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配管変更

2018年06月08日 (金)17時52分PM

生産技術を担当している矢後です。

長かった花粉症との戦いも終り、過ごし易い季節もあっという間に過ぎ去ってしまい、

梅雨の季節となりました。

 

今回は、前回のブログで紹介したチラー置換えによる、対象設備である“焼結炉”の

冷却配管変更についての内容です。

チラー置換え時に冷却効率を重視し、対象設備である焼結炉の冷却配管を変更しました。

その時は前回のブログでお伝えした通り、チラー本体の容量アップ、炉本体(胴体部)OUT側への冷却水配管を増設し冷却効率を向上させた事によりチラー戻りの水温を10℃下げることが出来ましたが、稼働時(1700℃)に炉本体の温度を確認したところ、炉の下側は手で触れても問題無い熱さでしたが、上側は熱く、火傷する温度になっていました。

使用頻度の変化も有り、以前はどのような状態だったか未確認だった為、取りあえずは安全カバーを設置する方向でいましたが、別件でトラブルが発生しメーカーにて調査してもらったところ、冷却水の流量・流路についてアドバイスをいただきました。

その内容をもとに社内で検討し、配管変更・改造を実施しました。

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配管変更部

 

流水効率を良くする為にOUT側を2系列に変更し、これに伴ってOUT側に

フロースイッチを増設。

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変更前                     変更後

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変更前                     変更後

 

変更した結果、劇的では有りませんが、炉の上部・中部で約10℃下部で約5℃下がり

効果は確認出来ました。

炉の上部の温度が火傷するほどの温度には変わりない為、安全を考慮し安全カバーも

設置しました。

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設置前                      設置後

今後も引続き冷却効率を高めるのを目的に、蓋部冷却系統の改善を検討していきます。

 

 

 

強い「チーム」って、なんだ?

2018年06月01日 (金)19時04分PM

お疲れ様です。開発を担当している森です。
タイトルのとおり、今回はいつもとは違う話をさせてください。

 

突然ですが、私はラグビー経験者です。今は現役から退いていますが、15年ほど経験しました。マイナーなスポーツですが、2015年のワールドカップ-イングランド大会での日本代表の活躍を覚えている方も多いのではないでしょうか。日本代表は最強の敗者とも呼ばれました。

 

いま日本のラグビー人口は11.5万人※だそうです。日本の総人口1億2600万人に占める割合はなんと0.09%です。
※http://publications.worldrugby.org/yearinreview2015/en/66-1

 

国内ではなかなか普及しないスポーツですが、それでも平尾誠二さん(2016年10月に永眠されました)のことを知らない方は少ないのではないでしょうか。以前、次の本を読んだのですが、その中に興味深い内容がありましたので、ご紹介したいと思います。

 

 

【 友情  平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」 】  山中伸弥、平尾誠二・惠子 著  講談社

 
山中 ラグビーはチームプレーを考える必要がありますね。それがきちっとできるチームが強くなっていく。

 

平尾 そうですね。

 

山中 僕は中学時代から8年間柔道をやって、ラグビーをやったのは大学時代のわずか3年間。そのあとはトライアスロンやマラソン、趣味でちょっとゴルフをしたりと個人競技ばかりだから、「自分さえ頑張れば」っていう気持ちがあるんです。

 

平尾 僕の勝手な考えですけど、ラグビーはチーム競技か個人競技かっていった時に、実は個人競技の部分が圧倒的に多いと思うんです。たとえば、チームワークという言葉の概念を日本人に訊くと、だいたいの人は「助け合い」と、きれいに回答しはるんですね。どっちかというと美しく語る。でも、チームワークというのは、実はもっと凄まじいものやと思うんです。いちばんすばらしいチームワークは、個人が責任を果たすこと。それに尽きるんですよ。

 

山中 なるほど。

 

平尾 そういう意識がないと、本当の意味でのいいチームはできない。もっと言うと、助けられている奴がいるようじゃチームは勝てないんです。

 

山中 それはそうですね。

 

平尾 助けられている奴がいるってことは、助けている奴がいるわけです。その選手は、もっと自分のことに専念できたら、さらにいい仕事ができるんです。強い時のチームっていうのは、助けたり助けられたりしている奴は一人もいない。どの選手も、プロフェッショナルとしての意識が非常に高くて、本当に貪欲に挑み続けて、できなかったらそのことに対して最大限の努力をしていく。それが、一人一人の選手が持たなきゃいけないチームワークとしての姿勢だと思うんです。

 

山中 なるほど。

 

平尾 それがなくなってきた時に、チームとしては弱体化しはじめるんです。甘えはよくない。プロフェッショナルな気持ちを持つことが大事。だから強いチームって、意外に一人一人が仲いいことはないんですよ。日常的には一人一人が自分のペースをしっかり持っていて、普段はそんなにベタベタ仲良くしてないんだけれども、いざという時には、ある目的に関してプロフェッショナルな仕事をするという意味でね。・・・

 

 

この考え方には異論もあるかもしれませんが、平尾さんは結果を出してきた方ですので説得力があります。私もそのとおりだと思います。

 

我々もさらにお客様のお役に立てるよう、より強い「チーム」を目指し、頑張りたいと思います。

 

 

ところで来週から一週間ですが、海外営業の大坂と二人で、サンディエゴで開催されるアメリカ質量分析学会に行ってきます。内容については追ってご報告できればと思います。

工場見学!

