フレキシブルタングステンシートで遊んでみました
営業の任(にん)です。
昨年はだのブランドとして認定された弊社ブランドHEAVY SOURCEのW74シートの材料であるフレキシブルタングステンシートで、何か面白いものでも作れないかな...と思って、ちょっと遊んでみました。
W74シートは、下記写真の幅4cm、厚み0.5mm、1m長の長いシートを7cmに切断したものです。
このタングステンシートは、比重が12で、とても柔軟性のある材料です。
この長いシートを使って、YouTubeを見ながら頑張って頑張って巻きバラを作りました!
あまりうまくできていませんね!笑
ほぼ本物のバラと同じ大きさですが、タングステン素材ですので重さは240gもあります。
色は弊社ブランドHEAVY SOURCEのタングステンスプーンの塗装に使う塗料で上から吹いて簡易な色付けをしました。
タングステンシートは、放射線遮蔽性能を持ち、九州大学での遮蔽性能試験結果により、体に有害な放射線(ガンマ線)がどのくらい透過(通り抜ける)してしまうかを実験したデータです。 樹脂を利用したW74シートは非常に薄くてもガンマ線を遮蔽できることを証明されています。
また、タングステンは鉛と違って、毒性がないので、環境にやさしいのです。
素材は黒いですが、表面に色のコーティングもできます。
ただし、上からコーティングした色ですので、緩めのカーブくらいは何も問題がないのですが、今回作ったバラのような、極端に折ったりすると色が割れてしまい、中身の黒い素材が出てしまいます。
混合・混練時に塗料を入れても、タングステン粉の黒色に負けてしまうし、高温で焼結すると塗料がほぼ飛んでしまうので、最初から色の付いたタングステンシートを作るのはなかなか難しいことでもあります。
色を付けて、少し熱をかけて加工したり、極端に折ったりしても色が剥がれないコーティング方法は、今回の遊びが私に出した宿題です。
そして、来週のMEDTEC 2016弊社ブースにて、タングステンシートで遊んだもう一つの展示品もありますので、興味のある方は是非、4108ブースへ足を運んでください!