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Staff Blog最新記事一覧
新しいCAMソフトを導入!
2023年05月18日 (木)13時44分PM
こんにちは 営業の小澤です。
少し前になりますが、「SolidCAM」を導入しました!

これにより、
●より複雑な形状の加工が可能に!
●加工ノウハウをデータ化、蓄積できる
●スイス式旋盤のシュミレーションが可能に
作業効率も向上し、さらに製造の幅を広げることができそうです!
弊社では、さまざまなプロジェクトの開発段階から携わり、ご提案をさせていただいております。
お困り事などございましたら、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
【お問合せフォームはこち】】
https://www.takeishi.co.jp/contact/ent.php
\\また、現在CAMが使用できる方も追加で募集しております!//

★新設ポジション!【製造技術(CADCAM/加工)】
【試作開発全般に対応】レアメタルを用いた精密部品の試作
(加工条件の検討、工作機械での製作、CAD/CAMデータ作成など)
▼詳細はこちらから[マイナビ]
*製造スタッフ(リーダー候補も同時募集中!)
https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-259219-2-3-1/
新しいチャレンジに前向きな方、一緒にものづくりしませんか?
\雰囲気が良く、風通しの良いチームです/

ご応募お待ちしております!
【採用情報】チャレンジができる職場で一緒に働きませんか?
2023年05月10日 (水)16時04分PM
こんにちは 岳石電気です。
現在弊社では下記の職種を募集しております。
新しいものづくりに前向きにチャレンジできる方、大歓迎!
近年では宇宙関連のお仕事にも携わっています。
一緒にものづくりしませんか?

★新設ポジション!【製造技術(CADCAM/加工)】
【試作開発全般に対応】レアメタルを用いた精密部品の試作
(加工条件の検討、工作機械での製作、CAD/CAMデータ作成など)
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★将来のリーダー候補募集!【製造スタッフ】
【教育体制充実】レアメタルを用いた「コイル」の製造業務を担当。医療機器、分析器、半導体製造装置、照明など幅広い製品に組み込まれる部品です!
▼詳細はこちらから[マイナビ]
https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-259219-2-4-1/
☆女性が大活躍中!座って作業〇【製造スタッフ(パート)】
金属製品の加工を手掛ける当社にて、部品の切断や検査など
製造スタッフとしてご活躍いただきます。
▼詳細はこちらから[クリエイト]
https://www.arbeit-jungle.com/jobs/Com000133945/Rec003379918/
上記求人サイトの掲載は5月末までとなります。
お早目のご応募お待ちしております。
岳石電気株式会社
〈お知らせ〉ゴールデンウィーク休業について
2023年04月24日 (月)16時01分PM
平素は格別のご愛顧くださり、厚くお礼申し上げます。
ゴールデンウィーク期間につきまして、下記日程を休業とさせていただきます。
【休業期間】2023年5月3日(水)~5月7日(日)
休業中のお問い合せにつきましては、2023年5月8日(月)より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
岳石電気株式会社
〈展示会情報〉 展示品のご紹介
2023年04月13日 (木)11時55分AM
こんにちは
技術営業課の芭蕉です。
2023年1月に待望の新メンバーが1人増えました。営業部に所属になりました島田さんです。英語が堪能で海外のお客様をメインに担当しながら国内のお客様も少しづつ対応していく予定です。
私と同い年 1981年生まれ!ブログでは何度か私の家族構成を紹介しましたが、元気な男の子3人と日々戦争のような日常を送っておりますが、島田さんは4人とのこと!!しかも全員男の子!!!
世の中、上には上がいるものです。。。
お互い切磋琢磨し、時には励まし合いながら仕事、子育てを両立し頑張っていこうと思います。
さて、岳石電気は名古屋ものづくりワールドの「航空・宇宙機器開発展」に出展しています。
■展示会情報
日時:2023.4.12(水)~ 4.14(金)午前10時~17時
場所:ポートメッセ名古屋 最寄り駅:金城ふ頭駅(会場まで徒歩約5分)
〇弊社出展エリア:航空・宇宙機器開発展[第1展示館2-14]
▼公式サイト
https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp/about/aerotech.html
今日は展示会2日目となります。今までは東京ビックサイトや幕張メッセ等での出展経験はあるのですが、今回は初の名古屋での展示会となります。どのようなお客様と出会えるのか楽しみにしております。
展示会のコンセプトですが、3つのシーズテーマもとに展示をさせていただいております。
①フォーミング・コイリング技術
②高温熱処理
③精密機械加工
下記に展示している製品を少し紹介させていただきます。

