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φ190純タングステン球
こんにちは 岳石電気です。
今回は最近の製品についてご紹介します。
突然ですが、こちら
純タングステンの球体です。
大きさはφ190
当社は極小部品が多いので、このサイズの純タンは重い…!
半球でも18キロ近くあるので荷運びする手が震えます。
用途はまだ非公開ですが、お客様の要望をお聞きして何度も図面を修正してようやく製作できました。
当初は樹脂タン(タングステンと樹脂を混ぜたもの)での製作についてお問い合わせいただいたのですが特性上、純タンがよいのでは?と考えました。
ただ、純タンにすると重いし、大きいです。
組み立てた後はネジで固定するので外れませんが、組み立てる時にズレると危ない!
落っことした時には製品の破損だけでなく大怪我すること間違いなし!
ということでズレにくいように、カパっと嵌るように溝を作ることにしました。
さらに時々、分解したいとのこと。
このままだといったん嵌ってしまうと分解するのは大変です(重いので)。
そのため分解時は簡単に外せるようアイボルトを付けるようにして、球体にしたときはアイボルトを外してタングステン製の塞ぎ用のネジを入れるようにしました。
単に球殻を製作すればよい。ということではなく、用途や使用環境、どんな人が使うかをお聞きして設計をさせていただきました。
用途が公開されましたら、またこちらの製品の詳細をブログで紹介いたします。
開発段階でのご相談やお困りごとについて、設計段階からお手伝いさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください!
岳石電気
2025-05-19
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