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カリフォルニア州LED規制!!

2016年12月16日 (金)17時41分PM

営業の大坂です。

 

11月26日から2週間、アメリカをまわってきました。訪問した州はカリフォルニア州、ユタ州、メイン州、フロリダ州で、照明のお客さん、X線管関連のお客さん、合わせて17社を訪問してきました。

 

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カリフォルニア初日の夕焼け。

 

アメリカはやはり広い。こう感じるのは、西から東へと移動するとき。今回は、ユタ州のソルトレイクシティ空港から、メイン州のボストン・ローガン空港へ移動したときです。

 

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これでも異常に雪が少ないそうです。

 

時差があるせいもありますが、朝にホテルを出たのが、朝の7時前、夜にホテルに着いたのが、夜の8時過ぎでした。

 

今回は、2週間の一人珍道中のレポートをするのではなく、カリフォルニアのお客さんに行ったときに、聞いた話が興味深かったので、紹介します。

 

カリフォルニア州エネルギー委員会が発表した、照明に関する省エネの項目(Title24)に、住宅で使用されるLEDは演色性が90を超えることが出来るものでなくてはならないとあるそうです。

 

確かに、チェックしてみると付加条項に下記のようにありました。

Appendix JA8 –Requirements for Residential Luminaires Using LED Light Source

  1. Shall be capable of poviding a minimum Color Rendering Index (CRI) of 90.

 

付加条項JA8 住宅で使用されるLEDを光源とする器具に対する必要条件

  1. 最低で90以上の演色性を供給できる能力があること。

このあたりが、英語の難しさで、「Shall be…」と言うのでは、絶対的に縛っているのではなく、「当然90以上が望ましい」と縛るのに限りなく近く指導(?)しているように聞こえます。

 

いずれにせよ、カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)は、演色性の最低値を90あたりにしたいようです。

 

今回、この話をしてくれたお客さんはランプの販売業者で、このような話をしてくれました。

 

「演色性を上げるには、蛍光体を使用するなど、それなりに技術とコストが伴い、誰もがやっているわけではない。現状で演色性が80前後のLED器具を大量に製造しているメーカーが、カリフォルニア州のためだけに、演色性が高い器具を新しく開発し、販売をするとは考えにくい。結局のところ、カリフォルニアの住人は、一部のメーカーが作る、価格の恐ろしく高いLED器具を買わなくてはならなくなる。」

 

アメリカはご存知のように、合衆国で、州が日本の国のような機能をもっています。LEDという新しい照明がアメリカ市場にも浸透し始めました。日本では自分の知る限り、効率でのみ規制をかけようとしています。演色性で規制をかけようとするカリフォルニア州の規制が何か不思議に感じたので、書いてみました。

 

 

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ハーバード

 

ボストンのお客さんのすぐそばにあったので、MITとHarvardに行ってきました。

おまけです。

 

2016年忘年会

2016年12月08日 (木)17時52分PM

こんにちは。

営業の任です。

 

12/2、先週金曜日に、岳石電気2016年忘年会が行なわれていました。

 

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渋沢にあるやよい鮨にて、19時からスタート!

 

 

開始から40分を経て、宴会部長&秘書のかくし芸を披露しました。

今回は特別ゲストも参加しました。

 

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平野ノラ、ぺこ&りゅうちぇるをやるつもりでしたが、あまりにもデキが悪すぎで結局ただの変装ショーになりました。

「ぺこちゃん」の仮装はあまりにもウケ過ぎで「りゅうちぇる」を演じている私は思い切り披露中に大爆笑してしまいました。

女優に向いてませんね...(笑)

 

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ショーのあとはいつものカツラ回しです。みんなが面白がって被ってました。

みんな神って(髪って)ますね!(笑)

 

 

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食べては飲んで、飲んでは食べて、いろんなお話をして、全員笑顔です。

 

 

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開始から2時間後、社長・嶽石から励ましの言葉をもらい、一本締めで終了しました。

 

とても楽しい2時間でした。

楽しい場を設けてくれた岳石電気親睦会メンバーの皆さん、そして美味しいお料理とお酒を用意してくださったやよい鮨の皆様、ありがとうございます!!!!!

3Dプリンターについて

2016年12月02日 (金)16時24分PM

開発を担当している森です。

 

先日、東京ビッグサイトで開催されている展示会に行ってきましたが、会場で3Dプリンタの開発技術者と少しお話しすることができました。

 

2年ほど前から国内の産学官が一体となって次世代の産業用3Dプリンタの技術開発を行っているそうで、世界最高水準の造形速度、造形精度を目指し、平成31年末までに装置の販売を開始する計画となっているとのことです。

 

光源としては、次の2方式で進めているそうです。

 

・レーザービーム(LB)方式
・電子ビーム(EB)方式

 

お話しすることができたのは後者の技術者の方でした。

 

LB方式は熱変換効率が材料の反射率に左右されますが、EB方式はエネルギーの80%以上が熱に変換されるため高効率で、かつ高速スキャンが可能とのことです。その特性上、超高真空下で使用する装置のようですので、弊社が長年取り扱っているタングステン(W)などの高融点金属に対してメリットがあるのでは、と思いました。

 

電子銃について聞いたところ、六ホウ化ランタン(LaB6)を使用しているとのことでした。電子顕微鏡(SEM)にもLaB6電子銃が使用されています。LaB6の特徴として、Wフィラメントに比べて、高輝度、長寿命であることが挙げられますが、価格が高いという声をよく耳にします。今回も価格を下げたいとのお話がありましたので、やはり皆さんお困りのようです。目標とするエミッション電流は100mA、寿命は1000時間とのことです。

 

高輝度、長寿命の観点で、弊社にもご提案可能な技術はあるのですが、いまのところ実機で試したことが無いため、非常に興味深い内容でした。LaB6についても今後取り組む必要があるかもしれません。

