技術情報
開発レポート
タングステンの鏡面加工
お疲れ様です。開発を担当している森です。
今回、タングステンを鏡面加工してみましたので、紹介させていただきます。一口に研磨加工と言っても、その方法は様々です。電解研磨、液体ホーニング、バフ研磨、バレル研磨、化学研磨、ラッピング・・・等々たくさんありますが、今回実施した方法は秘密です。
この写真は、鏡面加工前のタングステンです。キズだらけです。
![](https://www.takeishi.co.jp/wp/staffblog/wp-content/uploads/sites/3/2020/06/MSP00009.jpg)
この写真は、加工前後のタングステンの表面を比較したものです。写真の左側が加工前、右側が鏡面加工後の状態を示しています。加工面に写り込んでいる黒い影は、撮影に使用したCCDカメラです。
![](https://www.takeishi.co.jp/wp/staffblog/wp-content/uploads/sites/3/2020/06/MSP00011.jpg)
定規の上に置いてみました。加工前のものは表面が粗いため、定規の文字が写りませんが、鏡面加工したものは、鏡のようです。
![](https://www.takeishi.co.jp/wp/staffblog/wp-content/uploads/sites/3/2020/06/MSP00016.jpg)
![](https://www.takeishi.co.jp/wp/staffblog/wp-content/uploads/sites/3/2020/06/MSP00015.jpg)
弊社は、このような繊細な加工も可能ですので、何かお困りのことがございましたら、ぜひご相談ください。お手伝いさせていただきます!
2020-06-26