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ニッケルろう付け(接合技術)

2022年01月11日 (火)14時20分PM

開発担当:開発部 森
テーマ: ニッケルろう付け(接合技術)


開発の背景

キセノンランプや超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどの各種放電ランプに使用される電極は、点灯中はアーク放電によって高温となるため、電極構成部品の接合には様々な工夫が必要です。我々は、融点や電気伝導率が比較的高い特徴を持つニッケルをろう材とした接合技術の開発に取り組みました。


開発品用途・スペック

<用途>

放電ランプに使用される電極構成部品の接合
具体的には、分光分析、UV殺菌、UV硬化、レーザー励起、半導体露光装置、耐候試験機、ストロボなどに使用される特殊ランプ

<材質>

タングステンのバルク材・多孔質材など


開発の進捗内容

ニッケルによる、ろう付けの一例


ポイント・苦労点・その他

<ポイント>
高温環境で使用可能です。製品形状によっては、バルク材からの削り出しによる造形よりも、異種形状の部材を接合することで実現する方が材料コストを削減できる場合があります。
<苦労した点>
接合強度と見栄えの両立

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カテゴリー:開発レポート

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