 

展示会では、企業のホームページやカタログにはない、技術者の「生の声」を聞くことができます。今後も積極的に出向いて、正しい情報を収集し、技術開発に役立てて行きたいと考えています。

工具メーカーの工場見学

2016年11月26日 (土)17時52分PM

開発部の木村です。

先週になりますが、工具メーカー様の工場見学に行ったので、その報告を。

 

当社でも様々な加工をするために、いつも使用している加工用工具。

種類もドリル、エンドミル、バイト、砥石など、また、材質もハイス、超硬、ダイヤ、CBN、サーメットなど色々とあります。

 

その中で、今回見学をさせて頂いたのは、超硬チップを製作しているM社様の工場です。

(撮影禁止のため、写真が無いのと社名もイニシャルにします)

 

皆さんご存知かもしれませんが、超硬は、原材料のタングステンカーバイトを焼結して作られる合金です。

その製造工程を簡単に説明しますと、

 

①材料の混合・造粒解 → ②プレス成形 → ③ 焼結

 

そして、寸法形状にするための仕上げ加工となります。

このM社様では、超硬チップが完成した後にコーティングをして、検査、出荷と一貫体制で行っていました。

 

全体の印象としては、工場の中が、粉を扱っている作業にもかかわらず、とても清潔で、そして、良い意味でシンプルなラインとなっており、見習うべき箇所がいくつもありました。

(少しずつでも取り入れるようにしていきたいです。。。)

 

当社では、加工工具は作っておりませんが、同じようなタングステン、モリブデンなどの金属やセラミックスの焼結を行っているため、私は、他の見学者よりも鼻息荒く、見学、質問していたと思います。

 

プレス後の成形がどれだけ脆いか試しに割っていいと言われた時には、誰よりも先に手を挙げてました。

小学生時代に、給食のおかわりが早いもの勝ちだった時以来の速さかも。(伝わりにくい。。。)

 

M社様には、工場見学と貴重な体験をさせて頂きましたことを感謝申し上げます。

どうも有難うございました。

 

 

最後に、当社での焼結、その他設備に関して、M社様のような大きな量産ラインの準備はございませんが、色々と小回りが利くような設備、体制をとっております。

 

素材作りから、形状、そしてポーラス体のような機能をもたせたものの開発、また、焼結に限らず、加熱炉・真空炉による処理から加工まで、このような開発の案件で、お困りのことがあれば、是非お問合せ下さい。

(直ぐに手を挙げる準備をしておきます)

タングステン・モリブデンの可能性!

2016年11月24日 (木)15時54分PM

営業の上田です。

先週金曜日に弊社が所属している「タングステン・モリブデン工業会」が主催する「第28回タンモリ工業会セミナー」に参加してきました。

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年1回行われる、このセミナーはタングステンモリブデンに関わるメーカーの技術情報の交換と新しい製品、技術の発表を目的としています。

主な構成としては

①技術関連特別講演   外部の有識者の方をお招きし、関連技術について講義頂く。

②技術発表       当工業会の正会員(6社)の技術者が持ち回りで新技術発表を行う。

③資材関連特別講演   タングステンやモリブデンの需給動向や将来の見通しを外部商社の方に講演頂く。

以上となっております。

 

 

タングステンについては、これまでは照明関連の部品(フィラメントや放電灯用の電極)に多く使われていましたが、最近のLED化を受け、その使用量は年々激減しております。当セミナーでの発表内容もこれまでは、いかに照明用途として、その製品特性をアップさせるかどうかの研究が多かったのですが、近年ではその用途を他分野で活かせないかどうか、各社様々な技術にチャレンジしているようです。

 

 

今回はこれらの研究発表のタイトルと触りだけ記載します。

(詳細は工業会内秘の内容もありますのでご了承ください・・・)

(1)ステンレス鋼の摩擦攪拌接合が可能な新規W基合金ツール材料の開発

→これまで使用している材料を高温での延性や熱伝導に優れるタングステン合金に変更することでツールの長寿命化が図れる研究

(2)プラズマ電極用ThO2-W代替材「ネオタン」の開発

→電極棒に使用される放射性物質が添加されている酸化トリア入りタングステンの代替材として放射性物質を含まない酸化ネオジウム入りタングステンの開発

(3)酸化タングステンの色素増感型太陽電池への応用

→従来、発電層には半導体である酸化チタン(TiO2)粒子の代替材として酸化チタンより伝導帯準位が低い酸化タングステンを使用できるかの開発(用途開発)

 

 

以上のように、特にタングステンについては、照明用フィラメント、放電灯用電極、超鋼工具など一般的に知られている以外にも様々な用途の開発が進められています。

 

 

弊社としても、タングステン・モリブデン工業会の一員として、高い機能を持ち、幅広い分野に使用できる素材の基礎開発をしていきたいと思います。それらについては、弊社の技術発表の場としてこのブログにも載せて行きたいと思っております。

 

アジ釣り大会

2016年11月11日 (金)12時52分PM

こんにちは、釣り部長(上手い訳では有りません。主に準備役です。。。)の川上です。

11月5日(土)に、恒例の秋期釣り大会が開催されました。

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朝7時に大磯港を出港!この瞬間は胸がドキドキです。

 

朝焼けの空を見て一句ひねろうかと思いましたが、文才が無く思いつかず。

 

サラリーマン川柳:  朝焼けが  アジを釣るのに  いわし雲

 

 

春のキス釣りとは逆にベタ凪状態、天気も良く、絶好の釣日和!

 

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今回は、パートさんのご子息も参加。初めての船釣りに真剣な表情です。

 

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「釣れます様に…」祈ってるのかと思ったら、カメラを構えているだけでした。。。

 

 

嶽石社長は毎回、大物を狙って成果を上げているので今回も期待していたところ、HIT!

