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伊勢志摩探訪その1

2016年05月25日 (水)13時45分PM

岳石電気の代表をやってます嶽石です。よろしくお願いします。
さて、これから開催される伊勢志摩サミットですが、テロ対策等何かと話題ですね。

昨年、私たちの所属する日本照明工業会の機関紙(JLMA Journal)に「日本探訪」というコラムがありまして、今年の伊勢志摩サミットに先駆けて、私は伊勢志摩探訪の取材記事を担当しました。今回は、その記事の内容の前半部分をこちらのブログにも載せたいと思います。伊勢志摩にこれから行こう、と思っている方には参考になると思います。

 

以下、コラム内容その1「旅の始まり~伊勢神宮外宮参りまで」です。

(JLMA Journal 2015年11月号 No.16 「日本探訪」より)

 

1.はじめに

近年、「パワースポット」なる言葉をよく耳にします。地球上にはなんらかの「力」や「気」を感じる場所があるらしい。そして人々は不安な気持ちを静め、癒しを得るためにそんな「パワースポット」に引き寄せられていくそうです。安倍首相が先日「伊勢志摩サミット2016開催」の決定を発表しました。ここ最近は、世界的に政治・経済の不安定要素がたくさんあり、人々は多くの不安を抱えているとおもいます。

伊勢志摩サミット2016。来年この地に各国の首脳が集まる。それは偶然ではなく、世界各国のトップが、この地の持つ「力」や「癒し」に引き寄せられているのかもしれませんね。 ということで、日本有数のパワースポットである伊勢神宮を中心に今、話題となっている伊勢志摩へ旅に出ることにいたしました。

 

1.地元では至る所に伊勢志摩サミット2016のポスターが

写真1:地元では至る所に伊勢志摩サミット2016のポスターが

 

 

2.今回の旅プラン

伊勢・志摩は三重県の南東部にあり、名古屋と大阪から線を引くと二等辺三角形の頂点に位置する感じになります。私の住んでいる神奈川県秦野市からは、車か電車になりますが、シルバーウィークにあたる今回は渋滞も予想されるため、電車とレンタカーの組み合わせにしました。電車は小田原-名古屋間が新幹線で1時間半。名古屋-伊勢市が近鉄特急で1時間半。合計片道3時間程度。伊勢市からレンタカーで、賢島がある志摩南部まではおよそ40分程度、という距離&時間感覚です。

2泊3日の旅程で、初日に伊勢神宮参り、2日目は娘を志摩スペイン村で遊ばせ、最終日は英虞湾観光と、新幹線の待ち時間に名古屋飯を食べての帰宅路、というプランです。

 

3.伊勢神宮とは

そもそも、私は伊勢神宮とは何ぞや、ということをあまり知りません。天照大神が祀られている由緒正しい神社、程度の認識でした。今回は実際に足を運んでお参りをするので、もう少し正しく理解しておこうといろいろ調べてみました。

 

3.1.伊勢神宮は一つではない

皆さんはご存知かもしれませんが、伊勢神宮は、実は一つの神社ではありません。伊勢神宮が管理する神社はすべてあわせると125社!! 大きく分けると、外宮・内宮が中心となり、別宮・摂社・末社・所管社という区分に分けられ、これが合計125社となるようです。ただ、一般的に伊勢神宮に行く、という場合、外宮(げくう)・内宮(ないくう)の二つをお参りすることが多いようです。皆さんご存知の皇室系譜の始祖、天照大神が祀られているのは内宮の正宮(しょうぐう・寺院で言うところの本堂)です。外宮の正宮には衣食住の守り神、豊受大御神が祀られています。ちなみにどちらの神様も女神様です。

 

3.2.お賽銭・お願い事、NGです

伊勢神宮をお参りする際は、基本的には外宮を先にお参りし、その後内宮をお参りするのが正しいそうです。一つだけの「片まいり」というのは避けるべきとのこと。そして、外宮・内宮も正宮では「お賽銭」も「個人的なお願い事」もNG。両正宮は、天皇家以外、個人的なお願いをしてはならない場所で、基本的に「感謝の気持ち」を伝える場所なのです。ただ、正宮以外の別宮では、お賽銭箱もありますし、お願いをしても良いようです。写真撮影も正宮はNGですが、別宮は特に禁止されていない様子です。

 

4.1.外宮

2.お伊勢参りは外宮からが お作法

写真2:お伊勢参りは外宮からが お作法

 

伊勢市駅に到着すると、すぐに鳥居が見えてきて、お土産屋さんが並ぶ参道にでます。外宮の入り口までは駅から徒歩5分ほどの距離。手水で手、口を清め、正宮に向かいます。

 

3.ちゃんと清めましょう

写真3:ちゃんと清めましょう。

 

正宮までの道は杉の巨木で囲まれており、非常に荘厳で、やはりなにかのパワーを感じます。

 

4.巨木が荘厳さを感じさせる

写真4:巨木が荘厳さを感じさせる

 

正宮に到着すると、写真撮影はここまで、立て札がありますので、そこでカメラのスイッチは切って、鳥居の中へ。悠久の歴史があるのに新しいのは、20年に一度の「式年遷宮」が行われたばかりだから。

 

5.外宮の正宮

写真挿入5:外宮の正宮

 

この式年遷宮は過去に中断もありましたが約1300年間も続いている行事です。私利私欲の塊である私も、ここでは日ごろの感謝の気持ちのみを心にお参りをしてきました。その後、多賀宮を始めとする外宮の別宮ではたっぷり私利私欲の丈をぶつけて来たのは言うまでもありません。帰り際には、ここ外宮でしか買えない「勾玉お守り」を購入しました。そして軽く、「伊勢うどん」で腹を満たし、メインである内宮へ。

 

6.伊勢うどん

写真挿入6:伊勢うどん

 

 

 

 

・・・・次回、その2.内宮の参拝~おかげ横丁へ続く。

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