2018年05月28日 (月)18時31分PM

久々に登場の川上です。

 

工場見学と言えば地域柄、小学生の頃は地元・秦野の「日本専売公社(現JT)」に見学に行った事を思い出しました。子供がタバコの工場見学をするとは今思うとシュールですが、お土産はさすがにタバコでは無くジュースを2本貰った記憶が有ります。他にも平塚の「日産車体」を見学し、フェアレディZの下敷きを貰ったりと工場見学と聞くとワクワクが止まりません。三つ子の魂百までで、岳石電気で働きだしてからもお客様の工程を見学させて頂くと色々と勉強になります。

 

さて、何でこの様な前置きになったかと言うと、現在とある案件で、キリンさんとの開発案件が有ります。守秘義務が有るので、どの様な開発品なのかは明記出来ないのが残念ですが、弊社にとっても新しいチャレンジとなる様な製品群となり、関連する項目を色々と調べてみるとPETボトルひとつとっても非常に奥が深いと感心させられました。特に子供の頃は当り前だった瓶から缶を経てPETボトルに移り変わる為の開発秘話など非常に興味深かったです。(子供の頃、瓶を酒屋に返却すると30円貰えましたよね)

 

そこで、今回はGWを利用して「キリンビバレッジ 湘南工場」へ仕事半分、家族サービス半分、家族で一般工場見学に行ってきました。

 

広大な敷地にそびえ立つ湘南工場。定刻に駐車場に入ると事務のお姉さんがお出迎え。恐縮しながら集合場所へ向かうと沢山の家族連れが。

プロジェクターでの説明から始まり、いざ工場見学へ。残念ながら工場ライン自体はGWメンテナンスの為、稼働していませんでしたが、随所にTVモニターが設置され丁寧に説明がありました。PETボトルが原材料から最終形になる様や、徹底的な品質管理、オートメーションで製品が流れ、梱包されていく姿は圧巻でした。

「将来あの場所にあの開発品が使われるのかも、、、」と、一人納得しながら見学しました。

 

写真1 写真2

 

 

最後には、家族集合写真をPTEボトル用のラベルに印刷されたものをお土産として頂き、家族連れの方にはおススメなお出かけスポットでした。

 

先に述べた様に詳しい案件内容は書けないので、ただの休日の過ごし方報告になってしまいましたが、自分の携わっている仕事が目に見える形で役立つかと思うと、がぜんやる気が出てくる今日この頃です。

 

弊社では難削材の加工を広く取り扱っておりますので、加工全般でお困りの事がございましたらご用命ください。

それでは、また次回お会いしましょう。

中国のタングステン材料メーカーを探る!

2018年05月18日 (金)08時26分AM

営業の茂呂です。

 

最近は夏日を記録するなど、夏の足音がじりじりと近づいてきている季節になりました。GWも終わり、なかには休みボケが抜けきらない人もいるのではないでしょうか。

私は今年はじめて日本のGWにUターンラッシュ(国道246号線の上りで渋滞20km)を経験しましたが、日本も中国に負けずなかなかの民族大移動ぶりですね。もちろん大渋滞を抜けきれずに途中であきらめて実家に引き返したのは言うまでもありません。

 

さて、たまにはイベント関係の記事だけでなく真面目に仕事の話をしたいと思います。

みなさんご存じの通り、弊社で取り扱っている材料のタングステンの80%以上(原材料)は中国から供給されています。また、日本国内でもタングステンワイヤーや棒材などを取り扱う会社は数社ほどしかなく、材料が手に入らなければ弊社も製品を作ることができません。

 

そこで最近は弊社でも中国製のタングステンワイヤーなどを評価するべく中国国内の材料メーカーの調査に奔走しています。

ただ、ご存じの通り中国メーカーは品質の良さがピンキリであり、品質が安定している日本のビジネス感覚で取引をすると、あとで痛い目を見ることになります(実際に痛い目を見た会社は数えきれないほど知っています)。私も10年近く中国で仕事をしていましたが、残念ながら「中国製は安かろう悪かろう」が平気でまかり通っている世界でした。中国メーカーからしたら「売り逃げれば勝ち」というビジネススタイルですね。

 

そんな中で「品質は日本メーカーと同等でかつ価格が安い中国メーカー」を探さなければいけません。言うのは簡単ですが、実際に探すとなるとけっこう大変です。

 

中国でこのような材料メーカーを探す場合、インターネットが一番簡単ですが、中国ではインターネット規制がかけられており、Googleをはじめ、私たちが使い慣れたITツールのほとんどは利用できません。また、中規模以下のメーカーになれば会社のHPすらありません。

ではどうやってそんなお宝のようなメーカーを見つけるのか?

