましたが今回は冬の真っ最中。

秦野市は非常に寒く燥しているので風邪をひいてしまいました。寒暖差のせいなのか、マスクをしなくなったからなのか・・・。
コロナ中はマスクをしていたので口元が保湿されてイイ感じに湿気っていたのが良かったのでしょうか?
喉と鼻奥の乾燥火の元に注意しましょう!

寒くなってきたと言えば。
霜が降りる前に植えていたカブと春菊を収穫しました。

野菜シーズンが終わり岳石農園は休憩中です。
岳石農園の歩み。は別の回で。

さて今回のブログは「タングステンの電解研磨」についてです。
またかよ。と思わずに最後までお付き合いください。
これまでの記事のように先端を尖らせたりではなく、今回は電解研磨の別の使い方についてご紹介します。

熱処理前後の結晶の状態を電子顕微鏡や光学顕微鏡で観察するときはペーパーや研磨剤、砥石などで表面を磨くのですが表面が潰れてとても観察し辛いです。

ペーパーで磨いても光沢は出るので磨いている当人は満足するのですが、実際見てみるとこんな感じ。(キズだらけ)

ペーパー磨き

これを電解研磨すると潰れた表面がなくなるので結晶状態が見えるようになります。

電解研磨後

電極で使用しているトリタンも同様に、そのまま観察すると傷ついたただの棒です。
ですが電解研磨するとトリアが見えるようになります。
地層の間にある化石のように見えるのがトリアです。

電解研磨後(トリタン)

先日、お客様から「焼結体の電解研磨をして欲しい」と依頼がありました。
お話を聞くと、結晶状態を観察しようと研磨したのに見えない。とのこと。
電解研磨後の製品をご評価いただいたくと、バッチリ観察できたそうで一安心。

焼結体を製作したり、組み立てたり。だけでなく、こういった表面の処理なども行っていますのでお気軽にご相談ください。

年末年始休業について

2023年12月13日 (水)15時14分PM

平素は格別のご愛顧くださり、厚くお礼申し上げます。


誠に勝手ながら下記の通り年末年始休業とさせて頂きます。

【休業期間】2023年12月29日(金)~2024年1月4日(木)

休業中のお問い合せにつきましては、2024年1月5日(金)より順次対応させていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


岳石電気株式会社

11/29(水)~12/1(金)高精度・難加工技術展出展中!

2023年11月29日 (水)18時29分PM

こんにちは 営業の小澤です。

本日から東京ビッグサイトで開催中の「高精度・難加工技術展」に出展しています。

1日目はたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。

展示会風景

難削材・難加工材と呼ばれるタングステンなどのレアメタルを取り扱う当社ですが、
加工もミリ単位の高精度加工を得意とし、
この展示会テーマにズバリの製品を作っています。

今回の展示は、
長寿命が期待できる「直熱型フィラメントカソード」

医療で使用される「Ni-Ti形状記憶合金コイル」

新素材にチャレンジした「モネル」精密加工や、

タンタル×タングステン板の複合加工溶接品も
新たに製作しました。

その他の微細加工ピン・微細コイル・コーティング製品なども
たくさん展示しております。


12/1(金)まで開催です。
2日目もお待ちしております!

岳石電気は西ホール2「K-056」です!

◆展示会 在駐 スタッフ
11/29(水)木村(技術)、森(開発)、島田(営業)
11/30(木)近藤(営業)、川上(技術)、島田(営業)
12/1(金)芭蕉(技術)、金野(開発)、小澤(営業)

多くの製品をお持ちする展示会は今年度はこの1回。
ぜひお待ちしております!
「高精度・難加工技術展」
▼11月29日(水)~12月1日(金)
▼@東京ビックサイト 西ホール (小間位置:K-056
https://autumnfair.nikkan.co.jp/