タングステンの先端特殊加工品
先端長さ 1.5mm ,先端径φ0.4,溝径φ0.2の多段切削加工

タングステンの尖頭加工品
テーパー角は任意。ご希望の形状で検討致します。

タングステン板 厚み1mmへのφ5mmへの孔加工
その他にもたくさんの展示品をご用意しております。
4/14まで開催しておりますので、お時間のある方は是非足をお運びください。
たくさんの宿題をお待ちしております。
〈展示会情報〉初日の様子
2023年04月12日 (水)20時41分PM
展示会1日目日終了です!
初日からたくさんの方にお越しいただきました。
やはり製造業が盛んな土地だけあって、盛り上がり方もちょっと違いますね。
引き続き、13日(木)14日(金)もお待ちしております!
■展示会情報日時:2023.4.12(水)~ 4.14(金)午前10時~17時
場所:ポートメッセ名古屋 最寄り駅:金城ふ頭駅(会場まで徒歩約5分)
〇弊社出展エリア:航空・宇宙機器開発展[第1展示館2-14]▼公式サイトhttps://www.manufacturing-world.jp/…/about/aerotech.html





〈展示会情報〉いよいよ明日から開催です!
2023年04月11日 (火)22時32分PM
こんにちは 営業部の小澤です!
いよいよ明日から、名古屋ものづくりワールドが開催されます。岳石電気は【航空・宇宙機器開発展】へ出展します。
本日は搬入を終えて、準備完了!


今回の展示はさらにパワーアップして、岳石電気の技術を難難材加工技術をより詳しくご紹介しております。
次回の展示会はしばらく後の予定ですので、ぜひこの機会にお越しください。



4/12(水)は、木村・川上・小澤、4/13(木)~14(金)は、近藤・森・島田が担当いたします。
■展示会情報日時:2023.4.12(水)~ 4.14(金)午前10時~17時
場所:ポートメッセ名古屋 最寄り駅:金城ふ頭駅(会場まで徒歩約5分)
〇弊社出展エリア:航空・宇宙機器開発展[第1展示館2-14]▼公式サイトhttps://www.manufacturing-world.jp/…/about/aerotech.html
〈展示会情報〉名古屋ものづくりワールドに出展します
2023年03月30日 (木)13時48分PM
こんにちは 営業部の小澤です。
桜の季節ですね!
秦野には桜が多く、 6.2kmの 「はだのさくら道」という長い長い大通りがあったり、 会社近くの河川敷沿いや公園にも桜がたくさん咲いています。
秦野市中が一面さくら色なので、最近は通勤が楽しみです♪

あいにくのお天気であっという間に散ってしまいそうですが…
さて、このたび4月に開催される名古屋ものづくりワールドの「航空・宇宙機器開発展」に出展することとなりました。
弊社ブースでは、 タングステン・モリブデン・タンタルなどの難削材・高融点金属を素材開発から組み立てまで、一気通貫で提供する技術をご紹介させていただきます。
開発段階からのさまざまなお困り事もお手伝いさせていただきますので、ぜひお立ち寄りください。
■展示会情報
日時:2023.4.12(水)~ 4.14(金)午前10時~17時
場所:ポートメッセ名古屋 最寄り駅:金城ふ頭駅(会場まで徒歩約5分)
〇弊社出展エリア:航空・宇宙機器開発展[第1展示館2-14]
▼公式サイト
https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp/about/aerotech.html

タングステンの微細めねじ加工
2022年12月23日 (金)23時47分PM
お疲れ様です。開発を担当している森です。更新が遅くなってしまい申し訳ございません。
今回は、タングステンに微細なめねじを造ることができましたので、ご紹介させていただきます。
めねじ加工は通常、ドリルで下孔をあけ、その後にタップという工具を使ってねじを刻みますが、材料がタングステンになりますと容易ではありません。ただでさえ常識が通用しない世界ですので、微細な加工となるとなおさらです。
この写真は、板厚2mmのタングステンに、M1.4のめねじを加工した例です。ピッチ0.3mmのねじ山が形成されているのが分かりますでしょうか。