すごい引きで2人掛かりで格闘中!

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ブリか?ブリなのかぁ~?

 

その正体は下記の動画にて確認下さい。

 

 

最終的には糸が切れてしまいました。最高級のフカヒレが。。。(そもそも危ないので逃がす様に船長さんからの指示が出ました)

 

終わってみれば、かなりの大漁でした。いつもなら私は昼には飽きて爆睡なのですが、休む暇も無く、延々と釣り続けた結果30匹以上は釣ったと思われます。大好きなサバは1匹しか釣れず残念。。。(この時期は脂も乗って最高ですよね)

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釣った魚は、弥生鮨さんで調理してもらいました。アジばかりなのでちょっと不安になりましたが、、、

 

ジャジャ~ン!

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アジの活け造り!

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アジの塩焼き ジュルッ(ヨダレが垂れた音)

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アジのたたき‼

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アジの握り‼‼

 

 

さすが板前さんは、アジしかない状況でもこれだけのレパートリーで私たちを楽しませてくれました。

 

 

次は忘年会です。宴会部長としては忙しい時期が続きますが、仕事も頑張ります‼

厚付けレジストの実験

2016年11月04日 (金)21時45分PM

製造の小黒です。

 

ちょっと、実験してみました。

 

弊社のフィラメントコイルの作製時に、材料の素材の違いを生かして選択的なエッチングを行っています。

その際に、精度良く、マスキングすることが難しく、四苦八苦しています。

そこで、半導体チップの製造にも使用されているフォトリソグラフィ技術を利用して、何とか精度が上がらないかと考え、実験しています。

以前から、フォトレジストを使用して、何度かトライしてきましたが、様々な問題で、どうしてもうまくいきませんでした。

そこで今回は、立体的に複雑なコイルでも均一にレジストを塗布する方法を検討しました。

現像後のパターンを見てみると、そこそこシャープに現像されていました。

 

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次に問題のエッチング工程です。

弊社のエッチング条件は、比較的厳しい条件ですが、果敢にチャレンジ。

 

“ジュワッ”!

 

エッチング完了。

レジストがどうなったことやら....

顕微鏡で見てみると、レジストが残っている!!やったー!

 

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これは、いいかも!

早速、レジストを剥離して、顕微鏡で見てみると、パターンに沿ってエッチングがされていました。

 

 

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これなら、使えるかも。やったー!!

とりあえず、試しの実験は成功でした。

実用化には、まだまだ課題はありそうですが、前進あるのみです!

 

 

新人、自動機にハマる

2016年10月21日 (金)18時27分PM

初めまして、生産技術を担当している矢後です。

8月の中旬に入社し、約2ヶ月が経ちました。他のブログ担当者とは違い製品に関しては

専門知識もなく勉強中の身です。

私の担当している生産技術課での主な業務は、

 

・社内生産の効率化、省力化

・生産設備のメンテ、修理

・新規設備の製作、及び検討

・治具設計

 

などがありますが、こちらも例に漏れず勉強中です。以前に経験が無い訳では

有りませんが、“サイズ感”の違いが・・・・。

今回はこんな私が、最近“ハマって”しまっている業務を紹介します。

それは、組立機の調整(チョコ停対策)です。

 

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動作工程として、L/F(リニアフィーダー)より円筒状のワークが流れてきて

R/B(ロボット)のチャック部がL/Fの終端に下降し、ワークをクランプした状態で挿入部のピンに挿入する流れです。

このレベルじゃそんなに難易度高くないのでは?と、みなさん思われるかも知れませんが、

サイズが小さいのです!!! ワークに関しては米粒の半分程度、ワークの穴と、

挿入部ピンに至っては、コンマ代なのです。

調整箇所として

・チャック、L/F、ストッパーのクリアランスのバランス

・挿入ピンとワーク穴の位置出し

・ワークの有無を検知するセンサーの位置出し

 

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調整するにも、このように密集地帯の為、工具も満足に入りません。又、ワークとチャック、

ピンとの位置関係も目の高さで見る事も出来ません。

この状態で先人達(諸先輩)は、調整されていたのですから感服します。

私も早く“神調整”を習得し、生産性向上に貢献していきたいと思います。

 

 

余談

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上記、機械に使用されているエアーシリンダー達の制御に使用されている

”ソレノイドバルブ群団”です。

作動時の群団の奏でるハーモニー 私は、好きです!!

(課長は、“おもちゃみたいで嫌い”だそうです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新規ビジネスへの取り組み

2016年10月14日 (金)22時15分PM

こんにちわ、営業技術課の芭蕉です。

 

これまでの私のブログ担当の記事では弊社の既存ビジネスである照明関連(弊社では本島ビジネスと呼んでおります)の技術紹介をおこなってきました。途中、海外出張時のバカンスっぷりも紹介しておりますが。。。

 

近年、照明のLED化が進み、本島ビジネスの仕事は現象傾向になりつつあります。

 

弊社では、数年前よりこの傾向を危惧しており、今回のような状況を想定して対策を検討してきました。

対策の1つとして、本島ビジネスの既存のお客様の過去の試作案件の掘り起こしを行っております。これまでに試作をさせていただいたお客様と連絡をとり、現在の状況と他に検討している案件はないか等の確認をしております。

 

しかしながら、それだけでは会社の想定していた売り上げ予測に対して不足している為、もう1つの対策として、これまでに培ってきたタングステン,モリブデン等のレアメタルの加工技術を活かして、他の新規ビジネス(弊社では離島ビジネスと呼んでおります)に展開できないか検討を進めてきました。

 

検討を進める中で、もっとも重要なのが『情報』です。

 

