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冷却系統の一括化 ~結果~

2019年04月05日 (金)17時43分PM

生産技術を担当している矢後です。

気温も暖かくなり、お花見の時期となりました。

私も、20km以上の通勤をしておりますが場所に応じた咲き方の違う “一瞬のお花見”満喫しています。

今回は、前回・前々回のブログ“冷却系統の一括化”の結果がようやくでましたので 報告したいと思います。 結果報告の前に、目的をまとめました。

1. 新規大型チラー導入により、使用していたチラーを移設し有効利用する。

2. 複数の溶接機冷却を小型チラー・水道水で行っていたのを一括化する

3. 溶接作業エリアからチラーを撤去することにより、作業環境の改善(放熱対策)、 作業エリアの拡大

4. 水道水使用量(料金)の削減 以上に挙げた項目で、1~3は一部の画像です。

(詳細につきましては、前回のブログでお伝えしましたので今回は割愛させて頂きます。)


          この大型チラーより、分配部を経て7系統の溶接機の冷却系統へ

          分配部より各溶接機へ(冷却系統)

          今回の変更により未使用になったバルブ 

項目4に関してですが、比較期間対象が2ヶ月なのであくまでも参考データですが、

変更前使用量 → 変更後使用量     63.7%削減

変更前料金  → 変更後料金      68.9%削減   
 

 このように予想以上の好結果となりましたが、データ量が少なく生産量・生産種に よって、異なるので正確な削減量の把握はもう少し先になりそうですが、引続き“見守って”いきたいと思います。

東京オリンピックと色温度

2019年03月27日 (水)17時32分PM

営業の大坂です。
東京オリンピックの開催が近づいてきました。本当にそんなに暑い時期にやっていいのか知りませんが、2020年の7月24日(金)から17日間開催され、8月9日(日)に閉幕します。最終日は多分マラソンがあるので、酷暑の中を選手は走らなくてはならないのでしょうね。

オリンピックというと、国内からだけではなく、海外からも多くのお客さんが訪門されると思います。欧米から日本を訪れる方も多いでしょう。その時に、個人的に気になっているのが、日本にいると当たり前に感じる、5,000~6,500Kの色温度です。これは、駅などの公共施設 、オフィスや 電車の車両の中など、日本ではごくごく当たり前に存在する『昼白色』、『昼光色』と呼ばれる色温度ですが、欧米に行くとそれほどポピュラーな色味ではありません。

昨年の11月にもドイツ→オランダ→ベルギー→ドイツと出張に行き、期間中の移動はほとんどが電車でしたが、ベルリン、フランクフルト、ブレーメンなどといった駅は、規模こそは大きいものの、どちらかというと薄暗いといった印象を受けましたし、訪問した客先のオフィスも、日本のオフィスのように、蛍光灯またはLED蛍光灯が明るすぎるくらいに照っているというところは皆無でした。会議室のようなところは、ダウンライトが多くみられましたが、個人のオフィスなどだと間接照明が使われていたところもあります。電車の中も、日本のように6,000K前後の色温度の蛍光灯や蛍光灯LEDは使用されず、3,000K前後の暖か味がある照明が使われていました。

アジアの人たちと、欧米の人たちでは、目の色が違い、一般的にアジアの人のほうが、『まぶしさ』に強いといわれています。

東京オリンピックに欧米人が訪問した時に、日本の照明をどう感じるのか、個人的に気になります。

航空原動機・宇宙推進講演会

2019年03月13日 (水)08時47分AM

お疲れ様です。開発を担当している森です。

3月6日、7日の二日間、岐阜市の長良川国際会議場で開催された、「航空原動機・宇宙推進講演会」に参加してきました。本講演会は、1934年に設立された日本航空学会を前身とする日本航空宇宙学会が主催しており、今回で59回目です。なお最近は隔年で、Asian Joint Conference on Propulsion and Power(AJCPP)といって、日本・韓国・中国の連合による講演会を開催しており、来年は韓国でAJCPPを予定しているようです(今回は日本単独開催の年)。

会場では、電気推進・先端推進、流体・伝熱技術、航空機用エンジン、化学ロケット、極超音速推進の各分野から、46件の企画講演、47件の一般講演がありました。また特別公演では次の2件の興味深いお話がありました。講師はいずれもJAXA宇宙科学研究所にご所属の先生で、野中聡准教授からは【再使用ロケット実験機(RV-X)による飛行実験について】、西山和孝准教授からは【マイクロ波放電型イオンエンジン ~「はやぶさ2」までの実績と今後の展開~】についてお話がありました。