実際に、M1.4のおねじを通した写真を示します。

今後はさらに小さなねじの加工に挑戦していきます。タングステンに限らず検討させていただきますので、お困りごとがございましたら是非ご相談ください。
JIMTOF2022と社内行事
2022年11月29日 (火)16時35分PM
こんにちは。開発の金野です。
11月20日からサッカー・ワールドカップがカタールで開催されています。
23日の試合では日本がドイツに勝利し、このまま決勝トーナメント進出か!?と思っていたのですが、27日は惜しくもコスタリカに負けてしまいました。
(9月16日の森課長のブログの「世の中そんなに甘くはありません」という言葉が刺さります・・・)
次戦は12月1日で強豪スペインです。勝利して決勝トーナメントに進出できることを祈っています。
と言っても、サッカーのことは全く分からないんですけどね。いわゆる「にわかファンです笑」分からなくても日本(我々)の代表が戦っているので応援しない訳にはいきません。
残念ながら試合は朝の四時。早く寝て四時に起きるしかありませんね。
さて、今回のブログですが先日開催際されたJIMTOF2022に視察に関してです。

JAPAN INTERNATIONAL MACHINE TOOL FAIRの頭文字をとってJIMTOF だそうです。日本の工作機器が一堂に会するイベントです。
東京ビッグサイトの東、西、南棟の全会場で開催されたので全部見ようとすると時間が足りません!歩き回って足も痛いです!ということで一番興味のあったAdditive Manufacturingエリアを中心に見てきました。略してAM(エーエム)というらしいのですが3Dプリンターのことです。
樹脂製のものは治具として使ったことがあり知っていたのですが、AM技術の進歩によって
コンクリートをノズルから出して積層することで家のような構造物を作ったり
肉と脂肪を積層してステーキ肉を作ったり(配合によって硬さを変えれる)
こんなことができるそうです。どんどん身近な存在になってきましたね。
私たちの業界にもこの技術が使われています。
NTTデータザムテクノロジーズさんのブースではタングステンやニオブを使って造形した展示物がありました。実物を見ると、そりゃ拳銃も簡単に作れるよな。と思ってしまうぐらいの仕上がりです。
3Dデータさえあれば何でも作れちゃう、魔法の機械。だと思いがちですが良いことばかりではないそうです。大量生産に不向きだったり、公差が甘かったり、高価だったり。といった欠点はあるものの、日々技術は進化しているので、解決される日は近いのでは?と思っています。
夏頃に3D-CADの講習に行って使い方を勉強してきたのですが、ついつい慣れた2D-CADを使ってしまうので3Dの使い方を忘れつつあります。
この展示会行って3D-CADの重要さを再認識できたので、マニュアルを見直そうかな~と思う今日この頃です。
今回のブログは岳石電気の行事についてもご紹介します。
ホームページの社内行事・福利厚生欄には「釣り大会を行います」と書かれています。
私は2年前に入社したのですが、この釣り大会が楽しみで入社したといっても過言ではありません。
注)釣りが趣味、好き。というわけではないのですが何か魅力を感じたのは事実です。
新型コロナの最中に入社したこともあり、おあずけ状態でしたが、ようやく釣り大会が決行されました。
朝5時半ごろ大磯港に集合 → 氷をボックスに → 船に乗り込み → 竿を固定する道具を付けて・・・・長くなりそうなので割愛します
さぁ。出航です。
どこに向かっているのか。なんて海の上では全く分かりません。

天空の城ラピュタでは飛行石の指し示す方角を
「今は最後の草刈りの季節だから、日の出は真東よりちょっと南へ動いています。光は日の出と丘の左端を指したから・・・」
とシータが言っていたので、きっと南東なんでしょうか笑