弊社の同業他社様の動向を探り、どのような製品を取り扱っているのか、どのようなお取引様があるのか、どの分野に需要があるのか等の情報を集めて調査しております。また、展示会にも足を運び、弊社の技術が活かせる仕事がないか情報収集も実施しております。

 

私の仕事の割合は現在、本島ビジネス7割、離島ビジネス3割となっています。これを半年後には離島ビジネス7割、本島ビジネス3割となるようにどんどん新しい仕事にチャレンジしていきたいと考えております。

 

そのはじめの一歩として、10/21(金)に行われる科学機器学習教室2016-3『食品・製薬分析と臨床検査分野』のセミナーに参加してきます。このセミナーでは、科学機器の原理、特徴、用途等の基礎を学ぶことができます。

 

弊社のブログにも登場している弊社開発担当の森が取り組んでいる開発案件で、質量分析機器用のフィラメントの製造案件があります。こちらの案件はこれまでに様々な試作、実験を行い、ようやくお客様の満足いただける製品が出来上がってきて、これから中量試作を行う段階まで進展しております。今後は私も開発案件に多く携わり、新規ビジネスの獲得に力をいれていきたいです。

 

情報収集も大事ですが、新しい分野の仕事には専門用語等もいっぱいある為、理解を深めていかなければ営業先でお客様とお話しすることができません。まずは、情報収集をしながら、基礎の部分もしっかりと学んでいきたいと思います。

 

少しでも早く新規の仕事を取り込めるように努力していきたいと思います!!

岳石農園 収穫と全社草むしり

2016年10月07日 (金)14時20分PM

ご無沙汰しております。

営業の任です。

 

ご報告遅くなりましたが、我社農園は収穫の時期を迎えました。

 

実は、トマト、きゅうりとナスは、ほぼ毎日2~6個くらい採っていました。

 

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農園園長・品質保証課係長、こと田邊が毎日朝一実ったものをとり、会社の食堂の冷蔵庫に入れて、お昼の時に食べたい人に食べてもらっています。

 

 

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左から右の順で、

空芯菜、パクチー、枝豆は大量に一気収穫です!

従業員のみんなは喜んでもらって帰りました。

 

 

そして、しばらく天気が悪く、草むしりはずっとできていなかったので本日の昼にしました。

 

 

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かなりボーボーになりましたね!!!

 

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実は本日、農園だけでなく、全社全員出動して会社全体的の草むしりをしていました。

 

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作業して20分、かなり綺麗になりました!

 

本来は毎週部署ごとで草むしりをしていますが、8月の真夏は熱中症の心配がありますし、今年の9月はずっと天気が悪かったのでしばらく草むしり活動は行えなかったのです。

 

自分たちが働いている場所を綺麗にする、そしてお客様に気持ちよくご来社してもらえるためにしていることですが、ご来社されたお客様に、

「綺麗な工場ですね!」

と褒められた時にはすごく嬉しくて、とてもやりがいを感じています。

 

含浸型陰極について

2016年09月30日 (金)17時34分PM

開発を担当している森です。

 

昨日、東京ビッグサイトで開催されている展示会に行ってきました。
素材や加工技術、計測技術を主とした展示の他、食品製造にまつわる技術や商品の展示もありましたので、普段は参考にしなかった食品製造業界の視察も行い、刺激を受けてきました。例えば厨房機器などは、基本的な技術は昔から変わっていないようですが、コンスタントに需要はあるとのことです。息の長い技術=優れた技術、と捉えることができそうです。逆に言えば、何か技術革新が起きれば、一気に流れが変わるかもしれませんね。

 

以前、照明機器(ランプ)に使用する電極部品として、弊社で作製している含浸型陰極の一例を紹介させいただきましたが、写真のみでしたので今回はその内容について少しご説明いたします。

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熱陰極として使われる材料には下記のとおりいくつかあり、いずれも電子を多く放出させるための工夫がなされています。工夫としては、仕事関数を小さくする、動作温度を高くする、の二点です。

 

1.金属陰極

 
2.単原子層陰極

 
3.酸化物陰極

 

1は、単純にW(タングステン)やTa(タンタル)などの融点の高い材料を、高温に加熱して使用します。例えばWの仕事関数は4.5eVです。

 

2は、WにThO2(酸化トリウム、トリア)を微量添加したものが一般的と思われます。真空中で加熱しThO2を還元して使用します。ThO2の仕事関数は2.6eVです。

 

3は、熱陰極の中で最も効率が良く、今回ご紹介させていただく含浸型陰極はこの類です。多孔質のタングステンに、Ba(バリウム)系の易電子放射物質を含ませたもので、低い仕事関数(1.5eV程度)と寿命が長いことが特徴です。加えて、弊社の含浸型陰極は、基体となる多孔質タングステンを高温で焼結していますので、使用中の変形が少ない、とお客様より評価を頂いております。
この陰極は大気中の水分を吸収しやすことから、実使用において陰極の特性を最大限引き出すための技術は、お客様のノウハウによるところが大きいようです。この点については、我々はいくつかの用途で実績がありますので、ご相談いただければご提案可能です。

 

今回ご紹介させていただいた技術は照明業界で培ったものですが、現在、分析関係の業界での応用を検討しており、詳しいお話はできませんが新規のテーマとして開発を進めているところです。

 

我々は引き続きこの技術を多方面に展開したいと考えており、延いては技術革新のきっかけとなれば幸いです。 ご相談をお待ちしております。

 

 

照明とは?

