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世界最高最速 2700℃真空熱処理

2016年08月05日 (金)17時35分PM

こんにちは、技術の芭蕉です。

ヨーロッパ出張から戻ってきて早くも1ヶ月が過ぎました。年齢を重ねる毎に感じますが時間が経つのは早いですね。最近は出張時に打ち合わせした試作の設計検討、手配と忙しくしております。なんとか試作から量産へ繋げていけるようがんばります!!

 

さて、今日は岳石電気の要の技術の1つである、『熱処理』について説明したいと思います。弊社では、ランプに使用するタングステン製品の熱処理を行います。

熱処理をする主な理由としましては、下記の項目が挙げられます。

 

①タングステンに付着している汚れを除去する。

ランプを点灯した時にタングステンの温度が上がるのですが、汚れが付着しているとその汚れが飛んでガラスの内壁に付着し、ランプの黒化につながります。事前に熱処理をすることで汚れを除去し、製品をクリーンな状態にします。

 

②タングステンに含まれる不純物(酸素,水分,ガス等)を除去する。

熱処理の温度帯によって、タングステンから不純物(酸素,水分,ガス等)が発生します。ランプ点灯時にはかなりの高温になる為、事前に製品を高温で熱処理することで、ランプ点灯時の不純物の発生を少なくすることができ、ランプの特性UPにつながります。

 

③タングステンの結晶粒をコントロール(大きく)する

熱処理を行うとタングステンの結晶粒が成長し、高温になればなるほど大きな結晶粒になります。結晶粒が大きくなることでランプ点灯時のタングステンの消耗を抑えることができランプの長寿命化につながります。

 

上記のように高温で熱処理をすることでランプ特性がよくなります。熱処理温度をより高い温度で処理できるようにと弊社の中でも日々改善に取り組んできました。その結果現在では、自社開発した真空熱処理炉にて最高温度2700℃までの処理が可能となりました。しかも昇温から冷却までの時間は約2時間。この真空熱処理の開発により、1日にバッチ処理で数回の熱処理が行えるようになり、多くのお客様に貢献しております。

熱処理温度については、よくお客様からのお問合せで本当にその温度まで上がっているのかという質問がございます。

 

安心してください。上がってますよ!!!

 

と申しますのも、通常の管理での温度確認は放射温度計にて測定をしておりますが、実際にその温度まで上がっているのかを確認する為に、その温度で溶ける融点の金属を炉に入れて熱処理を行い、入れた金属が溶けたことを確認しております。

 

 

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上記の写真はタングステンの坩堝にタンタル板を乗せて、2700℃で真空熱処理をした後のものです。タンタルが溶けてタングステンにくっついていることが確認できました。

 

真空炉の開発当初にはさまざまなアイディアを試し、炉菅が爆発したことも多々あるとか。。。

失敗は成功の基といいますが、何回も失敗を繰り返し、その経験を活かして成功への道が切り開けます。私もお客様からいただいた宿題を早く解決すべく日々努力しております!

 

熱処理のみの依頼でも検討することが可能ですので、ご興味ある方、お困りの方は、岳石電気までご相談ください!!

 

貴方の身近なフィラメント

2016年07月29日 (金)20時55分PM

こんにちは。久々に登場の川上です。

すっかり宴会部長職が定着してしまい、お客様からも「宴会部長の川上さんて、川上さんですか?」と質問される事も。

残念ながら、現在の岳石電気に川上姓は私一人なので、誤魔化せませんでした。

ちなみに、流行に敏感な私は、巷で話題の「ポケモン GO」を早速ダウンロード。

しかし、すぐにフリーズ。起動しても、何かのボタンを押すと高確率でフリーズ。調べてみると、私のi-phone 4S は非対応との事。。。(皆に、いい加減買い替えろと言われます)

悔しいので、PSの「電車で GO」でも引っ張り出そうかと思った今日この頃です。

 

さて、今回は皆さんに興味を持って貰う為に、身近なフィラメントをご紹介します。

必ずと言って良いほど家庭に有るランプと言えば蛍光灯です。蛍光灯の中にもフィラメントが入っていますが、蛍光灯に使用されているフィラメントは、少し変わった形状をしています。

 

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外観的には、普通(?)に見えます。

これを電子顕微鏡で33倍に拡大して見ましょう。

 

 

蛍光灯コイル 外観

ちょっと気持ち悪いですが、コイルの中にワイヤーが一本残っているのが判るでしょうか。

 