天気が良かったので船からは富士山が見えます。
風は強くなかったので予想していたより揺れず船酔いすることもありませんでした。

釣れたお魚さん達です。
これをお寿司屋さんに持ち込んで宴会です。

釣って直ぐなので新鮮で美味しくいただきました。
文章だけで楽しさは伝わらないかも知れませんが・・・ 船酔いは大丈夫か?釣った魚はどうやって捌けばいいのか?どのくらい釣れるのだろうか?魚は触れるのだろうか?と心配とワクワクでいっぱいでした。
釣りの楽しむだけでなく、他部署の日頃話せない方と親睦が深められる!というのが良いところですね。
釣りが好きでなくても、魚が触れなくても、船酔いしそうでも大丈夫です。
私は全部ダメですが、どうにかなりました笑
なんだか楽しそうだな~と興味を持った方。岳石電気で一緒にお仕事しませんか?
掲載しようと思い1ヶ月が経過してしまいました。
当社の行事も再開されていくようなので徐々に更新していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
「産業交流展」にご来場ありがとうございました。
2022年10月25日 (火)18時40分PM
岳石電気㈱技術課の川上です。
掲題の通り、無事「産業交流展」を終える事が出来ました。新規のお客様や既存のお客様にも多数ご来場いただき、誠にありがとうございました。
9月の「N-PLUS」での展示方法から改善を図り、少しでも興味を持って頂ける様に改善し、動画展示など工夫を凝らし、展示品にふさわしい新規開発品を多数用意出来ました。残念ながらご来場出来無かった場合でもHPの問合せフォームからご連絡下さい。随時対応させて頂きます。必要であれば直ぐにお打ち合せに伺います。(展示内容の一部は本blogにて掲載しておりますのでご確認下さい)


また、次の展示会出展も検討しておりますので、決まり次第blog上でも告知して参りますので、 次回はさらにパワーアップし充実した内容で臨みたいと思っております。
産業交流展2022に出展します!
2022年10月12日 (水)19時14分PM
岳石電気は、10月19~21日に東京ビッグサイトにて開催される「産業交流展2022」に出展致します。
産業交流展は、 脱炭素化・デジタル化への課題解決や推進力となる技術やサービスを誇る中小企業が集結した展示会です。
弊社は「機械・金属」ゾーンの 機-101 ブースにて出展致します。
先月のN-PLUSでの反応を元にさらにブラッシュアップした展示内容となっています。
ちょっとフライングして、展示内容の一部を紹介致します。
1)コイル・フォーミング
長年培ってきた照明用フィラメントのフォーミング技術を活かした特殊形状製品

コイルをDNAの様な螺旋形状にしたコイル
2)難削材加工
タングステンだけでなく、難削材全般を加工致します!

3)高温熱処理
自社開発の超高温・高速真空炉やマルチ雰囲気炉を使用した高融点金属の熱処理技術(溶接、溶融、長大結晶化、クリーニング)

4)アセンブリ
フィラメントと溶接技術を駆使した、用途に沿ったアセンブリのご提案

これらは極々一部です。この他にも多種多様な技術・製品を展示致しますので、是非ご来場ください。
機械加工での取組み
2022年09月28日 (水)19時02分PM
こんにちは 製造部/生産技術課 松波です
ようやく酷暑といわれた暑い時期が過ぎ、過去の進路からすると迷走?した超大型の台風が毎週のように日本列島を脅かしているなか、弊社の加工グループでも過去に経験のない新たな挑戦に向けた取組みが展開されています
弊社は難削材加工をメインとしていろいろな形状の製品の試作から量産までを手掛けています
その中で全長123のタンタル丸棒を旋盤で加工しました

これは細長い形状の難削材でありながら、途中異径(計6種)の加工があり、
それぞれ±0.1以下の厳しい公差で加工できたことが大きな成果となっています
試作中は刃物に押されラッバ形状になったり公差内に加工する事がとても難しく、何度もくじけそうになりましたが、色々な工夫を駆使して何とか作り上げる事が出来ました
今後は加工時間を短縮し競争力のある製品になるよう進めて行きます
また、次回に新しい取組みを紹介したいと思います
展示会(N-PLUS)会場準備
2022年09月27日 (火)21時59分PM
本日は、明日9月28日(水)から30日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「N-PLUS」の出展準備に行ってきました。
安倍元首相の国葬が行われるための交通規制が敷かれていて、いつもより移動に時間がかかりましたが、無事、設営・準備を終えました。