低仕事関数の含浸フィラメントカソード

2023年11月22日 (水)10時41分AM

こんにちは 営業課の小澤です。

先日 、タングステン・モリブデン工業会主催の「タンモリ工業会セミナー」が開催されました。

レアメタルの現状や新開発などについて情報交換を行うセミナーなのですが、今回当社からは開発の金野が登壇させて頂きました。

講演内容は
「照明分野から新分野への転換に向けた取り組み」
ということで、
照明のタングステンコイルから始まった当社ですが、
●45年培ったコイリング技術
●最大2,700℃の超高温熱処理(機能性材料開発焼結、コーティング、ろう付けなど)
●新設備を導入した微細・精密機械加工
など、これまでに伝統的に培った技術と新しい技術を融合させ、
照明以外の新分野の開拓をどのように進めているかについて発表しました。

分析、半導体、医療など新分野で活用されている製品ラインナップ (一部)

新分野の開拓のため、新しい技術・製品に積極的にチャレンジ中です!
11/29(水)からの展示会では、これら多分野向けの製品を直接ご覧いただけます。

開発チームからも、今回の展示会で新しい製品をいくつか展示予定です。

その中の1つが「直熱型含浸フィラメントカソード」
(なんだか情報量の多い名前ですね。)

直熱型含浸フィラメントカソード

直熱型含浸フィラメントカソード

含浸しているため、仕事関数が低く「長寿命化」が期待でき、
大型ヒーターなどの産業分野で主に使用されています。

*電子源の長寿命化についてはこちら
▼岳石電気 イプロスページ
https://www.ipros.jp/catalog/detail/702091/

この含浸フィラメント、
なかなか加工が難しそうで、何度もトライを繰り返し完成しました。
Φ10~Φ40、15L~100Lの多サイズを展示予定です。


他にもさまざまな形状の含浸カソードがあり、こちらも展示致します。

長寿命の電子源にご興味のある方は、ぜひご覧にお越しください。


当日は、開発メンバーも直接ご相談にのります!
◆展示会 在駐 スタッフ
11/29(水)木村(技術)、森(開発)、島田(営業)
11/30(木)近藤(営業)、川上(技術)、島田(営業)
12/1(金)芭蕉(技術)、金野(開発)、小澤(営業)


多くの製品をお持ちする展示会は今年度はこの1回。
ぜひお待ちしております!
「高精度・難加工技術展」
▼11月29日(水)~12月1日(金)
▼@東京ビックサイト 西ホール (小間位置:K-056
https://autumnfair.nikkan.co.jp/

製造工程を管理する仕事とは?

2023年11月17日 (金)14時25分PM

こんにちは、生産管理課の前反です。

先日出社すると、机にこんな付箋が貼ってあるじゃありませんか!?

書き逃げされたメモ

優しいパイセンとしては断れません!

というわけで、今週ブログが来週ブログになりましたが(1週間遅れ)
ブログ書かせて頂きます!

さて、今年もいつの間にやら11月年の瀬の足音も聞こえてくる時期になってまいりました。
11月に入ってもまだあったかいな~と思っていたら
なんとなんと、急に冬がやってきました。

富士山も冠雪がキレいに見えるようになってきて、「冠雪」と「キレい(=空気が澄んでいる)」は冬がやってきたことを教えてくれるのです。

それになんといっても朝布団から出るのが困難になってきました!

ニュースで今後「四季」が「二季」になる可能性があるなんて言ってましたが
ほんとにありえそうで、過ごしやすい季節はなくなってしますのでしょうか。

今回のブログでは、なかなかこちらで生産管理課が出てくることはないので
生産管理課の仕事について紹介してみたいと思います。

「生産管理」をググってみると、
「生産計画にもとづいて製品を製造するために、製造工程を管理する業務全般」とありました。

 。。。
。。。 。。。
ムムム?
全般って何やるの??