 

さらに拡大してみると、、、

蛍光灯コイル 拡大

この様になっています。

100μm(0.1㎜)のタングステンワイヤーの上に、30μm(0.03㎜)のタングステンワイヤーが巻かれているのです‼(一般的に髪の毛の太さが65~100μm程度です)

 

 

なぜこの様な形状のフィラメントが蛍光灯に使用されているのでしょうか。

蛍光灯の発光原理を簡単に説明すると、蛍光物質(エミッタ)を塗布した電極(ここで言うフィラメント)に電流を流す事で、蛍光物質から電子が放出し、ランプ内に封入されている水銀原子と衝突した際に紫外線を放出します。この紫外線がランプ内壁に塗布された蛍光物質によって可視光に変化します。蛍光灯の寿命は、実はフィラメントの断線では無く、エミッタの枯渇による不点灯が主な原因になります。

その為、先人方はいかに多くのエミッタをフィラメントに保持できるかに注力しました。たどり着いた結果が、上記写真の様にコイルの中にワイヤーを残す方法だったのです。

 

↓手持ちにエミッタ塗布済みのフィラメントが無かったので、ご参考として電極にエミッタを塗ったものの写真(白っぽいところが塗布されたエミッタ)です。

トリム済みコイル圧入電極

 

 

コイル内にワイヤーが有る事で、液状の蛍光物質(後に乾燥させ個体状に変化)がコイルの内側までよく絡んで沢山保持出来、長寿命化となりました。

(ちなみに、外に巻かれている30μmのワイヤー同士がくっついてもショートせず、特性は主に内側のワイヤーに依存します。)

 

この様に、近年のLED普及に伴い、置き換えが進んでいる蛍光灯ですが、目に見えないところで様々な創意工夫がなされています。

我々岳石電気は、長年の照明業界で培った技術を他分野に生かし、皆様へのお力になれればと思っておりますので、フィラメント形状でお困りの案件がございましたら、是非お気軽にご相談下さい。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また次回もよろしくお願い致します。

はだのブランドツアー

2016年07月27日 (水)10時49分AM

営業の任です。

去る7月16日(土)、はだのブランド推進委員会が主催する「第2回はだのブランドツアー」にHEAVY SOURCE製品の製造工場として受け入れ側として参加させて頂きました。

今回のツアーは3月に続いて2回目ということですが、20名の定員に対して応募がなんと、400名!であったということで多くの皆様が楽しみにしておられ、また、高倍率を勝ち抜いてこられた方々が来社されると聞き、妙なプレッシャーを感じつつ・・・楽しみにしてらっしゃる方がに少しでも喜んで頂こうと、土曜日は休業日ではありますが、担当者に集まってもらい、準備を進めてきました。

当日は雨が降ったり止んだりと不安定な天気ではありましたが、準備は万全です!

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エントランスにお店を設営してお待ちしました。

 

 

 

 

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いらっしゃいませ!記念撮影。

 

 

 

 

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まずは、岳石電気社長、HEAVY SOURE代表でもある嶽石から挨拶と簡単な説明をさせて頂きました。皆様とても真剣にお聞き頂きました。

 

その後、2班に分かれ、本社工場の見学とルアー工場である第2工場の見学となります。

本社工場では、主に岳石電気の製品製造設備や実際に製品を製造している所をご見学頂きました。

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真剣に機械を見つめているお子様の表情に感動・・・

 

 

 

 

 

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これは、タングステンルアーを焼結するための炉の中の温度を確認して頂いているところです。高温炉は普段お目にかかることが無いかと思いますので、皆様も大変関心を持たれているようでした。

 

 

 

 

続いて第2工場

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第2工場ではタングステンルアーの製造過程についてご見学を頂きました。

写真は実際にタングステンの粉末をプレスする作業をご見学頂きました。プレスする音と出来上がりの焼結前のルアー原形に皆様に声を上げて喜んでおられました。

 

 

続いて塗装体験

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実際の製品にスプレーを使って上色の塗装体験をして頂きました。

 

 

 

 

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小さなお子様から大人の方まで皆様大変喜んで頂きました。

 

 

 

 

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最後は、ご来社記念特性ストラップ付きルアーと特性缶バッチを皆様にプレゼントさせて頂きました。

1時間という大変短い時間でしたので、本当に喜んで頂けたかどうか不安でしたが、秦野市に居を構える会社として少しでも市民の皆様に私たちの工場に興味を持って頂けたらと思います。また、私達も普段は一般のお客様に直接工場を見ていただく機会が少ないため、どうやったら興味を持って頂けるのか?という課題に対して考えるいい機会になったと思っております。