こちらは会場となった長良川国際会議場です。1300年の歴史がある鵜飼で有名な長良川です。他には、織田信長、岐阜城、金華山、鮎などが観光のキーワードとなるでしょうか。

長良川国際会議場


こちらは初日の夜に行われた懇親会の様子です。大学や企業の第一線でご活躍されている研究者や先生方ばかりです。今回初めての参加でしたので当然、面識がある方は誰一人いませんが、懇親会や、講演の休憩時間を利用して、名刺を交換していただいたり、その際に弊社のフライヤーをお渡しして業務内容を簡単にご説明させていただくなどして、ご挨拶させていただきました。

懇親会の様子


情報収集を目的とし、本講演会を聴講しましたが、正直なところ難しい内容ばかりでした。しかしながら、最先端の研究内容を知る機会は滅多にあることではなく、貴重な時間を過ごすことができたことは、とても有意義であったと思っています。


今後、本業界の発展に寄与できるような役割を果たせるよう、頑張りたいと思います。

タングステンのテーパー加工

2019年02月28日 (木)14時56分PM

技術課の芭蕉です。


私事ですが2019年2月11日に3人目の子供が産まれました!!!

産まれる前からわかっていたことですが、男男男の団子三兄弟ですorz

なにはともあれ無事に産まれてくれてホッとしております。

これから家の中が賑やかになりそうですが、子供達に負けないように強く生きていこうと思います!

 

さて、過去のブログにてタングステンの加工品の一例としてタングステンのテーパー加工品を紹介しました(https://www.takeishi.co.jp/wp/staffblog/?p=2607

 

その後、研磨加工の試作トライアルを行ったのでその進捗状況を紹介したいと思います。加工するタングステンの径はφ0.3~φ3.0くらいまでのサイズがあり、これから紹介する写真は中間ぐらいのサイズ径の加工品になります。

これは最初の試作品ですが、加工条件が合っていない為、先端が欠けてしまいました。

先端のカケは無くなりましたが、テーパー部が若干、湾曲しているように見えますね。

先端のカケ、テーパー部の湾曲は無くなりました。ただ表面状態が少し粗い感じがします。

先端のカケ、テーパー部の湾曲もなくなり、表面の凹凸も滑らかになりました。

切っ先も鋭く尖っており、刺さると痛そうですね。

遂にチャンピオンサンプルができました! と言いたいところですが、、、

 

実は、この写真は他社様で製造されたもので、この写真の形状が弊社が目指す理想の形状となります。現在は3番目の写真までの加工はできるようになったのですが、1本の加工時間が長い為、量産製造をすることができません。

これから更に加工条件、セット方法などを煮詰めていき、量産数量をできるように検討していきます。

 

岳石電気は様々な加工形状にトライを致しますので、加工にお困りの際は是非ご相談下さい。

色々なコイル

2019年02月19日 (火)18時10分PM

こんにちは、技術課の川上です。

今日は久々に極端な製品を手掛けたのでご紹介します。

まずは、弊社準最大級のコイルです。

私用されているワイヤーはφ1.5㎜、外径はφ35㎜!タングステンは粉末冶金金属なので、温めて巻線を行いますが、これだけの太さになると途中で断線する事もしばしば。

材料を無駄にしない為にも、不良率を下げて作成するのも弊社の職人軍団の腕の見せ所です。






逆に準最小コイルがこちらです。φ0.035㎜のワイヤーを使用し、全長が3.5㎜ほどです。よ~く見ると四角い形状になっています。

小さければ小さいで、ちょっとした鼻息で飛んでいってしまったりと、取扱が難しくなります。

この様な大きさの全く違ったコイルを日々作成しており、お客様の使用用途、環境などを考慮して「巻線方式」「形状付け」「熱処理」「洗浄」「梱包」など、どの様に効率よく製品を作るかの工程を考えるのも楽しい作業です。



変わり種なコイルはまだまだありますので、機会が有れば、このブログにて紹介していきたいと思います。

こんな形状、大きさ出来るかな?と思ったら、まずはご相談下さい。

テニクカルショウ・ヨコハマ2019

2019年02月10日 (日)16時39分PM

こんにちは、技術開発部の木村です。

2月の6~8日の3日間は、パシフィコ横浜で開催されていたテクニカルショウヨコハマ2019に出展しておりました。

    