詳しく見てみると
・需要予測
・ 生産計画
・ 調達・購買計画
・ 生産実施・制御
・ 工程管理
・ 品質管理
・ 在庫管理
こんな感じに定義されているようです。

実際の岳石電気での業務は、大きな流れでいうと多品種小ロットという特殊性もあり、
下記のようになっています。

受注後~材料調達~生産日程計画~工程管理~出荷管理~在庫管理

これがまあ、なかなか製品によって工程が全然違うので、いくつもの生産計画を考えているとアレがこっち、コレがあっちと難解なパズルをやってるような感じなのです。

材料調達に関しても、「タングステン」と一言で言うのは簡単なのですが、その中で種類が色々あって、さらにその中で径がちょー細かく分かれていて、メーカー指定があったりしてとこちらもなかなか難解なのです。

簡単にですが、毎日あーだこーだ独り言を言いながら過ごしています。

これにプラスして、各個人ごとに取り組んでいる仕事があって、DX的なことだったり・SDGs的なことだったり・業務効率化だったり・コスト削減だったりとここらへんは生産管理の枠を超えて他部署と協力しながら会社をより良い方向へ、そして売り上げ拡大へと励んでおります。

こっちの仕事も面白かったりするので、また機会があれば紹介します。

それでは、また。

新素材の切削加工にトライ!

2023年11月15日 (水)12時50分PM

こんにちは 営業の小澤です!

先日東急ハンズのキッチンコーナーを見ていたら、こんなものが…。

タングステン刃の包丁研ぎ

こちらの包丁研ぎ、砥石にタングステンが使われています。


ダイアモンドの砥石に比べて約半分の価格なんです。
これは買いたくなる・・・!

こんなところにタングステンを見つけ感動して、
なにか違うものに利用できないかな~、と考えています。

さて、今回の展示会では、今まで扱いがなかった素材にトライしよう!
ということで、 「モネル」の加工にチャレンジです。

モネルはニッケルと銅を主成分とする合金。
耐腐食性や耐摩耗性に優れ、航空宇宙や海洋の分野で使用されています。
意外と今まで加工していない素材でした。

モネル切削加工図面

5mmの丸棒に、Φ2の穴加工
設計から、さあ試作です!
モネルはどんなものか!

モネル切削加工試作

製作途中のサンプルがこちら

ここから5mmの板厚に削り出します。
表面を磨いて、

モネル切削加工試作2

サンプル一発目完成!

技術者いわく、普段から非常に硬いタンモリを扱っているのでサクッと削れたようです。
ただ加工中に熱を持ちやすく、またキズがつきやすい点は注意がいるそう。

展示会では、このモネル切削加工品の他、
タンタル(Ta)+タングステン(W)の組立溶接品などを新たに展示します。

NCチームはCAMもさらに活用し、複合旋盤の加工の幅も広がっています。

CAM
試作中

展示会では技術・開発者が直接お困り事のご相談を伺います。

実際に製品を手にとってご覧いただける機会ですので、
みなさま是非お越しください。

「高精度・難加工技術展」
▼11月29日(水)~12月1日(金)
▼@東京ビックサイト 西ホール (小間位置:K-056
https://autumnfair.nikkan.co.jp/

◆展示会 在駐 スタッフ
11/29(水)木村(技術)、森(開発)、島田(営業)
11/30(木)近藤(営業)、川上(技術)、島田(営業)
12/1(金)芭蕉(技術)、金野(開発)、小澤(営業)

形状記憶合金コイル

2023年11月01日 (水)14時05分PM

皆様お久しぶりです。技術課の川上です。

今回は、形状記憶合金の代表格であるNi-Tiをコイリングしてみましたのでご紹介致します。

Ni-Ti 合金 は一般的に形状記憶合金として知られており、変態点以上の温度では、変形を受けてもすぐさま元の形状を回復する性質を持っています。

また、Ni-Ti合金は、生体適合性 、疲労特性,耐腐食性 にも優れているので 医療でガイドワイヤーやステント等として利用されています。特徴としてもうひとつが 超弾性を有している事です。
コイルを作成するにはこの超弾性が悪さをします。一般的な金属ワイヤーであれば、丸く巻いていくとその有る程度はその形が付きますが、Ni-Tiワイヤーは超弾性が故に巻いてもコイルバックして元の素線状態に戻ってしまいます。
そこで、コイリングをした後に高温にて熱処理をする事で形状を記憶させる事が可能ですが、熱処理を工夫しないと綺麗な形状が付きません。
さらにコイリングしたものに立体的な形状を付ける事も可能です。