 

インターネットが使えなければ足を使うしかありません。現地に赴くのです。ただ、闇雲に現地に行っただけでは経費の無駄なので、あらかじめ中国に行く目的(展示会の視察など)をはっきりとさせておきます。

 

展示会などで運よく合格基準に達した中国メーカーが見つかっても安心はできません。なぜなら中国メーカーは最初にチャンピオンサンプルを試作で出して、途中から品質が悪くなることがよくあるからです。したがって中国メーカーと付き合うなら、「私たちが技術指導をして中国メーカーを育てる」という長い付き合いを覚悟したうえで取引をはじめる必要があります。

ただ、残念ながら中国メーカーは往々にしてある程度の技術力がついたらほかのメーカーに鞍替え、もしくはお客を根こそぎ持って行ってしまうこともためらわないため、難しいところでもあります。

 

それでも弊社は品質の良い製品をより安く提供できるよう日々奮闘しているので、今後とも岳石電気をよろしくお願い致します。

Quantum computer – 量子コンピューター

2018年05月02日 (水)14時12分PM

ある研究機関から、岳石のホームページに問い合わせがありました。量子コンピューターを開発しているグループです。このグループが開発を進めている、量子コンピューターが実現すると、現在のスーパーコンピューターでは恐ろしく時間がかかる計算問題なども秒単位で処理できるといった、これまでに無いハイスペックなコンピューターができる予定です。

 

このグループによると、現在開発中のコンピューターは非常に大型なものになってしまうそうで、完成するとサッカーのピッチよりも大型のものになるのではないかとのことです。製造する際には少なく見積もっても100ミリオンポンド(日本円で150億円)ほどかかってしまうということですので、量産をするというよりも、これまでに解くのに時間のかかった、または、答えを導くことができなかった問題を解くのに使用するようです。

 

岳石が話を持ちかけられたのは、4月の中旬で、実際にプロジェクトにかかわっていくのはこれからになりそうです。今回、岳石に相談があったのは、3つの部品から成り立つアッセンブリー品で、非常に小さなヒーターコイルと2つのセラミックパーツをアッセンブリーします。使用条件が相当厳しいので、現在材料の選択から始めています。概略図を基に、担当者と打合せを重ね、材料の選択、製造方法をこれから検討していきます。

 

グループの担当者からは、概要についての紹介を、岳石のブログにのせても構わないとのことでしたので、簡単ではありますが、紹介いたしました。

 

営業 大坂

 

 

様々な熱処理

2018年04月28日 (土)00時57分AM

開発部の木村です。

4月ももうすぐ終わりですね。

最近、夏日となるような日もあって、暖かいというより暑い日が多くなってきました。

社内の熱処理装置の周辺がつらい季節の到来です。

 

さて、今回は、当社の加工技術のひとつである熱処理に関しての内容です。

主にタングステン、モリブデン製品のアニール処理で使用している管状炉をはじめ、焼結やロウ付けなどで使用しているマルチ雰囲気(水素、アルゴン、窒素、真空)や、高速高温真空加熱炉(max2800℃)など、当社では、様々な熱処理装置を保有し、それらを使い日々の生産活動や実験を行っております。

炉P1170646

 

ある開発品の作業効率化と品質向上を図るために、炉内の温度分布を温度帯毎に測定を繰り返して、少しでも均熱域を広げる実験をしたり、また、温度プロファイルや処理条件の見直しによる改善を進めているものがあります。

 

製品によって、急激な温度変化がダメなもの、露点管理がシビアなもの、真空制御が必要なものなど色々とありますが、この製品は、比較的時間をかけてゆっくりと温度を変化させる必要があって、なかなか効率的な作業が出来ていませんでした。

 

ところが、社内で保有するある技術、方式を採用することで、処理時間を短くすることが可能となりました。

 

社内には多くの技術が存在していて、それらを更に発展させたり、それらを融合させることで、新たなものへと昇華させることができると教えられた良い事例だと思います。

 

 

ところで話は変りますが、最近のマイブームが、普段から煮物、揚げ物、炒め物などで使っているダッチオーブンでの燻製づくりです。

 

桜のチップでベーコンを作ったり、卵、チーズ、ソーセージを燻製にしています。

 

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ダッチオーブン内を桜チップのスモーク雰囲気に保ち、温度80~90℃、保持時間を1時間で熱処理終了です。

めちゃくちゃ旨いです。(スモーク様様)

 

電解研磨から最新技術へ

2018年04月20日 (金)14時20分PM

開発課の島田です。

 

最近はだいぶ暖かくなり、花粉との戦いも終盤をむかえ、夜がだいぶ寝やすくなりました。逆に、朝が起きるのがつらくなり睡魔との戦いになっている今日このごろです。

 

さて今回は、以前ご紹介した電解研磨について他の加工例を紹介したいと思います。電解研磨は以前もご紹介した通り電解液中でワークを通電させることにより、金属の表面を溶かす加工技術になります。今回は部分的な研磨を実施しました。

 

コイルの中心部分のみを研磨させ線径を変えたモノが以下になります。

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研磨部分を拡大したものが以下になります。

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今回は、コイルの中心部分の一ヶ所を単純に研磨しましたが、条件を検討することで、複数個所を研磨し自由に線径変更ができると思われます。また、タングステンポーラス体等を研磨させることで、気孔率のコントロールも可能と考えています。そのような技術を構築することで、気孔率を増やしたフィルターや表面積を増やした電極材等にも応用の可能性があります。技術としては単純に溶解させているだけですが、突き詰めると多様な可能性があります。その技術をさらに広げ、最新技術のモノにも展開させていきたいと考えています。

QC活動とコストダウン

2018年04月13日 (金)18時26分PM

技術課の芭蕉です。

 

毎年思うのですが、1月,2月,3月が過ぎるのが早いと感じるのは私だけでしょうか?