2016年09月23日 (金)17時08分PM

営業の大坂です。

 

改めて考えると、なんだろう?そう思って、ウィキペディアで調べてみると。

 

照明(しょうめい)あるいは英:ライティングとは、

・光で照らして明るくすること。

・光を発して光を利用する技術。

・人工照明によって物を見やすくする技術。

・(舞台芸術、映画撮影、写真撮影など)照明プランを作り、照明機材の設置や操作を行う職業。『ライティング』と呼ばれることも多い。

 

2番目の『光を発して光を利用する技術』というのは、なんだかいまいちピンとこないけど、それ以外は納得。

 

話は飛びますが、2週間ほど前の金曜日、岳石電気の最寄り駅、小田急線秦野駅のすぐそばで、映画の撮影をやっていました。川べりで、撮影をしていたようで、照明機材は橋の袂に備え付けられていました。使用されていた照明機材は、ドイツのARRIという会社の、ARRI Daylight Compact 4000という機材で、中にはシングルエンドの4000Wメタルハライドランプが装着されています。

 

『えっ!! 4000W??』と驚かれる方もいるかと思いますが、

『Compact』というだけあって、これでもそんなに大きなワットの機材ではなく、ここの会社の一番大きいワットの機材は『ARRI TRUE BLUE 24』という、なんと240,000KW、つまり24KWの機材です。これに使用されるランプも4000W同様、メタルハライドランプです。

 

映画撮影や、写真撮影などの現場では、あまりLEDは使われていないようで、ARRIのホームページにも、あまりLEDの機材は掲載されていません。まあ、こういう分野は、公共施設などとはちがい、芸術性が重視され、省エネなんていうのは、それほど考えられないのでしょうね。

 

自分の家も、玄関のところにあるペンダントの照明器具に試しにつけた、中国製のLEDが2ヶ月で切れて以来(相当前の話ですが・・・)自宅のLED化は全く進みません。一度リビングのシーリングライトをLEDに変えたという家を訪問しましたが、温白色(温かみがある色)モードにしても、正直なところ“居づらい感”を非常に感じました。

 

ウィキペディアに戻ると、『良い照明というのは、場面ごとにことなるが、おおむね、適切な照度(明るすぎず、暗すぎず)、適度な明るさの対比、適切な色彩(彩度)、見る人の視野に明るすぎる光源が入らないこと、見る人の視野の中に不愉快な反射が無いこと、などの条件が挙げられる。』とあります。

 

家から会社に来るまでに、街路灯、駅、電車、バスが急激にLED化してしまいました。確かに、省エネも必要ですが、『居心地の良さ』というのも、人間生活で大事なことではないでしょうか?

 

照明とは?

 

良い照明であって欲しいですね。

 

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大人の科学!

2016年09月16日 (金)17時51分PM

こんにちは。技術課の川上です。いつも前置きが長くなってしまうので、今回はシンプルに始めます。

 

岳石電気で製造しているフィラメントは、医療機器や分析装置など多岐に渡っていますが、中々目にする事が有りません。

しかし、一般の方々にも岳石製フィラメントを手元に置けるチャンスがあります!

それがこの2013年に発売された「大人の科学 新型ピンホール式プラネタリウム」です‼

 

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学研さんから大人向けに様々な付録を付けて出版している雑誌ですが、このプラネタリウムの光源に岳石製のフィラメントが使用されております。元々は、学研さんから手作り電球で有名な細渕電球さんへオファーが行き、細渕電球さんから岳石電気へ極小フィラメントの製造依頼があり実現しました。

ピンホール式なので、高輝度・極小が求められ、最終的な寸法はワイヤー線径Φ37μmでコイル全長が0.55㎜でした。

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上の写真は、同形状で今までの最小全長2㎜のフィラメント

 

 

出版された際にはご厚意で現物が届いたので、早速組み立ててみました。

細渕電球さんの職人技が冴えわたる一品です。

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真っ暗な部屋で点灯してみると、壁には綺麗な星空が!

天の川まで再現されています。(昼間だったので、中身のみの写真です。)

子供達にも「このフィラメントはお父さんの会社で作ったんだぞ」と自慢出来ました。

 

全国の書店または、学研HPで絶賛発売中です‼

 

皆さんも是非、御自宅でワイン片手に満天の星空を‼

 

 

JASIS 2016 視察

2016年09月12日 (月)21時11分PM

こんにちは、技術開発部の木村です。

 

9/7(水)~9/9(金)に幕張メッセで開催されたJASIS 2016に視察に行って来ました。

今回は、その会場の様子などを交えて、当社が関わる内容について書いていきたいと思います。

 

前日まで曇り空でしたが、この日は朝から晴れてとても暑かったので、いつもなら歩く距離ですが、海浜幕張駅から無料シャトルバスに乗って会場まで。

 

 

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(建物正面)

 

 

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(会場正面口)

 

 

皆さんご存知かもしれませんが、このJASIS展は、日本分析機器工業会と日本科学機器協会の共催で、分析、計測機器やそれらに関わる設備、関連製品が一堂に集まる展示会です。

 

ものづくりをしている当社にとっては、作った製品の表面観察を行ったり、元素特定の分析を行ったりと評価、解析には不可欠な機器もあり、また、液体のpH管理、流体機器など社内設備にも一役買っているものばかりです。

 

一方、この会場には、当社のお客先が多数出展されています。

分析機器に使用されている様々なランプ、X線用フィラメントや電子銃のフィラメント及び、それら関連部品などなど。

 

日頃お世話になっているお客先とのお打合せ、ご挨拶と技術情報の収集と、未来のお客様との出会いを求めて会場をくまなく回りました。

 

 

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(会場内風景)

 

 

この展示会では、色々な技術セミナーが数多く用意されており、新技術動向、基礎入門、各出展メーカーによる製品説明、それぞれのレベル、目的に合わせて聴衆できるのがうれしいです。

 

 

会場全体の展示イメージとしては、食品関係、医療関係をテーマにとらえたものが多く、その品質に対する安全、安心への要求の強さがうかがえました。

 