また、このような機会があれば、是非参加させて頂きたいと思っています。

電子源の用途について(質量分析を例に)

2016年07月22日 (金)18時46分PM

開発を担当している森です。

 

前回、電子源について紹介させていただきましたが、今回はその用途について少しお話ししたいと思います。

弊社で取り扱っている電子源は熱電子放出型です。その原理を利用した分析技術や加工技術は多数存在しています。下記はその一例です。

 

・蛍光X線分析

・X線CT

・電子顕微鏡、透過電子顕微鏡

・質量分析

・電子ビーム溶接・溶融  ・・・

 

例えば、3Dプリンター用途の電子ビーム溶融は、レーザ溶融より精度は劣るようですが、高速度造形が特徴のようです。

 

その中で、我々が近年携わっている質量分析について、少しお話ししたいと思います。

質量分析法は、測定対象をイオン化してその質量を測定し同定や定量を行う方法で、その装置は次に示すとおり様々ですが、いずれも一長一短があり万能機は無いようです。

 

・四重極型

・磁場型

・イオントラップ型

・飛行時間型

・FT-ICR型

・イオンモビリティ型  ・・・

 

先程、イオン化という言葉が出てきましたが、代表的な方法に電子イオン化法(EI)とういものがあり、我々もこれに用いる電子源を製造しております。ガス分析においては、ほぼ使用されているようなのですが、イオン化エネルギーが強く、生体サンプルは壊れてしまうため、ライフサイエンス分野には向いていない方法とのことです。尚ここでは触れませんが、イオン化にも多くの方法があるようです。

また、興味深い話では、地震発生予測の研究においても質量分析装置が用いられているようです。用途は製造ライン、食品やライフサイエンス分野だけではないようで、幅広いですね。

 

質量分析の世界は奥が深いようです。

 

まだまだ勉強不足ではありますが、様々な分野でお役に立てるような製品を今後も提供して参りたいと考えております。各種のご相談をお待ちしております。

 

第2回はだのブランド体験バスツアー

2016年07月15日 (金)19時11分PM

営業の大坂です。『客を訪ねて3千里』のヨーロッパ出張から帰ってきました。すでに、一緒に出張に行った2名が、ヨーロッパの様子は結構詳しく紹介してしまったので、今回は今週末に行われる、はだのブランド体験バスツアーについて、少々説明をしたいと思います。

 

その前に、少しだけヨーロッパ。

 

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コストを少しでも安く済ませようと、ヨーロッパ圏内の移動は、鉄道を駆使しました。生まれて初めて、ユーレル・パスというものを購入。あらかじめ、このパスを購入しておけば、ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)とドイツで、5日間はどこまで行ってもチケットの購入は必要がないというものです。フランスでお客さんのところへ電車で行った帰り、あのエアバスの本拠地トゥールーズ駅に帰るのに、いきなりストが始まり、電車が動かなくなり、結局タクシーで戻ったなど、いろんなハプニングはありましたが、いい体験でした。

(現地で、スマホを落としたので、写真がなくてすみません)

 

それでは、本題。。。。

 

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そもそも『はだのブランド』というのは、どこの地方都市でもありがちな、人口の減少によって、元気のなくなっていく経済を活性化させる目的で、今から5年ほど前の平成22年に始まったものです。ホームページもありますので、ご興味のある方は、是非のぞいてみてください。(http://hadano-brand.jp/

 

岳石電気と『はだのブランド』の関係は、関連会社の岳石デライトが販売する、タングステン製ルアー(釣りの疑似餌)が、平成27年度の第4回はだのブランド認証品に選ばれたことに始まります。といいますのも、このタングステンルアーは、岳石電気が長年培った、タングステンやモリブデンなどの、所謂、難削材と呼ばれる金属の加工技術を駆使して製造したものだからです。

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http://www.heavysource.com/

 

 

 

第2回はだのブランド体験バスツアー

7月16日(土)に、『第2回はだのブランド体験バスツアー』が行われ、岳石デライトのタングステンルアー製造現場がツアーの一部に含まれており、20名ほどのお客様が工場の見学においでになる予定です。タングステンルアーの製造現場は、新しい建物ができるまで岳石電気の工場であった、現在、『第二工場』と呼ばれる、旧本社工場にあります。

 

簡単な塗装体験など、通常ではあまり経験のできないようなことを、予定しており、お土産も用意しました。短い時間ですが、明日お越しになるお客様には、是非、楽しんでいただければと思います。

 

それではまた。。

ヨーロッパ出張2016(後編)

2016年07月08日 (金)21時39分PM

Hello!!