あっというまに4月に入り、先週末に会社の花見大会が終了しました。(前回のブログでご紹介しておりますのでそちらも是非ご覧ください)

会社の花見大会では、予想よりも開花が早かった為、「花より団子」状態でしたので、変わりといっては何ですが、3月末頃に姫路方面への出張があり、姫路城の写真を撮りました。

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「お城と桜」風情があってよいですね。

平日の真昼間だというにも関わらず、観光客がいっぱいで賑わっていました。

春休みなんでしょうか?うらやましい!!

 

さて、今週の初めに弊社に海外のお客様が来られた時の打ち合わせ内容の一部をご紹介したいと思います。

 

今回のお客様の来訪目的の一つの中に、量産品のコストダウンの話しがありました。

打ち合わせのチームを2つに分けて行い、片方のチームでは、2019年~2021年までのコストダウン計画について。もう一方のチームでは、ある特定品種の弊社の生産工程を開示し、製品の作り方から発注形態等も含めて、コストダウンをする為に必要な改善方法について議論しました。

 

私は後者のチームに参加し、始めに弊社の工場を見学。コストダウンに該当する品種の生産工程に沿って工場を回り、お客様から生産方法や、製品のタクト等を細かくヒアリングされながら行いました。

その後、会議室に戻りブレインストーミング法を用いて打ち合わせを進めていきました。

 

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上記の写真は、会議に参加したメンバーの記載した意見を分類分けしたものです。

手順としましては、、、

 

①改善案を配布された紙に1つ記載する

 

②記載した紙を集めて内容を確認し分類分けをする

 

③でてきた案を踏まえて新たな意見がないか議論

 

④分類した項目について、どの程度の期間があれば取り組みが可能か?達成率はどの程度か?

その改善に取り組むのにどの程度の人と時間を要するか?設備投資は必要か? を予測

 

⑤コストダウンに効果がある改善はどの項目か?

 

上記の内容を最後に表にまとめて打ち合わせ終了となります。

 

社内のQC活動にてブレーンストーミング方を用いて行った経験はあるのですが、お客様と合同で行ったこと,1日という期間で凝縮してまとめまで行ったことは、とても新鮮で非常に勉強になりました。

 

製造業を続けていく為には、お客様の品質とコストの両方に応えていく必要がある為、日々の改善を続ける努力が大事だと改めて認識しました。

花見2018(サクラチル・・・)

2018年04月09日 (月)11時15分AM

営業の上田です。

6日(金)に恒例の花見大会を開催しました。

例年は3月末と4月初に掛かる金曜日に開催してましたが、例年この週はまだ、気温も低く、天候も安定してなかったり、サクラもまだ咲いていないなどの理由から今年は万を持して6日がベスト!ということで、幹事の皆さんも万全の体制で準備に取り組んでくれてました・・・・

ん?でも、前の週から気温があがり、サクラも満開・・・?大丈夫?と思いながら当日・・・!!夕方から「風雲急を告げる・・・」雨風じゃないかい!!誰だ?雨男!・・・・実は私の可能性が・・・大変申し訳ございません。多分私・・・です。思い当たる節が多過ぎて割愛させて頂きます・・・

ということで例年通り(?)社内、しかも雨天のため、食堂での開催となりました。

今回の花見は①花見(当たり前)②長年努めてくださった方の送別会③新入社員の歓迎会④協力会社との懇親会という盛りだくさんのテーマを持って開催されました。

 

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まずは、今年の司会、昨年2月に入社した海外営業の茂呂君、むむっ、なかなかの安定した司会ぶりです。

 

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乾杯後に、ご歓談、「安定の弥生鮨」

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昨年5月に入社した吉野シェフ特性の「豚汁」が振舞われました。安価な豚肉を炙って、いろいろ入れて・・・とにかく旨い!作る人が違うとこんなに違うのか~ハイエナのように漁られ、あっという間に「SOLD OUT」

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天候悪くても美味しい食事の前では皆さん楽しんでおられました。

 

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さて、上述したとおり、協力会社(兄弟会社と言っても過言ではありません)の皆様のご紹介。いつもお酒の差し入れをありがとうございます!これからも末永く、よろしくお願いします!

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イベントでは岳石電気創業期から30年以上にわたって支えて頂いた2名の方に社長から花束の贈呈。社長を「やっちゃん」と呼べる、レジェンドです・・長年ありがとうございました!

 

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一方で、今年も多くの仲間が加わりました!期待しています!