この展示会には、毎年、秦野商工会議所工業部会のメンバー企業が、多数集まり、共同ブースで参加しています。

今年の秦野市のブースは、企業14社が参加し、デモや展示品での説明で、自社の製品、技術のPRをしていました。

ここ数年の間で、秦野市の参加企業様も年を追うごとに増えていますが、他のブースを見ても神奈川県の各市の団体や、県外からの共同出展ブースも確実に多くなり、ものづくり、開発をされる企業様の意気込みが伝わってきます。

       

ところで、この会期中、東京ビッグサイトでは、機械要素技術展が開催されていて、最終日にあたる2月8日の午前中は、東京ビッグサイトで、3Dプリンタ展や航空宇宙機器開発展の視察に行っていました。

当社でも、一部、宇宙関連の製品に携わっているものがあるものですから、情報収集です。

タングステンをベースにした機能性材料の加工品です。

       

軽量化が必要な宇宙分野で、重い素材が使用されるのが面白いと感じつつ、既成概念にとらわれない発想が大事、ということを再認識していることろです。

    

最後に、岳石電気は、今年度で40周年を迎えることが出来ました。

これも、お客様をはじめ、お取引様、関係者の皆様に支えられてきたお陰です。

事業分野の照明業界など弊社を取り巻く環境は、決して明るいものばかりではございませんが、50周年、60周年を迎えられるように、社員全員で日々精進していきます。

冷却系統の一括化 ~その後~

2019年01月31日 (木)18時37分PM

生産技術を担当している矢後です。

大寒に入り寒い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか。 今回は、前回のブログ“冷却系統の一括化”の続編をご報告します。 先ずは大元のチラーですが、配管を建屋のどの部分から入れるかを業者と検討を重ねました。

     配管接続後 (保温材・ステンレス仕上げ)

効率を考慮すると出来るだけ配管を短く、尚且つ高低差を無くしたいのですが、チラー付近、工場内壁に電気配線のダクトやガス関連の配管があり条件的に厳しい中、業者さんに頑張ってもらいました。

     工場内配管 IN・OUT 水温計

休日・深夜(AM2:00以降)以外、工場内は温度管理されているのですが結露対策としてIN側のみ保温材で施工してもらいまいた。

     配管引き回し後(設備上部)

天井部から分配部までの降ろし配管は、本来であれば配管が良いのですが設備等のレイアウト変更等を考慮しホースにて行いました。

     各設備への分配部

この部分から生産機械までの配管交換(繋ぎ込み)が社内工事です。 配管交換作業を行うにあたり、準備・シミュレーションを行いましたが、”期待通り” 残水(少しだけ汚水)を浴びながらの作業となりました。

     従来、使用していた市水用バルブ

従来、7系統中の2系統で使用していた個別のチラーを撤去したことにより、スペースが空き担当作業者の通常作業、メンテナンス時の作業性が向上しました。 また、生産設備付近の温度がチラーの放熱により暑かった環境が工場内の設定温度と同様になりました。(今は寒い季節だから”あっても良かったのに”という声もチラホラ・・・(笑)) 肝心な水道料ですが、請求月が次月な為まだ判明しません。ただ、改造前は5系統を市水の”垂れ流し”で使用していたので、期待はできそうです。 今後としては、大元のチラーの故障時に全溶接機が稼働出来なくなる為、緊急対応として 使用しなくなったチラー、今まで使用の市水供給バルブのマルチ化で対応していく予定です。

海外からの問い合わせ

2019年01月24日 (木)11時35分AM

ヨーロッパ出張の際に、パスポートを鞄ごと置き引きにあった、営業の大坂です。

   岳石電気のホームページをアップデートしてから、結構時間が過ぎました。日本語だけではなく、英語と中国語のページも作りましたので、ホームページを見た海外の人からの問い合わせ、売り込みが随分と増えたような気がします。

   特に、今までは現地の商社などを通じて問い合わせが来るのが普通であった、学校や公共機関からの、直接の問い合わせが増えています。ヨーロッパにある、量子コンピューターの開発を手掛けている大学から問い合わせがあったのも、去年の話でした。

   年末には、ヨーロッパの2か所から、非常に似たような問い合わせがありました。一つはヨーロッパの研究機関からで、ヨーロッパでは名門中の名門研究機関からの問い合わせでした。簡単な内容は、そこの研究機関で金属を研究する人からの問い合わせで、純度の高いタングステンが、放射線にさらされると、タングステンがどのような影響を受けるかを研究しているということでした。そこで、日本でタングステンの5N板材を調達し、少し加工をして、去年の12月に送付しました。ちなみに、この研究所は1954年から、化学、物理学、生理学の分野で18名のノーベル賞受賞者がいる研究機関です。