以下は私がテスト的に作成してみたものを実演しておりますのでご覧ください。

素線径:φ0.29 外径:φ1.6 のコイル

上記のコイルをブタのしっぽ状に形状記憶

しっかり形状記憶されている様子を動画にて撮影してみました↓

形状記憶合金コイル

動画ではコイルを引っ張っても元の形に戻る場面も有りますが、実際にどの程度までなら復元するのかを試してみましたが、2倍以上まで伸ばしてもお湯に漬ければ元に戻りました。それ以上伸ばしてしまうと元には戻り切りません。調べてみると以下の情報が有りました。

「 金属結晶構造が変わってしまうほどの極端な変形、または結晶構造が崩れるほどの高温を加えると、この弾性が損なわれれてしまう。」

いくら形状記憶合金と言ってもさすがに限界が有る様です。

動画で紹介したコイルは 11/29(水)~12/1(金)に開催される【高精度・難加工技術展】(西2ホール K-56) にて展示致します。手に取って現物を確認してみたいなど、ご興味の有る方は是非ご来場ください!その他に扁平に巻線したものなども展示予定です‼

11月展示会出展のお知らせ/岳石電気の3本柱

2023年10月23日 (月)08時58分AM

こんにちは。岳石電気・営業課の島田です。
夏も終わり、秋がやってきました。

今回は、展示会の告知があります。

11月29日(水)~12月1日(金)まで東京ビックサイトで開催される
「高精度・難加工技術展」に出展しますので是非ご来場ください!

今回のブログは、改めて岳石電気の「強み・特徴」に関して紹介させていただきます!

実績のある分野としては、色々とあります。
例えば 半導体、医療、センサー分析、ヒーター・殺菌熱処理、産業照明、宇宙産業などに実績があります。そして・・・

岳石電気には、強い3本の技術の柱があります!

1本目の柱は、「コイルフォーミング・精密フィラメント製造技術」!

我々は、1978年から45年間フィラメントを作り続けておりトライ&エラーを繰り返し現在に至ります。
一般照明用コイルから始まったフィラメント・コイル製造が現在では分析機器、医療分野、半導体関連などに使われるフィラメントを製造しています。
X線、紫外線、赤外線、可視光線、ガス探知など、用途は様々です!
海外向けには、特殊環境ランプ用にも納入しています。

コーティングもできます!
色々な用途に合わせてタングステン、レ二ウムやイリジウムのフィラメントに、「イットリア」や「アルミナ」をコーティングすることもできます。
アッセンブリーもお任せください。

イットリア・アルミナコーティング
セラミックベース アッセンブリー

なぜ、岳石電気は幅広く、高品質なコイルを作れるのでしょうか。

それは、長い歴史の中で積み上げてきた実績、データと経験、自社開発巻線機があり、他社には、マネできないノウハウがあるからなのです!
実績・経験・知識・信頼があるからこそ、「過去から未来への安全でエキサイティングなかけ橋」を架けることができると思います。

2本目の柱は、「加工が難しいレアメタルの精密機械加工技術」!

ミリ単位の精密加工! 他社ができない・やりたがらない材料と加工!
開発品の相談!?といえば岳石電の出番です!