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社長からも激励の言葉を頂きました。

 

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最後に4月より新たに昇進した製造副部長の菊池による3本締めで無事に終了しました。

幹事の皆さん、準備等ありがとうございます!また、お客様の皆様もいつもありがとうございます!

恒例の行事ではありますが、改めてこのような行事の大切さを感じられる時間となりました。

 

 

水流と浮力

2018年03月30日 (金)18時10分PM

生産技術を担当している矢後です。

前回のブログより2ヶ月が経ち、予定通り花粉症と戦っています。

私の場合一日一回、夜に飲むタイプの薬を服用していますが、飛散が多く症状が

激しくでてしまう日は、泉のように湧き出てくる鼻水に対処せねばならず、

仕事にならないので鼻炎用の薬を更に服用して対応しています。

(正解かは分かりませんが、効果はあります。)症状の治まるG.W位まで、

頑張っていこうと思います。

 

今回は、設備の冷却効率向上を目的に置換えたチラー稼働テスト時に発生した

意外な不具合についてです。

 

置換え前の設備

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置換え後の設備

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業者による設置後、内部に純水を注水し試運転を実施したところ15分~30分位で、

”渇水異常” により設備停止。最初の1、2回は設置の為にチラーの2次側の全設備の

循環水を抜いたことによるエアー噛み等によって、水圧・水量が安定しない為と思って

いましたが、安定後も15分ともたない状態が続きこれは異常だということになり

翌日、朝一でメーカーを呼び調査してもらいました。

調査の結果、水槽内に設置されているフロートスイッチ付近に、

水槽内配管の冷水出口(設備側への入水)と、冷水入口(設備側からの戻り)からの

水流バランスにより“渦”が発生し、その渦がフロートスイッチの浮力よりも強く、

スイッチをONさせてしまいエラーになってしまったようです。

応急処置として水槽内、冷水出入口の配管の向きを変更し、渦の発生位置を変えて

対処してもらいました。

恒久対策としてフロートスイッチ部に“遮流板”の製作・設置を依頼しました。

 

後日、遮流板を設置

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組付け後

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メーカーの担当者によると今回の件はあまり前例のないことらしいのですが、

この遮流板を設置したことにより、“渇水異常”のエラーは発生しなくなりました。

目的の冷却効果ですが、対象設備の温度を設定・環境等により異なりますが10℃

前後下げることが出来ました。これから気温の上昇する時期になるので引続き様子を

見ていきたいと思います。

また、置換え前のチラーは溶接設備の冷却に使用する為、移動しました。

今後、つなぎこみの作業を行っていく予定で今回の対象設備を含め、より効率の良い

配管の配置を検討中です。結果は次の機会にご報告します。

 

 

新たな電子源?

2018年03月23日 (金)19時51分PM

お疲れ様です。開発を担当している森です。

 

弊社は熱電子放出型の電子源を開発しており、お客様から様々なご要望をいただいております。

 

例えば、高性能な熱電子銃といえば六ホウ化ランタン(LaB6)を使用したものが一般的です。LaB6の特徴として、Wフィラメントに比べて、「高輝度」、「長寿命」であることが挙げられますが、「価格が高い」という声をよく耳にします。

 

このLaB6と、性能、価格で、どこまで勝負できるか今のところ未知数ですが、現在試していることをご紹介したいと思います。

 

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これは、仕事関数の低いある物質を固めたものです。まだ固めただけで、何も処理していません。これをどうにかして電子源として使用できないか考えています。

 

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ただ固めるだけでも難しいです。何度も失敗しました。

 

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ある金属を埋め込んでみました。意図的に壊して内部の状態を観察した写真であれば格好いいのですが、作製途中で割れてしまったものです・・・。 隙間なく埋まってはいるのですが・・・。

 
暫く試行錯誤が続きそうですが、電子源のブレイクスルーに繋がればと願い、開発を進めております。

 

金属加工なら岳石電気へ!

2018年03月16日 (金)19時02分PM

技術課の川上です。

関東ではすっかり春めいて、穏やかな気候となってきましたが、今週は打合せの為、日帰り(‼)で北海道に行ってきました。

以前、このブログでも書きましたが、両親は北海道出身なので道産子サラブレッドな私ですが、生まれも育ちも秦野なので冬の北海道は大人になって初めてです。3月とは言え、歩道には雪が2m近くの壁となっており、スキー場以外では経験のない積雪量に圧倒されました。同行した陳(台湾出身)も慣れない雪の中、数回足を滑らせていました。さらに帰りの際は空港行のバスを逃してしまい、観光がてら歩いていたら道に迷い、1時間以上も凍った歩道を歩き苦労の末に帰宅しました。 これが本当の陳(珍)同中。

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冗談はさておき、最近は一般的な光源としての利用以外の引き合いを多く頂いています。用途は医療/分析/熱源(ヒーター)等様々です。

 

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φ0.0125㎜ニッケル線コイル

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銅線コイル

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タンタルより線コイル

 

