加工品の検討方法
技術課の芭蕉です。
中国出張から無事に帰還しました!
懸念楽しみにしていたお客様大歓迎会は今回は1件のみでした。
噂の白酒は高級米焼酎でした。アルコール度数42℃・・・orz。
ワイングラスで1杯半を最初にのみ,その後はひたすら紹興酒を飲まされて飲んでました。
料理は見たこともないジャンルのものがずらりとありましたが、最初の白酒で感覚が麻痺してしまい味をよく覚えていません。
中国では乾杯=一気のみ(グラスを開ける)のことだそうで、何杯か飲んだ為、すぐに酔いがまわり
しばらくしてトイレにいきマーライオン状態に。。。
席に戻ったところまでは覚えているのですが、その後の会話はほぼ覚えていません。(たぶん寝ていた気がします。)
こちらはメンバー3人に対して、お客様軍団は総勢8人(だったような)。席の途中でお暇する方々がいて、
帰り際に必ずお酒を注ぎにきます。
女性の乾杯はかけつけ3杯だとか言われながら、注がれる度に何とか1杯,(一口だったかも)を飲み干してました。
帰るといいながらずっといた女性もいて何度もお酒を注ぎにこられました。。。
(心の中では、はよ変えれと叫んでました。その女性の微笑みが悪魔のようにみえていたのは僕だけでしょうか?・・・)
さて、話しを仕事に戻しまして、タングステンの先端をテーパー加工する製品があります。
テーパー加工といっても、加工の角度,テーパー部の先端の寸法などにより加工方法が異なります。
切削加工の製品写真がこちら。
テーパー加工面に丸く切削痕がついています。製品を回転させながら、切削バイトで削った為、このような切削痕がついています。
続いて研磨加工の製品写真がこちら。
こちらはテーパー加工面に対して横向きにダイスマークのような加工痕があります。これは砥石にて研磨をした製品の研磨痕です。
これらの製品は新規でお客様よりご依頼をいただいた時に、図面等の情報と一緒に既存のサンプルを送付いただいたものや、弊社で加工テストをした時のサンプルを撮影したものになります。
製品によっては、どうやってつくればよいのか分からず、加工方法からいろいろと検討をすることがよくありますが、一番重要な情報が実際の現品(加工品)となります。
図面どおりつくったら物が違う!なんてことを経験したことがある人も多いはず。。。
製品はうそをつきません。製品をよく観察し、どのような方法で加工しているのかを検討し、実際に社内にある設備でトライを繰り返します。社内の既存設備で難しい場合は、協力会社の外注先に依頼をしたりしながら、試行錯誤してまずは試作を作っていきます。
今後は、新しい製品の加工に挑戦をしていくことも増えると思いますので、日々勉強しながら取り組んでいきたいと思います。