出展準備 ②
当社の出展場所は、「受託・加工技術展」のエリアで、 ブース番号「G-67」になります。
前回の展示会参加は、約2年半前の2020年2月に開催された「機械要素技術展」で、コロナ感染症がまさに蔓延し始めたタイミングでした。
遠方からの共同出展者は、クラスターを警戒してか全く参加していませんでした。
開催初日の午後から、ブースを撤収し始める企業もいて、それが二日目も歯止めが掛からず、3日間最後まで会場に立ち続けたことで、何か違う達成感があったことを思い出します。
今回は、岳石電気の新しい取り組みも紹介、展示しますので、是非、足をお運び下さい。お願い致します。
タングステンネジ 自動盤製作の最小サイズ製作に挑戦!!
2022年09月26日 (月)16時16分PM
こんにちは 技術課の芭蕉です。
9月も後半に入り、やっと過ごしやすい気候になってきました。9月は19日,23日と3連休が2回もありました。台風の影響で残念ながら遠出ができませんでしたが、近場のカラオケBOXにて子供と楽しく歌ってストレス発散をして過ごしました。私の趣味は音楽で、以前は年に2回ライブにでるような音楽活動をしていたのですが、コロナ渦の影響でほとんど活動をしなくなってしまいました。。。そろそろ再開したいと考えている今日このごろですが、妻の許可がおりません。
さて、複合加工機、マシニングセンターを2月に導入後、半年ほどの期間が過ぎました。様々な製作取り組みをしてきましたが、その中の1つを紹介していきたいと思います。
NC自動旋盤機によるタングステンネジの最小サイズに挑戦してみました。
挑戦の結果はこちら!!

φ2×1000~2000Lのタングステン棒から削り出しています。
全長17L,中央部M3 並目 P0.5×3mm,端部 M2細目 P0.25×7mmとM1.6並目P0.35 ×7mmのサイズで加工しました。
もちろん自動盤での製作なので、量産数量の対応が可能です。試作のみではなく、量産製造できるように色々工夫をしております。サイズが小さくなると当然、刃先も細いものを使用する必要があります。刃先が細いと切削刃の寿命が短くなりチッピングが発生しやすくなります。市販のチップからロウ付けバイトまで様々な材質・形状を検討し最適化しました。
大型のマシニング加工品については、今後紹介していきますので楽しみにしていてください。
展示会出展情報
N-PLUSに出展いたします。是非ご来場ください。
東京ビッグサイト 東6ホール、 小間番号 G-67
2022年9月28日~30日、 10:00~17:00
上記記載のタングステンネジも展示致します!!
薄肉のモリブデン(Mo)るつぼ
2022年09月16日 (金)23時26分PM
お疲れ様です。開発を担当している森です。
6月下旬の話になりますが、3年ぶりにラグビーを観戦しました。秩父宮ラグビー場で開催された、ウルグアイ代表VS日本代表の試合です。ここはラグビー専用の球技場であり、選手と客席の距離が近いことが特徴ですので、選手の熱気がひしひしと伝わってきました。その秩父宮ラグビー場(周辺の施設含め)も、今後の再開発によって新しく生まれ変わるそうです。施設を利用する側としては、より素晴らしいラグビー場になることを祈るばかりです。
先日、新規開発した熱処理炉について金野よりご紹介させていただきましたが、加工設備の増強も引き続き進めております。ただ、優れた設備を導入したからと言って、直ぐに難しい加工ができるようになるわけではありません。世の中そんなに甘くはありません。
今回ご紹介させていただくモリブデンるつぼは、ある大学の先生からのご要望が発端となり開発したものです。

具体的な用途や全体の細かい寸法はお話しできませんが、板厚はなんと0.2mmです。ご所望の板厚が非常に薄いことから当初は絞り加工を検討しましたが、金型が必要であり高額となるため、切削加工に切り替え、検討を進めておりました。加工条件を何度も検討し、ようやく満足のいく仕上がりとなりました。

