開発レポート
分析展 JASIS2018 視察と新規材料開発
開発の木村です。
今週の9/5~7までの3日間、幕張メッセで開催されていた分析機器関連の展示会JASIS2018に行って来ました。
当社も分析機器で使用されるフィラメントの加工や、その他、装置の周辺部品の加工に携わっているので、営業活動はもちろんのこと、技術の情報収集は必要です。
ライフサイエンスや次世代電池などの注目分野に関するセミナーがあったり、各社の展示ブースの見せ方も新製品のPR、材料評価の方法説明など大変勉強になりました。
また、材料開発において、その評価をするために分析機器は大変重要で、求められる仕様や環境も変化していることをあらためて感じました。
ところで、当社でも自社開発を行い、製品化まで一貫して対応しているものがいくつかあります。
そのひとつが、機能性材料として、素材からポーラスタングステンをつくり、そこにエミッションを向上させる酸化物を含浸させた電極で光源用の部品です。
同じ電極が使われている燃料電池分野で気孔率を制御したものであったり、ホロカソードのようなポーラス体や含浸技術の応用品といったものなど、何か材料開発でお役に立てることがあれば是非お問合せ下さい。
2018-09-07