技術情報

配管変更

生産技術を担当している矢後です。

長かった花粉症との戦いも終り、過ごし易い季節もあっという間に過ぎ去ってしまい、

梅雨の季節となりました。

 

今回は、前回のブログで紹介したチラー置換えによる、対象設備である“焼結炉”の

冷却配管変更についての内容です。

チラー置換え時に冷却効率を重視し、対象設備である焼結炉の冷却配管を変更しました。

その時は前回のブログでお伝えした通り、チラー本体の容量アップ、炉本体(胴体部)OUT側への冷却水配管を増設し冷却効率を向上させた事によりチラー戻りの水温を10℃下げることが出来ましたが、稼働時(1700℃)に炉本体の温度を確認したところ、炉の下側は手で触れても問題無い熱さでしたが、上側は熱く、火傷する温度になっていました。

使用頻度の変化も有り、以前はどのような状態だったか未確認だった為、取りあえずは安全カバーを設置する方向でいましたが、別件でトラブルが発生しメーカーにて調査してもらったところ、冷却水の流量・流路についてアドバイスをいただきました。

その内容をもとに社内で検討し、配管変更・改造を実施しました。

P1180371-1

配管変更部

 

流水効率を良くする為にOUT側を2系列に変更し、これに伴ってOUT側に

フロースイッチを増設。

P1170996-2    P1180008-3

変更前                     変更後

P1170999-3     P1180012-3

変更前                     変更後

 

変更した結果、劇的では有りませんが、炉の上部・中部で約10℃下部で約5℃下がり

効果は確認出来ました。

炉の上部の温度が火傷するほどの温度には変わりない為、安全を考慮し安全カバーも

設置しました。

P1180382-2     P1180383-3

設置前                      設置後

今後も引続き冷却効率を高めるのを目的に、蓋部冷却系統の改善を検討していきます。

 

 

 

2018-06-08
PAGE TOP