 

技術課の芭蕉です。
6/12(日)~6/25(土)の期間、ヨーロッパ出張に行ってきました。
訪れた国はフランス、ベルギー、ドイツの3ヵ国。
6/12(日)~6/20(日)までは、私と上田、大坂の3名。上田は6/20に日本のお客様と打ち合わせがある為、先に帰国。 取り残された私と大坂(もとい信頼されて任された)で6/21~24まで頑張って営業してきました。

 

ヨーロッパ方面のお客様は、以前から担当させていただいておりましたが、実際に出張に行くのは初めてとなります。 よく仕事は段取り八分といいますが、海外出張は特に段取りが大事です。重要な訪問の機会を活かす為に、事前にお客様の情報,状況を整理し、営業に必要な資料,サンプルを用意します。 お客様と面会した時に内容を確認するのでは、意味がありません。事前に宿題をもらい、宿題に対する答えを持っていく必要があります。 理想は、宿題に対する答えを先に回答し、打ち合わせ時にその結果を確認し、新しい宿題,仕事の種をもらうことです。資料作りは出張直前まで時間が掛かってしまいましたが満足のいく資料が完成しました。

 

実際の出張では、移動が多く、飛行機や電車の遅れもあり、予定通りのスケジュールではなかなか進みませんでしたが、限られた時間の中で岳石電気のアピールを最大限してきました。 お客様と実際に現地で会うことで、電話やメールでは感じ取れない雰囲気が肌で伝わり、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。
今回の海外出張はとても良い経験となりました。この経験を今後の仕事に活かしていきたいと思います!

 

余談ですが私のプライベートのお話しを少々、、、

 

出張二日目に子供が産まれました!!

予定よりも一ヶ月早かった為、びっくりしましたが元気な男の子でした。

 

 

さて、せっかくの海外出張ということもあり、仕事の合間を縫って、ドイツを堪能してきました。
前半(フランス,ベルギー)は上田が6/22にブログアップしておりますので、私は後半(ドイツ)の紹介を少しさせていただきます。

 

ドイツといえばソーセージ、ジャガイモの料理が有名ですが、ドイツで見つけた日本食を紹介したいと思います。

 

まずはベルリンにて中国人?が経営する日本食の店に突入しソバを注文。

 

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一見普通のソバに見えますが、、、なぜか甘い。

これが日本のソバだと現地の人に伝わっていたら残念な気持ちになる味でした。

 

次は日本人が経営するラーメン屋探しに。

 

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写真は豚骨ラーメン。お店を探すのは大変でしたが、味も見た目も日本で食べるラーメンと同じでとてもおいしかったです!

 

ラーメンを食べた後、帰りの電車の駅を探す途中でうどん屋を発見し勢いで突入!

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このうどん屋も当たりでドイツでもおいしい日本食を堪能できました。

全て麺料理ですね、、、食べ過ぎました、、、(笑)

 

ドイツと言えばビール!

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100種類のビールがあるお店を発見。ドイツのビールはアルコール度数が高いものが多く、私はビールが苦手。一番アルコール度数が低いものを頼んだ結果、赤い色のビールがでてきました。味はカシスソーダに似ていて、ちょっと酸味が強かったですが、おいしくいただきました。ちなみに大坂は大のビール好きで、出張の間に30種類以上ビールを飲んでいました。私は途中からビールではなくコーラを頼んでました。

 

続いてはニュルンベルクの町にて。

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ニュルンベルクは城下町。左の写真のようなかっこいい建物がたくさんありました。右の写真は監視塔。町の中に4本立っていました。とても素敵な町でいつかプライベートでも訪れてみたいです。

 

車で移動中の風景を一枚。

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この写真を撮影した時間は夜の21時過ぎなのですがとても明るいです。

 

 

最後になりますが海外出張を堪能したい方は岳石電気までご連絡を!!

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岳石農園 草むしり

2016年07月06日 (水)16時01分PM

こんにちは。

 

不定期更新担当の任です。

今回は、岳石農園の巻です。

 

梅雨は一昨日の雷で終わりを迎え、本格の夏になりました。

我が岳石農園の雑草も、ボーボーになっています...