コイルの材料も、タングステンだけでは無く、モリブデン、白金、金、タンタル、ニッケル、銅 など多岐に渡っており、コイル状では無いものも加工可能です。

業界が違えば要求事項も変わってくるので、お客様の求めている本質を理解する事が最重要だと考えています。その為には日々勉強の毎日ですが、製品がものになった時の喜びもひとしおです。

弊社では、普段扱っていない材料でも積極的に取り組んでおりますので、HPに紹介されていない形状・材質でもお気軽にご相談下さい。(守秘義務の都合上でお見せ出来ないものも多数有ります)

 

 

余談ついでに、陳(珍)百景が有ったので、おまけとして。

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平塚市で運転していた際に見つけた、スケールの小さいハリウッドです。大きさは2mほどで、周りに何も無い畑の端にベニヤ板らしきもので作られ設置されていました。。。グローバル化の波がこんな畑の中までやってきていますね。

 

それでは、また次回お会いしましょう。

新人営業、台湾デビュー!

2018年03月09日 (金)16時59分PM

営業の茂呂です。

先週の3月1日~3日まで台湾に行ってきました。2008年に観光で台湾に行って以来、10年ぶりの台湾となります。

 

出発当日は関東圏で春一番が予想されており、天気予報ではひどく荒れると予想されていて、交通状況は飛行機を含め、電車の運休などが相次ぎました。

ただ、羽田空港に着くころには風も止んで、空には晴れ間がのぞいていました。

 

台湾の松山空港(台北市内)までは羽田空港から約3時間半のフライト。機内で映画を見たらすぐについてしまう距離に位置しています。

ちなみに私は行きの機内で「君の膵臓を食べたい」を見ました。

 

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上の写真はホテルから少し歩いたところにある「台北駅」です。ホテルからも近く、歩いて行ける距離にあります。次の日はこの台北駅から新幹線でお客様のところに向かいます。その前に腹ごしらえですね。

 

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台湾初日の夕食は日本人行きつけの台湾料理のお店です。台湾料理ですが、お店の中はほとんどが日本人でした。お店の人も日本語を話せるので、言葉がわからない日本人でも安心して利用できます。

 

ちなみに台湾では台湾語がつかわれていたりしますが、公用語は中国語(北京語)なので、北京語を話せれば生活に困りません。ただ、中国本土と台湾で使用される中国語はイントネーションが多少違うので、最初は聞きなれずに戸惑うかもしれません。また、台湾で使用される漢字は中国とは異なり、どちらかというと日本語の漢字に近い「繁体字(はんたいじ)」が使われています(中国本土ではより簡略化された「簡体字(かんたいじ)」が使われています)。

 

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少し早めに台北駅に着いたので、駅構内を散策。時間が早かったせいか、構内の人もまばらです。2階にはスターバックスをはじめ、ショップが並んでいましたがどこも開いていません。

 

仕方がないので新幹線の待合室で待つことにしました。ところで私もびっくりしたのですが、台湾では新幹線のチケットが自動券売機で買えるのですね。窓口の大行列に並んで新幹線のチケット1枚買うのに30分もかかる中国とは大違いです。

 

無事に新幹線チケットを手に入れ、われら一行は新竹市へと移動です。私自身は台湾に行くのが初めてですが、今回同行している社長の嶽石、および上田はすでに10回以上も台湾に行っているので、道中も迷子になることなく手慣れたものです。

 

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この料理は「ニラとねぎの牛肉炒め」でした。

 

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これはみなさんも知っている通りの麻婆豆腐です。ただ、辛かったです。私はパクチーだろうが何だろうが食わず嫌いがないのですが、辛い物だけは食べられません。初日も麻婆豆腐を食べましたが、同じ料理でもお店によってまったく味付けが違います。

 

 

午後にもう1社、お客様を訪問し、夜の新幹線で台北へ。2泊3日の短期出張でしたが、台湾がリトルジャパンと言われるわけが分かりました。台湾ではラインも使えるし、グーグルも使えるし、インターネットも特に規制がかかっていないため、中国語が分からなくてもたぶん生活に困らないと思います。

 

弊社も台湾をはじめ、グローバルな市場で仕事をしています。海外市場は今後、ますます重要になってくることは間違いありません。特に弊社のようなニッチな材料を扱う市場にとって海外市場(特に中国)は欠かせなくなってきます。

 

これからもいろいろと新しいことに挑戦し続ける岳石電気なので、よろしくお願いいたします。

植物育成用ランプ(Holicultural lamp)

2018年03月02日 (金)17時32分PM

営業の大坂です。

昨年、とあるヨーロッパのランプメーカーを訪問したとき、『Holicultural Lamp』は売れ行きがよいというのを聞きました。そこで、少し植物育成用ランプに関しておさらいをしてみました。

 

去年の出張中は晴天に恵まれ、気温も晩秋から冬のヨーロッパにしては、ヨーロッパの人間が驚くほど高かったのですが、通常は曇天の日が多く、『何か暗いなぁ』といったイメージがあります。

 

植物育成用ランプ

LEDVANCEという会社のホームページに載っていたのですが、植物育成の盛んなオランダでは、夏の晴れたときには、100,000ルクスほどある明るさが、冬には10,000ルクスに届かない日が多いそうです。そこで必要となってくるのが、植物育成用ランプです。