レアメタルの精密機械加工品

難しい加工であればあるほど、それは岳石電気の栄養源となります。

分野は様々で、形状も数多くできます。
タングステンやモリブデンの加工を多く受注していますが、他にもステンレス、タンタル、レ二ウム、ニッケル、白金、チタンなども加工してきました。
最近は、モネルという材質の加工にも取り組み、日々、加工精度を上げるため分析とトライを進めております。

社内でアイデアを出し、自社設計した治具も多くあることも岳石電気の強みです。
最近は、引き合いも増えており、分野の幅も広がってきております!
何か課題はありますか?開発品はありませんか?二社購買をご検討中ですか?
ぜひ一度、ご相談ください。

3本目の柱は、「超高温熱処理技術とその熱処理炉」!

🔥最大2700℃ 超高温真空熱処理が可能

炉の種類

部品メーカーで上記を保有しているということは、大きな強みです。

これらの炉設備を活用し、ノウハウを蓄積してきました。自社で設計したものもあります!
自社で保有・活用することで、品質を安定的に保ちリーズナブルな価格で提供することができるのです。
製造・ろう付け、焼結などにフル活用することはもちろんですが、御社の開発などで熱処理が必要であれば、何なりとご相談ください。
又、ケースbyケースと思いますが我々からも何か良い提案ができます!
少量の場合や、テストピース、温度条件など何かお困りごとはありますか。
仕上がり具合など、既存の業者と比較してみませんか?

岳石電気は、「ものづくりメーカー」なので、熱処理業者とは違った視点もあると思います。 何でも相談してください!御社の気持ちが知りたい!
あ、すみません!つい熱が入りすぎてしまいました。クーリング、クーリング…。

以上、3本の柱(岳石電気の強みと特徴)の話をさせていただきました。

3本の柱 (1. コイル製造技術、2.精密機械加工技術、 3.超高温熱処理技術・炉) があればこそ、安心・安全・高品質・リーズナブル価格を実現できるのだと思います。

もしお時間がございましたら、ぜひ展示会に来場いただき御社のお話を聞かせていただきたいと考えております。



「高精度・難加工技術展」
▼11月29日(水)~12月1日(金)
▼@東京ビックサイト 西ホール (小間位置:K-056
https://autumnfair.nikkan.co.jp/

島田。闘魂。

工場のデジタル推進!

2023年09月19日 (火)09時00分AM

こんにちは 営業部の小澤です。

岳石電気も現在絶賛IT・DX化を進めています。

マシンのさらなる自動化、工程管理や申請のITシステム強化などなど、
やることは部署を超え多岐に渡ります。
しかも工程に対してさまざまな部署が絡んでいるため、全体をシステム化しようとするとなかなか複雑です。

と、いうことで、デジタル推進チームの発足です!

工場のデジタル推進会議中

ITDX化でコスト削減、業務の効率化による負担軽減、そして品質管理向上に繋げていきます。

タスクは盛り沢山ですが、会社をより良くしていく動きはやりがいがありますね!

このプロジェクトの続きは、またブログにてお知らせいたします。


トリタン調達・加工はお任せください

2023年09月12日 (火)08時56分AM

こんにちは 営業部の小澤です。

9月に入り、いきなり涼しくなりましたね。
私は蝉の鳴き声が聴こえなくなるまでを「夏」としているので、
まだ大丈夫。
まだ夏です!

さて、本日はちょくちょくお問合せを頂くトリタン( Thoriated Tungsten )についてお話ししようと思います。

トリタンとは?

トリウムタングステンは、タングステンにトリウムを添加したもので、高融点、耐震性、熱電子放出性、仕事関数低減などの特性を持っています。

ただしご存知の通り、トリタンは環境問題の側面から材料の入手がなかなか難しく、完成品においてもガイドラインによる規制の対象となっています 。

トリタンを使うメリットとは?