   もう一つの引き合いは、ヨーロッパの公的機関で、原子力を研究しているところからでした。非常に似たような研究ではないかと感じたのですが、こちらは放射線が、タングステンにどのような影響を与えるかを研究しているようです。こちらの引き合いには、5Nタングステンのロッドを少し加工して、今週の初めに送付しました。

   どちらの引き合いをくれた人も実際に実験をしたあとで、詳しい内容、どのような実験をしたのかを教えることができると思うとのことでした。ブログに掲載が可能であれば、載せてみたいと思います。

タングステン・モリブデン工業会セミナーの様子

2018年12月21日 (金)18時59分PM

お疲れ様です。 開発を担当している森です。

昨日ですが、タンモリ工業会の専務理事様から、セミナー当日の写真をいただきました。予稿集の校正などで大変お世話になった方です。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。

発表の様子。 緊張してます・・・。

 

質疑応答の様子。 当日は4件の貴重なご質問をいただきました。
弊社に関心を持っていただいたことに感謝しております。

新規顧客先への営業(ヨーロッパ海外出張)

2018年12月06日 (木)18時02分PM

2018年の11月10日~11月23日までの間、ヨーロッパ方面へ出張にいってきました。

出張メンバーは開発課長の木村、営業の大坂、芭蕉の3名で既存のランプメーカー様との打ち合わせ、及び、新規顧客先の開拓をしてきました。

 

今回の出張は文字通りの珍道中となり人生で大変貴重な経験をさせていただきました。

その内容につきましては、私の口からは恐れ多くて申し上げられません。。。

今後の営業の大坂のブログを楽しみにお待ちください。乞うご期待!!

 

 

私は2016年の6月にもヨーロッパ方面に出張させていただきましたが、その時は既存の顧客先のみでした。

今回は新規分野のお客様が大半を占めており、前回とは全く違う新規顧客獲得に向けての営業となりました。

新規で訪問させていただいたお客様の詳細は記載できませんが、分析機器関連のメーカー様を多くご訪問させていただきました。

 

その中でもどのお客様にもご興味を持っていただいたのが、イットリアコーティングフィラメントを使用した製品です。弊社の開発課の森が、改良に改良を重ねて完成した技術であり、既に日本のお客様にて高評価をいただいております。

 

訪問先のほぼ全ての顧客先で是非試作を行いたいとのお声がけをいただき、これから各お客様とNDAを結び試作を行う段取りを進めております。

 

私のこれまでの営業は既存(照明)分野がメインであり、既にお取引をさせていただいているお客様を訪問し、最近の動向や、注文数量,コストダウンの打ち合わせがほとんどで、新規開発案件等は年々減ってきております。

 

今回の出張で訪問させていただいたお客様は、営業の大坂が電話で約束をとりつけ、初めてお会いする方がほとんどの為、どのような応対になるかシミュレーションを行い、事前に質疑応答を用意して臨みました。限られた時間の中で濃い内容の打ち合わせをしなければならない状況でしたが、最低限の内容はお客様と打ち合わせできたと考えています。弊社だけのオリジナルの武器(技術)があることが非常に強みになることだと改めて実感しました。

 

反省点、勉強不足も多々ありますが、それは次回に活かしていきたいと思います。

 

タングステン・モリブデン工業会セミナー

2018年11月26日 (月)19時49分PM

お疲れ様です。開発を担当している森です。

 

先日11月22日、福岡県博多市でタングステン・モリブデン工業会主催のセミナーがあり、弊社も参加いたしました。

 

タングステン・モリブデン工業会は現在、正会員5社、準会員9社からなり、その設立は1943年と歴史ある工業会です。

 

正会員は材料メーカーである、株式会社アライドマテリアルさん、日本新金属株式会社さん、日本タングステン株式会社さん、東邦金属株式会社さん、東芝マテリアル株式会社さん(順不同)で構成され、弊社は準会員として所属しております。

 

このセミナーでは毎年、会員企業から数件の技術発表があるのですが、今回は弊社も発表いたしました。我々からは今回、従来の照明関係とは異なる分野での取り組みについて、技術的なお話を含めご紹介させていただきました。

 

タイトルは、「既存照明以外のタングステンの応用事例」です。

 

お話させていただいた内容は大きく二点あります。ひとつは独自に開発したタングステン合金の応用例について、ルアー(HEAVY SOURCE)を中心に、またもうひとつは、工業製品の応用例についてお話させていただきました。

 