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花、果物、野菜をグリーンハウスで育成しますが、必要とされる分光分布(Spectrum)は千差万別です。ただ、ランプに高効率を求めるために、ヨーロッパでも、アメリカでも、植物育成には、ナトリウムランプが一番多く使用されているようです。トマトなどといった、特定の植物には、ナトリウム灯の分光分布が植物育成にあっているようです。

 

LEDを使った植物育成というのもあるようですが、波長が非常に狭い(ピーキーな)LEDは中々苦労をしているようで、色々と制限があるようです。例えば、写真のような工場で使用すると、光量が足りませんし、広い分光分布を持とうとすると、波長が狭いLEDをいくつも器具に並べなくてはなりません。

 

ある特定の植物を育てるためには、非常に広い分光分布と光量が必要となり、LEDはこの分野では出番がなく、この分野で使用されるのは、太陽光に非常に近い、広い分光分布を持つといわれている、セラミックメタルハライドランプ(セラメタ)で、特に北米で販売量が増えているようです。日本のランプメーカーも、つい数年前までは、セラメタを製造販売していましたが、残念ながら自分の知る限り、日本でセラメタを製造しているところはありません。将来的にランプが必要となったら、中国から購入になるのでしょうか?

 

傾斜材の経過報告!

2018年02月21日 (水)17時41分PM

タングステン-モリブテン偏②

 

開発課の島田です。

昨年、異種金属材料の接合として、傾斜材について報告させて頂きましたが、その後の状況について報告いたします。

前回の報告では、傾斜材を使用して一定のサイズの接合体はできたのですが、加工して形状を整えるにはもっとサイズを大きく作製する必要があります。

ただ、単純にサイズを大きくすると、クラックが発生してしまいます。

MSP00001

 

そこで、材料や条件を再度調整すると、クラックが無く作製することができます。

MSP00002

 

さらに外径を加工し整えたものが以下になります。

MSP00003

 

また、今回の傾斜材ではタングステン-モリブテンの混合物を使用しております。SEMで確認するとタングステンとモリブテンが均一に分布しているのがわかります。

W-Mo傾斜材③

 

今後は形状の精度をさらに上げるのと、他の材料での接合も検討中です。

また、弊社では傾斜材以外の接合も対応可能ですので、接合でお困りでしたら、是非一度ご相談して下さい。新たな課題いつでもお待ちしています。

 

材料紹介 ~トリウムタングステン~

2018年02月13日 (火)18時30分PM

技術課の芭蕉です。
皆様、この寒い季節いかがお過ごしでしょうか?
弊社は神奈川県にあるのですが、1月の大雪では午前中の間に駐車場が一面真っ白になるほど雪が積もりました!!

 

DSC_0600

 

数年前に同じような大雪の日があり、その時は土日を挟んだ為、駐車場に積もった雪が凍ってしまいまして月曜日に車が止められなくなり、社員総出で雪かきをした記憶がよみがえります。。。
今回は幸いにも平日に雪が降ったこと、また次の日が晴天で気温も高かったのですぐに溶けてなくなりました!(雪かきもなく一安心です。雪国の人は大変ですね。。。)

 

 

さて、今回は前回に引き続きランプに使用するタングステン材料のご紹介をしたいと思います。

今回紹介させていただく材料はトリウムタングステン(略してトリタン)です。

 

トリタンの特徴としては大きく分けて2つあります。

 

①仕事関数が低い

→ 仕事関数が低いとより低温化で電子が飛びやすくなり、ランプ点灯時の負荷が減り、電極の消耗が抑えられランプの長寿命化につながります。

 

②高温化でも使用できる

→ ランプの種類によってはかなりの高温化で使用する為、高温化でも使用できるトリタンが重宝されています。

 

様々な材料メーカー様がトリタンに変わる材料の開発に取り組んでいますが、未だにトリタンを超える特性の材料開発はできていません。

 

弊社では、国内のトリタン材、及び中国メーカーのトリタン材も取り扱っております。中国材に関しましては、実際に現地に赴き、どのような工場で製造しているのかを確認しております。また、購入した材料の品質を日本材と比較して同等のものであるかどうかを社内で独自に評価を行い、日本メーカー様と同等であると判断した材料メーカー様を選定しております。

 

トリタンの材料にお困りの際は岳石電気までご相談をお待ちしております。

 

テクニカルショウヨコハマ2018無事終了

2018年02月11日 (日)12時00分PM

開発部の木村です。

 

DSCF6922

先週の2/7~2/9の3日間、パシフィコ横浜で開催されたテクニカルショウヨコハマ2018に今年も出展し、無事終了しました。

 

当社ブースならびに、秦野商工会議所工業部会ブースにお越しいただきました皆様、どうも有難うございました。

DSCF6930 1517881975604

 

 

毎年、秦野商工会議所工業部会で地元の出展企業を取りまとめて頂き、参加企業も年々と増えおります。

今年は13社による共同出展となりました。

展示ホールのエリアも、昨年より拡大されており、各企業、各地域団体の出展社数も増えているようでした。

 

皆様に負けないよう、今回の展示会での情報と反省をもとに、また、様々なことにチャレンジしていきたいと思います。

 

 

内職さん募集!!【メール問い合わせ先追加】

2018年02月05日 (月)18時27分PM

岳石電気では、現在、ご自宅で自分のペースで作業できる「内職さん」を募集しています。

「長時間、外で仕事ができない」

「空いた時間でちょっとお小遣いを稼ぎたい!」

「外で活動するよりも家の中で作業をするのが好き!」

という方が居ればご連絡ください!