この特性が必要なフィラメントや電極があります。
溶接用の電極棒だけでなく、キセノンランプや電子レンジなどにも使用され、私たちの生活を支えてくれています。

トリタンを使うメリットは(以前の芭蕉のブログから引用させてもらいます)


■トリウムを添加 

→ 仕事関数が下がる 

→ 低温で電子が飛びやすく(放電しやすく)なる 

→ 電極、フィラメントの寿命が長くなる

つまり、ランプの長寿命化につながるということ

トリタン材調達します

国内の生産終了に備え、数年前から弊社では海外材料調達先を探してまいりました。
中国材料は比較的低価格で入手できコストを抑えられますが、品質が良くないこともあります。
きちんと物性評価し品質をクリアした物のみを取り扱っています。

4年前のちょうど今ごろは中国工場を直接訪問していました(コロナ禍でしばらく行けなくなってしまいましたが…)
18社を訪問するハードスケジュールの出張↓
https://www.takeishi.co.jp/wp/staffblog/?p=3117

最近も「トリタン扱ってない?」とお声がけをいただくことがあります。
ワイヤーやロッドなどの材料調達から、マグネトロンフィラメントや電極の製造まで一括して行っています。

マグネトロンフィラメント
トリタンフィラメント

トリタンに限らず、特殊材料の調達も行っております。
輸入材は営業の島田・小澤が手配しますので、
材料入手にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

お問合せはこちらから

〈社内行事〉納涼祭2023

2023年08月23日 (水)10時00分AM

こんにちは 営業部の小澤です。

先日納涼祭が行われました!

毎年恒例でしたが、コロナ以降初開催!なんと4年ぶり…!

いつもはBBQを盛大に楽しむのですが、久々の開催ということで、少し規模を縮小して開催です。

みなさんぞくぞく集合。

お料理もぞくぞく到着。

弥生鮨のにぎり鮨など、秦野の旨いものが揃いました。

さて、飲み物もキンキンに冷えたところで、カンパイです!

おいしいご飯と美味しいお酒で、話にも花がさきます。

今年はお子さまが多め!
(納涼祭はご家族ご参加大歓迎なのです!)

ということで、子供に大人気の花火大会(?)も開催です!

お酒やそうめんセットなどのギフトが当たる
毎年恒例の抽選会もあり、

まだまだ盛り上がっていますが、そろそろ夜も更けてきたので解散しまーす!

普段なかなかゆっくりと話すことがない別部署の方と、こうして交流ができるのは貴重な時間ですね。

暑い日もまだまだ続きますが、乗り切りましょう!
お疲れさまでした!!

エアコン効率をアップする一工夫

2023年08月18日 (金)14時33分PM

はじめまして、生産技術の山下です。

前々回のブログでは私の業務内容に密着していただいたので、
ブログを見てくださっている方は知ってくださっているかもしれませんね!

さて、生産技術の仕事は多岐にわたるのですが、
今回はご家庭でもタメになりそうな改善活動を行ったので紹介しようと思います。

夏になると、西日が弊社工場の室外機を猛烈に照らし、冷房が効きづらいという問題がありました。

西日がカンカン照り付けるエアコン

そこで、室外機の上にアルミシートを設置することに!

水分補給をし、寸法を測定中。。。

計測する山下

そして完成したのが、こちら!!

完成した日よけ

ここで、より室外機の効率を上げるための一工夫をご紹介。

エアコン効率アップの一工夫

上図のようにアルミシートと室外機の間にスノコを設け、空間をつくることで熱のこもりを防止できるそうです。
※設置の際は運転を停止し、紐などが巻き込まれないようご注意ください
※事故、怪我などについては自己責任でお願い致します

これにより、冷房の設定温度が2℃下げられたという職場も!!
(環境により、効果は変動しますのでご承知おきください)

アツいといえば、
弊社は数種類の炉を所有しています。

超高温真空熱処理炉(最高2700℃)

その経験を活かし、お客様の熱処理や接合など、
高温で使用される治具の問題改善やご相談を受け、
設計~製作まで一貫して行うことができます!