発表当日までは準備などで大変でしたが、無事に発表を終えることができ、先ずは安心しております。改めて、タンモリ工業会様、材料メーカー様、販売代理店様、セットメーカー様にお礼申し上げたいと思います。

 

タンモリ業界のさらなる発展を願い、弊社は今後も新しいことにどんどんチャレンジしていきます。

 

PHOTON FAIR 2018

2018年11月05日 (月)19時12分PM

こんにちは、技術課の川上です。

 

先週の11月2日、弊社の顧客である浜松ホトニクス殿の展示会「PHOTON FAIR 2018」を視察してきました。

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流石にノーベルに3度貢献した企業で、展示会場を一社で貸し切り盛大に開催されておりました。

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会場に入ってすぐには、テレビ技術の祖、高柳健次郎博士の技術を汲んでいる事が説明されており、その後も過去から未来への製品の説明が展示されています。

特に、スーパーカミオカンデに使用されている20インチ光電子増倍管の製造工程がビデオで流れており、その技術力の高さに感心しました。

また、弊社が納入している製品群の完成体も多数展示されており、それらを直に見る機会はあまり無いので、非常に為になりました。

弊社と浜松ホトニクス殿との付き合いは、意外にもフィラメントからでは無く外注加工からスタートし、その後、タングステンフィラメントを注文頂ける様になり、今現在では多種・多様な加工品を納入させて頂いております。弊社がどんな製品に携わっているかは開示出来ませんが、この様な光技術で世界をリードする企業様とお付き合いしていくには、我々も日進月歩で技術力を磨いていかないと強く感じる展示会でした。

 

最後に、会場を出ようとするとお土産まで戴いてしまいました。

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写真では判りづらいかと思いますが、「乾パン」と「源氏パイ(浜ホトVer)」です。

源氏パイは静岡県限定のお土産として、駅でも販売されていたので判りますが、なぜカンパン??

後で調べてみると、どうやらこの源氏パイの製造元が一緒で、浜松市の三立製菓さんとの事でした。(その他にも「チョコバット」や「カニパン」も製造されているそうです。子供の頃、よく食べたな~。)

 

それではまた、次回お会いしましょう。

冷却系統の一括化

2018年10月12日 (金)17時17分PM

生産技術を担当している矢後です。

朝晩はちょっと肌寒く感じますが、日中は過ごし易く体を動かしたり、お出掛けをするのに心地よい季節です。私も先日は地域の体育祭で、日頃運動不足なのを忘れ張り切り過ぎてしまいました。皆さんの中にも地域行事に参加された方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、来週末に予定している溶接設備への冷却系統変更及び既存チラー移設についてです。

3月に能力アップさせたチラーに交換した際に、以前に使用していたチラーを移設しましたが、そのチラーを工場内溶接設備の冷却に使用し、現状で設備横に設置していたチラーを撤去、及び冷却に水道水を使用していた別の設備もチラー冷却に変更し、何系統かに分割されていた冷却系統を一括化にする内容です。

 

今回の工事の目的として、

・設備の有効利用

・チラーからの放熱による室内の環境温度の改善

・設備横の作業エリアの拡大

・水道水使用量の削減

以上4項目です。

 

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未使用状態だった3月に移設したチラー

 

 

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生産設備横のチラー2機 (放熱が半端無い)

 

 

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配管引き回し予定の天井ラック部

 

 

 

屋外チラー(大型)から、使用頻度の高い主要設備付近への配管・分岐用のマニホールドまでの

入口・出口の工事は業者に依頼していますが、各機械(7機)計14本への配管は社内工事で行います。

 

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100M巻の使用するホース

 

社内工事にあたり、いかに楽に出来るか効率良く出来るか・残水を浴びずに作業出来るかを

考えて準備しています。

工事後の効果は、次回報告します。

 

でかいフィラメント

2018年10月05日 (金)19時50分PM

お疲れ様です。開発を担当している森です。

 

今回は、タイトルにもありますように、サイズの大きなフィラメントコイルのお話です。 用途をお伝えすることはできませんが、あるお客様からのご相談がきっかけとなっています。

 

図面を拝見しますと、材料の指示がφ2mmのタングステンとなっており、かなり難易度が高そうです・・・。 タングステンは硬い材料ですので、容易に曲げることができません。 写真のように、φ2mmのタングステン棒を曲げようとすると、簡単に折れてしまいます。