(ただし、品物の受け渡しを弊社にご来社頂ける方に限ります)

よろしくお願い致します。

naisyoku

【お問い合わせ】

0463-75-1682

担当:吉田(よしだ)

受付時間:月曜日~金曜日 AM8:30~PM5:30

なおメールでの問い合わせは

naisyoku@takeishi.co.jp

となります。

※メールの場合、返信が多少遅くなる可能性があることをご了承ください。

必ず、お名前、ご連絡先を明記頂けますようお願い申し上げます。

初めての穴あけ

2018年01月26日 (金)18時05分PM

生産技術を担当している矢後です。

今年も一月半ばを過ぎ今週の初めには雪も降り寒さ全快ですが、そんなことよりも

そろそろやってくる“花粉”との戦いを考えると憂鬱でしかたありません。

花粉症である私は、過去にも薬を変えたり良いといわれる物を摂取したりしましたが、

“コレだ”という物に巡り合えていません。今年も毎日、薬を飲みながらティシュと仲良く過ごして行くことになりそうです。

今回は、検査治具の復活です。ある製品の増産に伴い以前に使用していて現在は、遊休状態で保管(?)

されていた検査治具を使用しょうとしたところ、画像のように破損していて使用出来ない状態でした。

P1160779-1

 

 

単純に言えば割れている部品を交換するだけなのですが、材質がガラスの為、簡単には

いきませんでした。近隣にガラス屋さんでもあれば良いのですが・・・。

先ずは、ガラスの準備ですが日頃利用している某通販メーカーより取り寄せましたが、

選定時に穴を4箇所までしか指定出来なかった為、残り4箇所を空ける事になり、

ガラス用のキリも同時に用意しました。

P1160784-1

 

何十年かこの業務をしていて、金属類・樹脂類・木に穴あけは経験していますが、

ガラスに穴あけは初めてです。(割ったり、手を切ったりはありますが・・・)

ネット等で調べ、冷却しながら慎重に穴空けを実施しました。

P1160785-1

加工後

 

P1160789-1

組付後

 

ガラスへの穴空け作業は初めてで慎重に行った為、ミスすることなく無事に

終了しました。ただ、アニメやTVのように容易には出来ないという事がわかりました。

私にとっては今までに有るようでなかった事が経験出来たので、今後の設備・治具等の

設計業務に、“有るようで無い・無いようで有る”という発想も取入れていきたいと思います。

セラミックの接合

2018年01月19日 (金)18時39分PM

お疲れ様です。開発を担当している森です。

 

先週末、お客様から相談がありました(あまり詳しいお話はできませんのでご了承ください)。

 

「セラミックヒータと白金測温抵抗体を封止しているセラミック接着剤から微量のガスが出て困っているので、ガラスで封止できないか? 封止の際は、狭い隙間も埋める必要がある」

 

狭い隙間を埋める必要があるとのことですので、簡易的にでもきちんと実験し、確認する必要がありそうです。取り急ぎ手元にあるガラス粉末と、実験室に転がっている?セラミック部品を用意して、実験の準備です。セラミック部品は、接合の状態を評価できそうな形状が運よく見つかりました。

 
ガラス粉末です。

MSP00023
 

 

セラミック部品①です。
MSP00040-2

 

セラミック部品②です。溝の幅は0.5mmほどです。

MSP00038

 

分かりにくいですが、部品①を部品②の上に載せた状態です。部品①の丸い穴にガラス粉末を充填し、ガラスを溶かしてこれらを接合するのですが、溶けたガラスが溝に流れ込まなければなりません。

MSP00051

 

接合実験の前に念のため、ガラス粉末のみを炉で溶かして、条件の確認を行います・・・

!?   真っ黒です

MSP00002

 

・・・条件を再検討した結果、だいぶ良くなりました。確認のための実験ですので、これで十分です。

MSP00048

 

この条件で接合実験を行いました。この写真は接合後の状態で、部品①の丸い穴の中でガラスが溶けているのが確認できます。

MSP00052-2

 

側面から見た状態です。部品①と②の境界に隙間もなく、強度も十分ですが、内部の状態が気がかりです。早速、破壊してみます。

MSP00053

 

部品①の丸い穴の裏側です。ガラスが溶けてぎっしり詰まっています。

MSP00062

 
そして肝心の溝の状態です。ガラスがしっかりと流れ込んでいます。 安心しました。

MSP00061

 

この後、使用環境を考慮した最適なガラスの選定を行いますが、先ずはお客様に良い報告ができそうです。

 

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