高品質、高精度が求められるようなハイスペック装置は、日本国内でしか製造できない話もあるようなので、これらに使用される部品に対しての要求も当然厳しくなります。

 

当社も部品加工、溶接、組立、熱処理・表面処理技術など、日々、技術研鑽していかなくては、とあらためて感じました。

 

今回の展示会と関係するような部品として、X線のピンホールコリメータの細穴加工(タングステン製)の写真を載せてみました。

それと、とことん鏡面まで磨き上げたプレート(モリブデン製)の写真を合わせて。

 

 

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(穴サイズφ0.1×0.5:タングステン)

 

 

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(面粗さ RMS2.1μm:モリブデン)

 

ワークに写っているのはカメラのレンズフレームです。

 

 

上の写真はあくまで一例ですが、こんな加工できる?こんな事にトライしてほしい、などございましたら、是非お問合せ下さい。

 

 

 

 

 

新人奮闘中!

2016年09月09日 (金)18時26分PM

営業の上田です。

まだまだ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、8月1日から岳石電気の製造部門にフレッシュな2名の仲間が加わりましたので紹介したいと思います。

岡村貴文(おかむら たかふみ)君と畠山力(はたけやま りき)君です。

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(左:畠山 右:岡村)

 

岡村君は現在、25歳で前職は化粧品やシャンプーなどを製造するメーカー、一方、畠山君は22歳で前職は自動車部品の加工メーカーの出身です。

 

2名とも製造メーカーの出身ではありますが、岳石電気で必要とされる技能や技術については特別に勉強が必要となります。そのため、今現在、時間をかけて研修中です。

 

8月中は座学による教育(製品、材料知識、設計思想、工程プロセス理解)と製造現場の見学を中心に研修を行ってきました。そして、9月からは引き続き座学(設計書の詳細理解)と製造部の各セクションでの実技研修に加え、基本的な製造技能研修などに日々取り組んでいます。

 

日々研修の様子を見ていますが、2名ともやる気十分、エネルギーがあふれ出ちゃってます!

 

さらに、10月からは岳石電気の根幹技術の実践研修に入り、年末までビッシリ続いていきます。何よりも、早く会社に慣れ、早く戦力になっていくことを期待しています!

それでは2人からの抱負を!

 

【岡村】

私は他業種から来たので技能的なことはまだ出来ません。ですが、これから色々と学び、それを自分のものにしてキャリアを上げ、後世に伝える事が会社に対する貢献だと思っています。もちろん、それには自分が人一倍努力をしなければならなりません。岳石電気がこれから先、何十年、何百年と継続するには何を考え、何をするかを常に考えることも貢献だと思います。よろしくお願いします。

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ちなみに岡村君、趣味は「彼女と遊ぶこと」だそうです~いいですね~若い!

 

 

【畠山】

私には現在、全くと言うほど技術、技能はありませんが、もっと勉強し、知識を蓄え、技術を磨きたいと思います。そして、私達の次に入ってくる新人達に学んだことを教え、育てることができるようになりたいです。同期の岡村さんと共に起こした小さな火を岳石電気を照らす明かりにする為に、今後も何事にも真剣に取り組み、会社に貢献できるようにしたいと思います。よろしくお願いします。

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畠山君の趣味は「パチンコ」・・・ん~彼女作りなさい!

 

2人とも、熱のこもったいいコメントですね!この気持ちを忘れずに一緒にガンバロウ!!期待しています!

 

近い将来、岳石電気のHP中の採用ページにある「先輩の声」に登場する日が来るのかもしれません~

 

岳石電気は久しぶりに若い戦力を迎え、社内も活気づいています。私達先輩社員は彼らを、時には厳しく、時にはやさしく指導し、一人前の技術者に育てたいと思っています。

 

岳石電気には今年、他にも新しい仲間が続々と加わりました。また、後日紹介していきたいと思います。

世界最高最速 2700℃真空熱処理

2016年08月05日 (金)17時35分PM

こんにちは、技術の芭蕉です。

ヨーロッパ出張から戻ってきて早くも1ヶ月が過ぎました。年齢を重ねる毎に感じますが時間が経つのは早いですね。最近は出張時に打ち合わせした試作の設計検討、手配と忙しくしております。なんとか試作から量産へ繋げていけるようがんばります!!

 

さて、今日は岳石電気の要の技術の1つである、『熱処理』について説明したいと思います。弊社では、ランプに使用するタングステン製品の熱処理を行います。

熱処理をする主な理由としましては、下記の項目が挙げられます。

 

①タングステンに付着している汚れを除去する。

ランプを点灯した時にタングステンの温度が上がるのですが、汚れが付着しているとその汚れが飛んでガラスの内壁に付着し、ランプの黒化につながります。事前に熱処理をすることで汚れを除去し、製品をクリーンな状態にします。

 

②タングステンに含まれる不純物(酸素,水分,ガス等)を除去する。

熱処理の温度帯によって、タングステンから不純物(酸素,水分,ガス等)が発生します。ランプ点灯時にはかなりの高温になる為、事前に製品を高温で熱処理することで、ランプ点灯時の不純物の発生を少なくすることができ、ランプの特性UPにつながります。

 

③タングステンの結晶粒をコントロール(大きく)する

熱処理を行うとタングステンの結晶粒が成長し、高温になればなるほど大きな結晶粒になります。結晶粒が大きくなることでランプ点灯時のタングステンの消耗を抑えることができランプの長寿命化につながります。

 

上記のように高温で熱処理をすることでランプ特性がよくなります。熱処理温度をより高い温度で処理できるようにと弊社の中でも日々改善に取り組んできました。その結果現在では、自社開発した真空熱処理炉にて最高温度2700℃までの処理が可能となりました。しかも昇温から冷却までの時間は約2時間。この真空熱処理の開発により、1日にバッチ処理で数回の熱処理が行えるようになり、多くのお客様に貢献しております。

熱処理温度については、よくお客様からのお問合せで本当にその温度まで上がっているのかという質問がございます。

 

安心してください。上がってますよ!!!