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しかし弊社は創業以来、フィラメントの加工技術を培ってきた会社です。 簡単にあきらめるわけにはいきません!!  ・・・そして試行錯誤を重ねた結果、どうにか形にすることができました。 写真をご覧ください。 写真の下の方に、弊社が普段から取り扱っているフィラメントコイルを並べていますが、サイズの違いを実感していただけるでしょうか。

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これは別の角度から見た写真です。きちんとコイル形状になっていることが分かります。

MSP0001

 

 

ちなみに、線径は細いですが、こちらも大きいサイズのタングステン製コイルのひとつです。弊社では、このような形のコイルも造ることが可能です。

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弊社は今後も持ち前のチャレンジ精神で、従来のサイズや形状にとらわれない新しいフィラメントコイルを開発し、お客様のご要望に応えて行きたいと思います。

グローバル化で避けられない中国ビジネスの注意点

2018年09月21日 (金)17時00分PM

海外営業の茂呂です。

最近は気温も涼しくなり秋が感じられる頃合いになってきましたね。中国で長年働いていたにもかかわらず、中国ビジネスの難しさを痛感している今日この頃です。

 

さて、ビジネスの世界にもグローバル化の波が押し寄せてきていますが、人口減少の避けられない日本の企業においても日本市場だけでビジネスをしていくだけでは生き残れなくなってきました。

ただ、日本人の中には「いいモノを作っていればお客は自然とついてくる」と考えている人も少なくありません。しかし、今では「いいモノを作っていても知ってもらえなければ売れない」という時代になってきています。

 

そんなグローバル社会の中、私は岳石電気で中国企業のお客様を担当させて頂いています。

 

さて、中国企業との取引で一番多いのは品質問題ではないでしょうか。実際、私も中国で働いていた時はこの問題で悩んでいた企業を多く見てきました。

日本人の感覚であれば「安くて品質の良いものを提供しよう」と考えますが、中国には「一分銭一分貨」という言葉があり、これは文字通り「一分(お金の最小単位)のお金で買えるものは一分の価値しかない」という意味です。つまり、中国人にしてみれば「安かろう悪かろう」が当たり前であったりします。日本人が求める「安くていいモノ」を求めることがそもそもの間違いなのは中国でよくあることです。ただ、すべてのモノの品質が悪いというわけではありません。特に高付加価値製品ではない、すぐにコモディティ化されるような製品を作らせたら中国がコストメリットにおいて世界一ではないでしょうか(あくまで個人的な意見です)。

つまり、中国製品の品質はそれなりであるという前提でビジネスをしなければいけないのですね。

 

弊社でもWebサイトを経由して中国から問い合わせが来ることが珍しくありません。中には実態の伴わない問い合わせもあります。中国から大きな案件が転がり込んできた、と喜ぶ前に色々な方法でアプローチして相手を知ることが中国ビジネスの基本なのかもしれませんね。

 

※今回の記事は私の経験に基づいた主観的な意見になっていますので、中国との取引すべてが問題あるわけではありません。また、特定の個人や企業を批判するものではありません。

あかりの日

2018年09月14日 (金)15時30分PM

営業の大坂です。

 

9月14日に日本照明工業会の『2018年秋季懇親会』が開催されます。岳石電気も工業会の会員になっていますので、本日の懇親会に参加します。昔から、賀詞交換会や懇親会などの工業会が主催するイベントに参加してきましたが、参加するメンバーが随分様変わりしました。政府がLEDを推進するようになってから、以前のような、東芝ライテックさんや、パナソニックさんのように、あらゆる種類のランプや器具、取り付け部品など、家庭用から産業用まで、照明に関するものでしたら何でも作る照明総合メーカーさん。ランプの製造に特化する、ランプメーカーさん。器具を専門に製造する、器具メーカーさん。HIDやローボルトハロゲンなどのランプを点灯させる安定器やドライバーを製造する、安定器メーカーさん。そして、岳石のように、ランプのフィラメントや電極を製造する、部品メーカーなど。照明の世界は、なんとなく、うまい具合に住み分けがついていました。ところが、LEDが一般照明の世界に進出してくると、その住み分けが大きく変わってしまいました。

 

LEDはチップ(またはモジュール)とドライバーを入手することができれば、比較的簡単に、ランプを作ったり、器具を作ったりすることができます。ランプメーカーさんが、器具一体型のランプを作ったり、反対に器具メーカーさんがランプ一体型の器具を作ったりと、今までのような、住み分けというのが、なくなってしまったような気がします。

 

現在、岳石電気の製造するフィラメントや電極は、ほぼ100%特殊用途に使用されるランプ向けです。例えば、ヒーターランプや分析機器用のランプなど、熱の問題や、波長の問題で、LEDを使用してランプ化するのが難しいものがまだまだあります。