 

ということで、昨日の夕方に草むしりをしました。

 

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今回も、製造の石川と手当なし宴会部長の川上が手伝ってくれました。

(写真には川上が写っていないのはカメラマン役をしていました)

 

2

 

 

たったの一ヶ月で、みんなはすくすくと育っています。

 

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ブチトマトは美味しそうなミドリの実を見せてくれました。

(実は1個だけ熟成しているような黄色い実がありましたが、「味見」という意味でワタクシが食べてしまいました...フレッシュで美味しかったです...)

 

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空芯菜は7cmくらい伸びています。

 

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枝豆は一番頑張っています!

 

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ナスは紫色の花を咲かせました。

 

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キュウリも、網を張ってあげないとたるんでしまう高さになりました。

 

上記の複数の写真でわかるように、雑草はかなり「活発」しています。

まだまだ短いものは多いので指で抜こうとするとちぎってしまったりするため、あまりにも短いものは土ごと寛いひっくり返します。

苦闘して1時間、結構スッキリしました!

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草毟りメンバーの皆さん、お疲れ様でした!!

 

ちなみにですが、岳石電気恒例イベントの「夏納涼祭」は8/5(金)に決めました。

従業員のみんな、及びご家族の参加を楽しみしています。

ブチトマト、ナス、キュウリは間に合いそうですねっ!お楽しみにしてください!!!

 

 

P.S.

我社の藤も実ってます。

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どうしてもソラマメにしか見えないので、「食べたらどんな味かな..」と思い、ネットで調べたら、あまり食用に向かないとのことでした。

ショックです...

(全く食べれないわけではありませんが、食べる量によってお腹を緩める可能性が大だそうです...)

 

社内設備も IoT ???

2016年07月02日 (土)01時14分AM

皆さま、こんにちは、およそ一カ月半ぶりの登場となる木村です。

 

岳石電気の生産設備の中には、昼夜問わず連続稼働している装置があります。

それらの装置が、常に連続して止まることなく動いてくれれば良いのですが、現実は、そう上手くいきません。

材料のロット替えなどで、意図的に装置を止めることもあれば、残念ながら、ちょっとしたワークトラブルや、装置異常などで機械が止まることもあります。

 

このような予期せぬ装置停止が、日中、人の大勢いる時間帯であれば、直ぐに気づき復旧できるので、さほど生産に影響はありません。

 

しかし、作業者がその現場から長い時間離れるタイミング(夜や休日)での長時間の停止は、生産予定が大きく狂ってしまい大問題です。

 

そこで、装置トラブルが発生した際に、機械から出力されるエラー信号を、装置担当者にメール送信するようにして、早期復旧が出来るような仕組みにしています。

写真3

 

これにより、現場に居なくとも、メールで装置停止の情報が得られるため、大変有効なシステムとなっています。

 

しかし、これは装置担当者にとって、時と場合によっては、悪魔からの呼び出しメールになってしまうこともあります。

生産技術に携わる身として、極力、無駄な装置停止がないような機械作りを心掛けたいものです。

(関係者の方、いつもお世話になっています。。。)

 

 

先日、ある製品の増産対応のため、新たな自動設備を1台導入しました。

装置1 装置2

(詳細は写せないため分かり難いですが自動機です)

 

この装置を早急に立上げ、生産、売上げ、コストダウンに寄与できるよう頑張ります!

 

でも、装置が増えると、それにあわせて呼び出しメールも増えてしまうかも。。。

(装置担当者の方、申し訳ありませんが、暫くの間お付き合い下さい)

 

ところで、今回の装置関係のメール送信システムとは全く別件なのですが、ネットワークカメラをとある場所に設置しました。

 

それが、すこぶる映像のきれいなこと。

 

これも社内の設備とからめて何かに使えるのでは、と考えてみたりもしています。

 

IoTという単語を意識せずとも、このような産業機械や、カメラの映像、センサー、無線技術など、情報を得る手段が容易で、多様化されている現在では、結果的にものどうしが情報でつながっていることを十分に理解できます。

 

ところで、IoT 顔文字に見えてしまうのは私だけですか???

中国出張記

2016年06月24日 (金)18時45分PM

こんにちは!