この写真は、るつぼの外側にアルミナ(Al2O3)をコーティングしたものであり、絶縁を目的としております。このアルミナは高温で焼結しておりますので、比較的強固に仕上がっております。過去にも、アルミナをコーティングした事例をいくつかご紹介させていただきましたが、それらはタングステン(W)へのコーティングでしたので、モリブデンにコーティングした例としては初となります。
このように弊社は、加工だけでなく、コーティングや熱処理なども可能です。今後もさらに付加価値の高い製品をご提案できるよう努力して参ります。
展示会出展情報
N-PLUSに出展いたします。是非ご来場ください。
東京ビッグサイト 東6ホール、 小間番号 G-67
2022年9月28日~30日、 10:00~17:00
新しい炉を導入しました
2022年09月08日 (木)16時33分PM
こんにちは。開発の金野です。
本日の秦野市は曇り/雨ですが、明日から少し天気は良くなるようです。
沖縄~九州は台風が近づいているようなので被害が出なければいいのですが。
今回のブログは当社に新しく導入された電気炉を紹介します。
この電気炉は水素、ウェット水素、窒素、アルゴン、真空雰囲気で2300℃の熱処理ができます。
ウェット水素??
その名の通り濡れた水素です。湿った水素にすることで有機物を分解しやすくしたり、汚れを取れやすくしたり、様々な効果があります。
導入されてから早速2300℃で熱処理をしてみると「ブゥ~~~ン~~」と結構大きな音がします。
これは変圧器の鉄心が磁歪(じわい)現象によって伸び縮みして、鉄心の継ぎ目などから音が鳴るそうです。
(日立産機システムさんのHPから引用させていただきました)
低い音が出るのは普通。と記載されていますが音に慣れるまで少し不安ですね。
現在、本稼働に向け炉内の温度分布を調査しているところです。
さて、この炉を何と呼べばいいか・・・?
当社には別の高温熱処理炉があるのでそれぞれに名前を付けることにしました。
新しい方の炉なので、新焼結炉・・・流行にあやかり、シン・焼結炉。
今後、新しい炉を導入するとシン・シン・焼結炉。ややこしくなるから却下。
上司に相談すると。「2号機」はどう? 即決です。
ということで命名「焼結炉2号機」。某アニメ風の弐号機にしたかったのですが止めておきます。

以前より大きな材料の高温熱処理ができるようになったので今後のブログで紹介していきたいと思っています。ご期待ください。
熱処理のみの受託も可能ですので、お気軽にお問合せください。
最後に、この電気炉は「事業再構築補助金事業」の支援を受け導入しました。
大切に使用し、どんどん活用させていただきます。
展示会 N-PLUS に出展します
2022年09月07日 (水)16時47分PM
岳石電気は、9月28~30日に東京ビッグサイトにて開催される「もの作りの総合展」NーPLUSに出展致します。
NーPLUS は、ものづくりとモビリティに新たな価値をプラスをコンセプトとし、素材から加工技術構成要素である部品、製品までを網羅した展示会です。
会場図はまだ公開されていない様ですが、弊社は「受託・加工技術展」のG-67ブースとなります。
岳石電気は 、主に3つのシーズから切り込んだ展示を予定しており、以下の内容を予定しています。
1)精密機械加工
汎用旋盤、NC旋盤、マシニングセンタ、平面研磨機、センタレス研磨機、放 電加工機、プレス機などを用い、多彩な加工品を展示予定です。
W・Mo・Taの難削材ネジ、特殊複合加工品 など

2)高温熱処理
真空・水素・窒素雰囲気などマルチに高温処理が出来る炉を活用した様々な応用製品を展示予定です。
アルミナコーティング、イットリアコーティング、複合溶接、エッチング品 など

自社設計した特殊フォーミングマシンを駆使した特殊形状コイル、初張力をコントロールしたコイルを展示予定です。
ガイドワイヤー、多角コイル、長尺コイル、各種溶接アセンブリ品 など