 

先日、ヨーロッパからフィラメントの引き合いがありました。ランプ用途を聞くと、信号機用とのことで、ランプの仕様も送ってきてくれました。それをみますと、どうやって作るのかはわかりませんが、ハロゲンランプで寿命が25,000時間とあります。以前に、ドイツに出張に行った際に、ヨーロッパ諸国が、アフリカを植民地化した際に、鉄道や道路などのインフラを整備したと聞きました。そのころに設置された信号機が、おそらくいまだに使われており、それに必要なランプなのではないでしょうか。

 

LEDの最大の特徴は省エネです。ヨーロッパでは、商業施設や一般家庭を中心にランプ効率の悪いランプを段階的に効率の悪い順に使用禁止にし、LEDへの切り替えを求めてきました。日本の街の公民館のステージよりも小さいような、劇場の多いヨーロッパでは、効率のよくないハロゲンランプは、例外的に使用を認められてきましたが、今回は、例外を認めない方向で規制をかけようとしています。資金に余裕のある、大きな劇場は、これを機に劇場照明をLED化するということも可能ですが、小規模で、資金に余裕の無い劇場には無理な話で、今後、ものすごい数の劇場が廃業に追い込まれるといわれています。省エネの重要さはわかっているつもりですが、すべてをLED化するというのはどうなのでしょうか?このような、小規模な劇場は、淘汰されたほうがいいのでしょうか?

 

10月21日はあかりの日です。工業会からは恒例のポスターが送られてきました。10月21日はエジソンが初めて実用的な白熱電球を開発した日です。ポスターの中心に、小学生が描いた絵がかかれています。これをみて、『なんとなくこれはLEDの光じゃないな』と感じたのは、自分だけでしょうか?

分析展 JASIS2018 視察と新規材料開発

2018年09月07日 (金)21時53分PM

開発の木村です。

 

今週の9/5~7までの3日間、幕張メッセで開催されていた分析機器関連の展示会JASIS2018に行って来ました。

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当社も分析機器で使用されるフィラメントの加工や、その他、装置の周辺部品の加工に携わっているので、営業活動はもちろんのこと、技術の情報収集は必要です。

 

ライフサイエンスや次世代電池などの注目分野に関するセミナーがあったり、各社の展示ブースの見せ方も新製品のPR、材料評価の方法説明など大変勉強になりました。

 

また、材料開発において、その評価をするために分析機器は大変重要で、求められる仕様や環境も変化していることをあらためて感じました。

 

 

ところで、当社でも自社開発を行い、製品化まで一貫して対応しているものがいくつかあります。

 

そのひとつが、機能性材料として、素材からポーラスタングステンをつくり、そこにエミッションを向上させる酸化物を含浸させた電極で光源用の部品です。

 

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②-3 H2O2 8min ×1000

 

同じ電極が使われている燃料電池分野で気孔率を制御したものであったり、ホロカソードのようなポーラス体や含浸技術の応用品といったものなど、何か材料開発でお役に立てることがあれば是非お問合せ下さい。

加工品の検討方法

2018年09月03日 (月)17時02分PM

技術課の芭蕉です。

中国出張から無事に帰還しました!

 

懸念楽しみにしていたお客様大歓迎会は今回は1件のみでした。
噂の白酒は高級米焼酎でした。アルコール度数42℃・・・orz。
ワイングラスで1杯半を最初にのみ,その後はひたすら紹興酒を飲まされて飲んでました。

料理は見たこともないジャンルのものがずらりとありましたが、最初の白酒で感覚が麻痺してしまい味をよく覚えていません。

中国では乾杯=一気のみ(グラスを開ける)のことだそうで、何杯か飲んだ為、すぐに酔いがまわり
しばらくしてトイレにいきマーライオン状態に。。。
席に戻ったところまでは覚えているのですが、その後の会話はほぼ覚えていません。(たぶん寝ていた気がします。)

こちらはメンバー3人に対して、お客様軍団は総勢8人(だったような)。席の途中でお暇する方々がいて、
帰り際に必ずお酒を注ぎにきます。
女性の乾杯はかけつけ3杯だとか言われながら、注がれる度に何とか1杯,(一口だったかも)を飲み干してました。
帰るといいながらずっといた女性もいて何度もお酒を注ぎにこられました。。。
心の中では、はよ変えれと叫んでました。その女性の微笑みが悪魔のようにみえていたのは僕だけでしょうか?・・・)