まずはお話しだけでも構いませんので、お気軽にご相談ください。


ろう付け(銀ろう)

2023年08月04日 (金)21時36分PM

お疲れ様です。開発を担当している森です。

ラグビー日本代表、先日のトンガ戦でようやく勝つことができ、嬉しく思いました。次のフィジー戦も期待したいです。

以前、高温環境に耐えるMo-Ru(モリブデン‐ルテニウム)ろう材の開発状況や接合事例について紹介させていただきましたが、今回は銀ろうを用いた接合事例について紹介させてください。
※Mo-Ruろう付けに関してはその後、お客様から試作のお話しをいただき、評価継続しております。

金属同士の接合方法は例えば、ガス溶接、アーク溶接、レーザー溶接、電子ビーム溶接などがありますが、これらはみな母材を溶かして接合する方法です。一方、ろう付けの場合は、母材よりも融点の低いろう材を溶かして接合するため、基本的には母材を溶かすことなく複雑形状の部品や精密な部品を接合することができ、メタライズ処理を行えば金属とセラミックの接合も可能な方法です。

ろう材を溶かす方法としては、ガスバーナーを使用する方法が一般的ですが、高周波誘導加熱や加熱炉を使用する場合もあり、接合したい部品のサイズや形状、数量などにより最適な方法を選択します。

各種金属の接合事例を断面写真で示します。

Cu+Cu(銅+銅)
Cu+Cu(銅+銅)


W+Cu(タングステン+銅)
W+Cu(タングステン+銅)


Mo+Cu(モリブデン+銅)
Mo+Cu(モリブデン+銅)


Mo+Mo(モリブデン+モリブデン)
Mo+Mo(モリブデン+モリブデン)


今後も様々な材料を試していきたいと考えております。 また、単に接合するだけでなく形状加工も含めたご提案も可能ですので、ご相談ください。

クセが強い焼結炉2号

2023年07月25日 (火)09時16分AM

こんにちは。開発の金野です。

先日引越をしたのですが引越先にはクーラーがなく、設置工事は週末で帰宅するのが怖いです・・・。

暑い日が続きますので、熱中症にならぬよう皆様も気を付けましょう。

さて今回のブログは熱処理炉についてです。

機械にはクセというものがあって特殊な機械になればなるほどクセが強い気がします。
そのクセを知り、どうやって使っていくか運用していくか、付き合っていくかを考えるのに苦労します。

実際、当社の特殊な機械はただ使い方を教えてもらっても、思い通りに動かないものがあります。
いわゆる職人さんと呼ばれる方々はこういった機会を手足のように使いこなし、耳を澄まし音で動きを感じ、品物を作っているのでしょう。

ん~深い・・・。

昨年導入した高温熱処理炉もその一つです。
単に昇温プログラムを作って入力して、温めボタンを押す。だけならいいのですが、そう簡単にいきません。

炉の中が空のとき、物がいっぱい入っているときでは温度の上がり方が違うのでプログラムを変えます。さらに、材料や雰囲気(真空や水素など)でもプログラムを変えることもあります。

高温熱処理炉

ただ闇雲に変えても効果が分からないので、予めどういったパターン(場面)があるかを想定してデータ取りをします。このデータをもとに「こう動かした方がいいんじゃないか」と意見交換しながらプログラムを作っています。

水素、窒素、アルゴン、真空の雰囲気で、100~2300℃の熱処理が得意な炉です。
熱処理についてお困りの方はお気軽にお問合せください。

岳石電気の熱処理はこちら

〈社員紹介〉「設計」山下の1週間に密着

2023年07月21日 (金)15時00分PM

こんにちは 岳石電気です。

今回は生産技術課の社員、設計の山下をご紹介させて頂きます。
普段の仕事風景をお届けすべく、
とある1週間に密着しました!