※展示物は変更になる可能性も有ります。
取扱材料の一例:タングステン、モリブデン、タンタル、ニオブ、チタン、タングステン合金、コバールSUS(316L、310S)、真鍮、セラミックス(アルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素、ステアタイト)など
詳細については、当日会場にて是非お確かめ下さい。
トリタン
2022年08月04日 (木)20時00分PM
営業の大坂です。海外からトリタンのワイヤーやロッドを輸入するような仕事もやっています。
最近、トリタンの供給をやめてしまう材料メーカーがちらほらとみられるようになりました。
トリタン(Thoriated Tungsten)に含まれるトリウム(Thorium)というのは非常に微弱ではありますが、放射性があるものです。このトリウムに対する規制が厳しくなっているようです。
溶接するときに使用される電極棒以外にも、照明の世界でもごく当たり前に使用されている材料のひとつで、キセノンランプやキセノンフラッシュランプの電極などに多く、手広く使われています。
TIG溶接の電極棒と同様に、放電性が良くて長寿命化につながるといったのが、ランプの電極として使用される主な理由だと思います。
ただし、前述したように、放射性があるというところから、何か違った酸化物をタングステンに加えて、トリタン電極を使用した時と同じようなパフォーマンスを得ることができないかということを、材料メーカー、ランプメーカー、岳石の間でいろいろと試してみました。放電性、放電の安定性、長寿命などのことを考えると、トリタンにとって代わるものはいまだに見つかっていません。
機械加工(新規導入設備)での取組み
2022年06月28日 (火)13時00分PM
こんにちは 製造部/生産技術課 松波です。
6月だと言うのに梅雨は明け、記録的な猛暑が続いています。
そんな暑いなか弊社の加工グループでも熱い取組みが展開されています。
今年初めにマシニングセンタや複合旋盤などの設備を導入しました。
既存のエリアを整理し搬入したのでいろいろと環境整備など大変でしたが、
現在は製品化に向け試行錯誤し、マニアックな楽しい時間を過ごしています。
弊社の加工品は主に難削材と言われるタングステン、モリブデン、モネル、
タンタルなど知る人ぞ知る、知っている人は投げ出したくなるような、
一般的な金属の常識が通用しない作業が多くなります。
その中で加工担当者が取組んでいるものについて紹介します。
複合旋盤でのテスト加工品です。
※複合旋盤加工に関しては使用経験が乏しく、先ずはどの様な事が出来るのかから始めてみました。

材料はφ12のモリブデンで、中心部にφ3を残し、厚み3mmの加工となります。
この様に複合旋盤を使用し一貫加工出来るようになりました。
今後も1歩ずつではありますが着実に知見を深めていき、
沢山のお客様の要望にタイムリーにお応えできる様に活動を続けていきたいと思います。
また、機会があれば新しい取組みを紹介したいと思います。
機械加工製品のご紹介
2022年05月26日 (木)20時58分PM
こんにちは 技術課の芭蕉です。
皆様GWは満喫できましたでしょうか?今年は行動制限もなく、旅行に出かけて羽を伸ばした方も多いのではと思います。我が家では三男がGWの前日に発作を起こし、そのまま入院となってしまいました。診断結果は喘息です。GWの間は治療でずっと病院で過ごすことになりコロナのため面会もNGでしたが、GW最終日に無事退院し元気になって帰ってきました。当面は毎日薬を飲みながら様子を見る必要がありますが、運動制限などもなく、成長するにつれて気管が広がり回復するだろうとのことで一安心です。
喘息になった要因の一つにダニ、埃NGとのことで、GWは大掃除期間として、徹底的に掃除しまくりました。ちょうどテレビCMで ジャパネットたかたが大セールと宣伝していた、ダイソンの掃除機をGET!重さなんと1.5kg!!もちろんコードレスなのでめっちゃ快適です。新しく手に入れた武器を片手に部屋中のゴミを吸い集め、布団ノズルで布団のダニも退治しました。ついでに断捨離を行い、いらないものは全て捨てました。おかげで三男が返ってきてからも発作の症状もなく、部屋もきれいになり快適に過ごしています。GWは遠出が出来なかった為、夏季休暇はどこかに出かけようと今から子供達と計画しています。
さて仕事の話に戻りましょう!
弊社で製造した機械加工製品を紹介したいと思います。今回はタングステン、モリブデンのネジです。

上記の写真は、タングステンのネジです。
最外径φ4から段付きに切削加工し、M3のネジ加工を行い先端に幅1mm、深さ2mmの溝加工をしています。全長は約10mmです。本製品はもともと、旋盤で手動で製造していたのですが、現在は自動盤で加工をできるように検討し、大量生産,コスト削減が可能になりました。モリブデンでの製造も対応可能です。
弊社では、今年の2月に複合旋盤機とマシニングセンタの新しい設備を導入し、機械加工製品の製造に力を入れております。新しい製品を随時紹介していきますので楽しみにしていてください。