 

さて、話しを仕事に戻しまして、タングステンの先端をテーパー加工する製品があります。

テーパー加工といっても、加工の角度,テーパー部の先端の寸法などにより加工方法が異なります。

 

切削加工の製品写真がこちら。

切削加工

 

 

テーパー加工面に丸く切削痕がついています。製品を回転させながら、切削バイトで削った為、このような切削痕がついています。

 

続いて研磨加工の製品写真がこちら。

研磨加工

 

こちらはテーパー加工面に対して横向きにダイスマークのような加工痕があります。これは砥石にて研磨をした製品の研磨痕です。

 

これらの製品は新規でお客様よりご依頼をいただいた時に、図面等の情報と一緒に既存のサンプルを送付いただいたものや、弊社で加工テストをした時のサンプルを撮影したものになります。

 

製品によっては、どうやってつくればよいのか分からず、加工方法からいろいろと検討をすることがよくありますが、一番重要な情報が実際の現品(加工品)となります。
図面どおりつくったら物が違う!なんてことを経験したことがある人も多いはず。。。
製品はうそをつきません。製品をよく観察し、どのような方法で加工しているのかを検討し、実際に社内にある設備でトライを繰り返します。社内の既存設備で難しい場合は、協力会社の外注先に依頼をしたりしながら、試行錯誤してまずは試作を作っていきます。

 

今後は、新しい製品の加工に挑戦をしていくことも増えると思いますので、日々勉強しながら取り組んでいきたいと思います。

納涼祭2018

2018年08月22日 (水)18時22分PM

こんにちは、技術課の川上です。

 

今年も恒例の納涼祭が開催されました。

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定時後の開催にも関わらず多数の従業員が参加しました。

 

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今年は専門業者からお肉を仕入れた為、もの凄い量と質ですが、匂いにつられて沢山の人が、、、

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暑い夕方も、気心の知れた同僚達とのおしゃべりでアッと言う間に肉・酒・時間は消費されて行きます。

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最後には、これまた大量に仕入れられた花火で、お子様を中心に花火大会。

子供達が皆集中して花火をしている姿を見ていると癒されます。

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親睦会幹事の皆さま、ありがとうございました!

 

最後に、大人になっても大型連休後の社会復帰に時間が掛かるのは私だけでしょうか。。。

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治具、あれこれ

2018年08月17日 (金)17時44分PM

 

生産技術を担当している矢後です。

連日暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

今週一杯、お盆休みの方もいられると思いますが、弊社は16日より業務再開です。

皆さんは何処かへお出掛けになりましたか?

私は、行楽先への道中に局地的な豪雨に見舞われましたが、無事に辿り着けホッとしました。

今年は、変な天気ですね。

 

今回は、業務の1つでもある治具作製の近況を紹介します。

治具作製に関しては、新規製品立上(試作用)と作業効率の向上を目的とした作製があります。後者の治具にはコストを掛けて完璧?に近い物を設計・材料選定から行いますが、前者のパターンは上手くいくかテストも含まれている為、材料・部品などを中古品や端材等を使用して行う場合もあります。

次に挙げる例は、あるお客様より依頼の試作品の何工程かに使用する治具です。

※お客様の物の為、全体はお見せで来ませんが

この製品に関しては形状・大きさ等の関係で手作業での製作になる為、道具的な要素も入っている治具です。

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曲げ用治具

 

画像中央部の溝にワークの本体をセットし、ブロックの角度を利用してワークより伸びている足部の角度付けを行う治具です。

 

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挿入用治具

 

前工程にて溶接を行ったワークを、キャップに挿入・接着する治具です。

この治具に関しては弊社倉庫内のジャンク部品 お宝を集め、苦労して作製した治具です。

リバース動作は“輪ゴム”という低コストタイプで、作業者により張力を変更可能な優れ物です。(笑)

 

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抵抗チェック

 

組み上がった製品の、抵抗チェック用の治具で当初はそれぞれのターミナルをクランプして作業を行っていましたが、一回のクランプ動作で行えるようになりました。

 

以上、紹介した治具の効果として作業者のテクニック・経験による事と、比較対象の治具等がない為、数値で表す事が出来ませんが安定した品質で生産出来るようになりました。

(抵抗チェックのみ、100個あたり72Sの短縮)

今後は、“より使用し易い治具・増産に対応出来る治具”を念頭に改造・改良を検討していきたいと思います。

余談ですが、“治具”って業界用語ですよね? 学生時代は知りませんでした!!

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