 

と申しますのも、通常の管理での温度確認は放射温度計にて測定をしておりますが、実際にその温度まで上がっているのかを確認する為に、その温度で溶ける融点の金属を炉に入れて熱処理を行い、入れた金属が溶けたことを確認しております。

 

 

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上記の写真はタングステンの坩堝にタンタル板を乗せて、2700℃で真空熱処理をした後のものです。タンタルが溶けてタングステンにくっついていることが確認できました。

 

真空炉の開発当初にはさまざまなアイディアを試し、炉菅が爆発したことも多々あるとか。。。

失敗は成功の基といいますが、何回も失敗を繰り返し、その経験を活かして成功への道が切り開けます。私もお客様からいただいた宿題を早く解決すべく日々努力しております!

 

熱処理のみの依頼でも検討することが可能ですので、ご興味ある方、お困りの方は、岳石電気までご相談ください!!

 

貴方の身近なフィラメント

2016年07月29日 (金)20時55分PM

こんにちは。久々に登場の川上です。

すっかり宴会部長職が定着してしまい、お客様からも「宴会部長の川上さんて、川上さんですか?」と質問される事も。

残念ながら、現在の岳石電気に川上姓は私一人なので、誤魔化せませんでした。

ちなみに、流行に敏感な私は、巷で話題の「ポケモン GO」を早速ダウンロード。

しかし、すぐにフリーズ。起動しても、何かのボタンを押すと高確率でフリーズ。調べてみると、私のi-phone 4S は非対応との事。。。(皆に、いい加減買い替えろと言われます)

悔しいので、PSの「電車で GO」でも引っ張り出そうかと思った今日この頃です。

 

さて、今回は皆さんに興味を持って貰う為に、身近なフィラメントをご紹介します。

必ずと言って良いほど家庭に有るランプと言えば蛍光灯です。蛍光灯の中にもフィラメントが入っていますが、蛍光灯に使用されているフィラメントは、少し変わった形状をしています。

 

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外観的には、普通(?)に見えます。

これを電子顕微鏡で33倍に拡大して見ましょう。

 

 

蛍光灯コイル 外観

ちょっと気持ち悪いですが、コイルの中にワイヤーが一本残っているのが判るでしょうか。

 

 

さらに拡大してみると、、、

蛍光灯コイル 拡大

この様になっています。

100μm(0.1㎜)のタングステンワイヤーの上に、30μm(0.03㎜)のタングステンワイヤーが巻かれているのです‼(一般的に髪の毛の太さが65~100μm程度です)

 

 

なぜこの様な形状のフィラメントが蛍光灯に使用されているのでしょうか。

蛍光灯の発光原理を簡単に説明すると、蛍光物質(エミッタ)を塗布した電極(ここで言うフィラメント)に電流を流す事で、蛍光物質から電子が放出し、ランプ内に封入されている水銀原子と衝突した際に紫外線を放出します。この紫外線がランプ内壁に塗布された蛍光物質によって可視光に変化します。蛍光灯の寿命は、実はフィラメントの断線では無く、エミッタの枯渇による不点灯が主な原因になります。

その為、先人方はいかに多くのエミッタをフィラメントに保持できるかに注力しました。たどり着いた結果が、上記写真の様にコイルの中にワイヤーを残す方法だったのです。

 

↓手持ちにエミッタ塗布済みのフィラメントが無かったので、ご参考として電極にエミッタを塗ったものの写真(白っぽいところが塗布されたエミッタ)です。

トリム済みコイル圧入電極

 

 

コイル内にワイヤーが有る事で、液状の蛍光物質(後に乾燥させ個体状に変化)がコイルの内側までよく絡んで沢山保持出来、長寿命化となりました。

(ちなみに、外に巻かれている30μmのワイヤー同士がくっついてもショートせず、特性は主に内側のワイヤーに依存します。)

 

この様に、近年のLED普及に伴い、置き換えが進んでいる蛍光灯ですが、目に見えないところで様々な創意工夫がなされています。

我々岳石電気は、長年の照明業界で培った技術を他分野に生かし、皆様へのお力になれればと思っておりますので、フィラメント形状でお困りの案件がございましたら、是非お気軽にご相談下さい。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また次回もよろしくお願い致します。

はだのブランドツアー

2016年07月27日 (水)10時49分AM

営業の任です。

去る7月16日(土)、はだのブランド推進委員会が主催する「第2回はだのブランドツアー」にHEAVY SOURCE製品の製造工場として受け入れ側として参加させて頂きました。

今回のツアーは3月に続いて2回目ということですが、20名の定員に対して応募がなんと、400名!であったということで多くの皆様が楽しみにしておられ、また、高倍率を勝ち抜いてこられた方々が来社されると聞き、妙なプレッシャーを感じつつ・・・楽しみにしてらっしゃる方がに少しでも喜んで頂こうと、土曜日は休業日ではありますが、担当者に集まってもらい、準備を進めてきました。

当日は雨が降ったり止んだりと不安定な天気ではありましたが、準備は万全です!