設計山下

まずは、山下のプロフィール
■所属:生産技術課
■元エンジニア
■30代
■九州出身
■2児の父
■超偏食家(世の中の6割の物は食べられません)


治具の設計・メンテナンスはもちろん、社内のさまざまな困り事に対応してくれるので、ひっぱりだこです。

月曜日

実験室でなにやら物音がするので覗いてみます。

実験室
作業中

おっ、月曜大工ですね!

作業中(寄り)

巻線チームからの依頼で、コイルの飛散防止を自作。
時折起こるマシントラブルにも迅速に対応してくれます。

工場

火曜日

岳石電気は最大2700℃の「超高温真空炉」を保有しています。
そこでなにやら異音がするとの社内通報が!
山下さん、出番です!

真空炉部屋
(真空炉ルーム)

どうやらホースのトラブルだったようですね。

メンテナンス中

しっかりメンテナンスをして、無事解決。

さて、午後は治具の設計です。

CADCAM

ちなみに生産技術課は、現在課長と山下さんの2人部署。
お二人ともデスクが異常にキレイなのですが、職業柄なのでしょうか…?

水曜日

ミラーの取り付け

見通しが悪い通路の安全対策。
ミラーを取り付けて、スムーズに通行ができるようになりました。

外出

午後からは協力会社さんのマシントラブルを解決しに、外出してきます!
(あ、衣替えしましたね!)

木曜日

新しいマシンの視察の為、「MF TOKYO」へ。
新規導入の検討のため、展示会にはよく行くそうです。

何度もお願いをしたのに、残念ながら写真を撮って来てくれませんでした…。

金曜日

MTG

生産課長と週1のMTG。
プロジェクトの進捗報告をします。
生産技術課は現在2人部署ですが、端から見ても報告・相談がしやすい風通しの良い部署であり、新しいアイディアや挑戦を後押ししてくれる環境です。

エアコン対策

猛暑なのにエアコンの効きが悪い…、との社内通報が。
どうやら室外機に日がガンガンに当たって熱を持っているようなので、
日よけを設計します。

ということで、1週間お疲れ様でした!
今回は社内修繕が多めな1週間でしたが、もちろん治具の設計やメンテが多い時もあります。

■山下さんにインタビュー ~ぶっちゃけ、お仕事はどうですか?~

Q-仕事のやりがいは?
(山下)新しい技術に触れ、取り込めるのが楽しいですし、毎日違う業務をするので刺激的で飽きません。
社内全体の状況を把握できるため、将来性もあると思います。
あと、小さな事でも社内から感謝されることが多く嬉しいです。

Q-生産技術は労働時間が過酷ではないですか?
(山下)深残はまだしていません!前職に比べ、一番早く帰れています。残業の日もありますが、定時で帰れる日もあり、メリハリがあります。
でも、仕事は無限にあるので安心してください笑

Q-岳石電気独自の評価制度はどうですか?
(山下)自己評価も上司からの評価も数字で示されるので、納得感があります。
自分に足りないスキルも、得意なことも自覚ができ、日々の業務の改善に活かせています。

Q-ぶっちゃけ、残念なことは?
DX化を進め始めたところなので、社内環境もまだまだこれからです。
デジタルに強い人材が来てくれたら助かります!

現在、 試作チーム立ち上げの為、新しいメンバーを募集しています。

社員募集

照明のフィラメント製造から始まった会社ですが、今では 医療機器や分析機器をはじめ、宇宙や航空分野にも積極的に参入しています。

NC加工(CAD/CAM)
■工作機械(旋盤・フライス・マシニングセンタなど)の使用経験がある方
■CAD/CAMの使用経験・知識がある方歓迎

◎求める人物像
・新しいものづくりに前向きにチャレンジできる方
・探究心があり、コツコツと試行錯誤を重ねられる方
・中核メンバーとして活躍したい方

〈詳細はDODAにてご確認ください〉
\\製造スタッフも同時募集中//
DODA求人募集ページ

   古い記事 »

年別アーカイブ

カテゴリー

* RSS FEED