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エントランスにお店を設営してお待ちしました。

 

 

 

 

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いらっしゃいませ!記念撮影。

 

 

 

 

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まずは、岳石電気社長、HEAVY SOURE代表でもある嶽石から挨拶と簡単な説明をさせて頂きました。皆様とても真剣にお聞き頂きました。

 

その後、2班に分かれ、本社工場の見学とルアー工場である第2工場の見学となります。

本社工場では、主に岳石電気の製品製造設備や実際に製品を製造している所をご見学頂きました。

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真剣に機械を見つめているお子様の表情に感動・・・

 

 

 

 

 

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これは、タングステンルアーを焼結するための炉の中の温度を確認して頂いているところです。高温炉は普段お目にかかることが無いかと思いますので、皆様も大変関心を持たれているようでした。

 

 

 

 

続いて第2工場

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第2工場ではタングステンルアーの製造過程についてご見学を頂きました。

写真は実際にタングステンの粉末をプレスする作業をご見学頂きました。プレスする音と出来上がりの焼結前のルアー原形に皆様に声を上げて喜んでおられました。

 

 

続いて塗装体験

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実際の製品にスプレーを使って上色の塗装体験をして頂きました。

 

 

 

 

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小さなお子様から大人の方まで皆様大変喜んで頂きました。

 

 

 

 

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最後は、ご来社記念特性ストラップ付きルアーと特性缶バッチを皆様にプレゼントさせて頂きました。

1時間という大変短い時間でしたので、本当に喜んで頂けたかどうか不安でしたが、秦野市に居を構える会社として少しでも市民の皆様に私たちの工場に興味を持って頂けたらと思います。また、私達も普段は一般のお客様に直接工場を見ていただく機会が少ないため、どうやったら興味を持って頂けるのか?という課題に対して考えるいい機会になったと思っております。

また、このような機会があれば、是非参加させて頂きたいと思っています。

電子源の用途について(質量分析を例に)

2016年07月22日 (金)18時46分PM

開発を担当している森です。

 

前回、電子源について紹介させていただきましたが、今回はその用途について少しお話ししたいと思います。

弊社で取り扱っている電子源は熱電子放出型です。その原理を利用した分析技術や加工技術は多数存在しています。下記はその一例です。

 

・蛍光X線分析

・X線CT

・電子顕微鏡、透過電子顕微鏡

・質量分析

・電子ビーム溶接・溶融  ・・・

 

例えば、3Dプリンター用途の電子ビーム溶融は、レーザ溶融より精度は劣るようですが、高速度造形が特徴のようです。

 

その中で、我々が近年携わっている質量分析について、少しお話ししたいと思います。

質量分析法は、測定対象をイオン化してその質量を測定し同定や定量を行う方法で、その装置は次に示すとおり様々ですが、いずれも一長一短があり万能機は無いようです。

 

・四重極型

・磁場型

・イオントラップ型

・飛行時間型

・FT-ICR型

・イオンモビリティ型  ・・・

 

先程、イオン化という言葉が出てきましたが、代表的な方法に電子イオン化法(EI)とういものがあり、我々もこれに用いる電子源を製造しております。ガス分析においては、ほぼ使用されているようなのですが、イオン化エネルギーが強く、生体サンプルは壊れてしまうため、ライフサイエンス分野には向いていない方法とのことです。尚ここでは触れませんが、イオン化にも多くの方法があるようです。

また、興味深い話では、地震発生予測の研究においても質量分析装置が用いられているようです。用途は製造ライン、食品やライフサイエンス分野だけではないようで、幅広いですね。

 

質量分析の世界は奥が深いようです。

 

まだまだ勉強不足ではありますが、様々な分野でお役に立てるような製品を今後も提供して参りたいと考えております。各種のご相談をお待ちしております。

 

第2回はだのブランド体験バスツアー

2016年07月15日 (金)19時11分PM

営業の大坂です。『客を訪ねて3千里』のヨーロッパ出張から帰ってきました。すでに、一緒に出張に行った2名が、ヨーロッパの様子は結構詳しく紹介してしまったので、今回は今週末に行われる、はだのブランド体験バスツアーについて、少々説明をしたいと思います。

 

その前に、少しだけヨーロッパ。

 

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コストを少しでも安く済ませようと、ヨーロッパ圏内の移動は、鉄道を駆使しました。生まれて初めて、ユーレル・パスというものを購入。あらかじめ、このパスを購入しておけば、ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)とドイツで、5日間はどこまで行ってもチケットの購入は必要がないというものです。フランスでお客さんのところへ電車で行った帰り、あのエアバスの本拠地トゥールーズ駅に帰るのに、いきなりストが始まり、電車が動かなくなり、結局タクシーで戻ったなど、いろんなハプニングはありましたが、いい体験でした。

(現地で、スマホを落としたので、写真がなくてすみません)

 

それでは、本題。。。。

 

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そもそも『はだのブランド』というのは、どこの地方都市でもありがちな、人口の減少によって、元気のなくなっていく経済を活性化させる目的で、今から5年ほど前の平成22年に始まったものです。ホームページもありますので、ご興味のある方は、是非のぞいてみてください。(http://hadano-brand.jp/

 

岳石電気と『はだのブランド』の関係は、関連会社の岳石デライトが販売する、タングステン製ルアー(釣りの疑似餌)が、平成27年度の第4回はだのブランド認証品に選ばれたことに始まります。といいますのも、このタングステンルアーは、岳石電気が長年培った、タングステンやモリブデンなどの、所謂、難削材と呼ばれる金属の加工技術を駆使して製造したものだからです。

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http://www.heavysource.com/

 

 

 

第2回はだのブランド体験バスツアー

7月16日(土)に、『第2回はだのブランド体験バスツアー』が行われ、岳石デライトのタングステンルアー製造現場がツアーの一部に含まれており、20名ほどのお客様が工場の見学においでになる予定です。タングステンルアーの製造現場は、新しい建物ができるまで岳石電気の工場であった、現在、『第二工場』と呼ばれる、旧本社工場にあります。

 

簡単な塗装体験など、通常ではあまり経験のできないようなことを、予定しており、お土産も用意しました。短い時間ですが、明日お越しになるお客様には、是非、楽しんでいただければと思います。

 

それではまた。。

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