無事に中国から帰ってきた任です。

 

今回、6/15~6/18の四日間、製造課長の小黒と中国へ出張してきました。

が、12日に上海の浦東空港で爆発事件があって、

ビビリながら行ったものの何事もなく無事に帰ってこれてよかったです。笑

 

中国の出張は、主に上海周辺を回りますので、いつも上海から出入りをしています。

 

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15日到着した当日は、小雨が降っていて、空も曇っていました。

 

 

ビル

上海も、近年はおしゃれなビルなどをどんどん建てています。

 

 

夜

19時くらいにホテルに着き、荷物を置いたらまず次の日の新幹線切符を買いに行きます。

この時間は車まだ多くて、道を渡るの怖いので歩道橋で渡ります。

 

 

チケット買う

中国の新幹線は中国籍でしたらみんなが持っているマイナンバーカードを使って自動販売機で買えますが、同行の小黒のような外国人は身分のわかるパスポートしか持っていないので窓口でしか買えないのです。

 

切符をゲットし、晩ご飯へ~~

 

夜ご飯

泊まるホテルは上海駅のすぐ近くにありますので、レストランもいっぱいあります。

いつも行っているところへGo!

弊社手当なしの宴会部長川上氏には「高級そうなレストラン!」だと言われましたが、全然普通の一般サラリーマンでも気軽に入れるレストランなんです。

 

 

ビール

中国って言ったらぜひ青島(チンタウ)ビールを召し上がってください!!

色も味も日本のビールより薄くて(アルコール数は同じです...)、とても飲みやすいビールなんです。

 

 

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小黒も大満悦のようでした。

 

 

カエル

私の定番は、こちらの、カエルの四川風煮込みです。

カエル?

そうです!ウシガエルなんです。食感も味も鳥のササミとほどんと変わらなく、タンパク質がたっぷりなんです。なおかつ辛くて、とても人気のある一品です。

 

 

さてと、美味しい話はここまでです。

ここからは「戦い」の巻きになります。

 

駅

16日朝、上海駅へ出発!

相変わらず天気が悪いのです。

 

 

新幹線

こちらは中国の新幹線。日本の新幹線のように、止まる駅の数によって名前が違ったりはしていません。みんな「和諧号」なんです。

 

 

チケットのコピー

こちらは15日の夜に買った切符です。

実名制ですので名前と身分証明書番号の4桁が記載されています。

 

 

チェック

 

事前用意した資料をお客様が来る前にも一度チェックし、ここからは本番です。

 

最近、照明分野ではLEDなどの影響で元気がなくなり、尚且つ最も価格競争の激しい中国では更に厳しい状態ではあります。

厳しい値下げ要求もありますが、岳石電気はお客様のニーズに合せて、品質を保ちながらできるかぎり対応するよう努力し続けています。

「安ければ品質なんてどうでもいい」という要望もありますが、

私たちは、最終製品を使う人々に喜びを感じていただけるモノづくりを目指しています。

 

 

ハロゲン

この状況の中でも最後に訪問したお客様の展示室で御馴染みのハロゲンランプを見た瞬間涙が出そうになりました。

この優しい色、心を温める雰囲気はハロゲンにしかできないと私は思っています。

大坂のブログでも言っていたように、「LEDは照明じゃない!」と叫びたいくらい伝統照明を守りたいのです。

(このようなインテリア系ハロゲン電球は日本ではほぼ売っていないと言ったら、お客様はわざわざ海外向けに生産している110Vの電球をお土産で5個もいただき、とても感激しました。)

 

という感じで、中国には年2~3回ほど出張し、日本のモノづくりの良さを自分の故郷に伝えようとしています。

 

ヨーロッパ出張2016 (前編)

2016年06月22日 (水)08時43分AM

上田です。

12日(日)~20日(月)までヨーロッパの出張に行って来ました。

岳石電気は約10年前より海外向け営業を強化し、昨年度では売上げの約30%強を海外のお客様で占めております。

その中でも特にヨーロッパのお客様への訪問は少なくとも年1回の出張を計画、実行しております。

これまでは現在の社長である嶽石が技術部長時代から毎年訪問をしておりましたが、今年からは、経験を積ませるためにも担当者が自ら企画立案し、お客様と交渉をすべきであるという判断から、営業の大坂、技術の芭蕉(ブログでも登場していますが)とあと、現場責任者である私(実は私も初めて・・・)の3名でフランス、ベルギー、ドイツの3カ国を訪問しました。実は私は別件の予定があるので20日に先に2名を残して帰国しております。

詳しいお客様の社名や内容などは記載できませんので、それ以外の情報を載せたいと思います。

 

今回は移動距離、箇所も多いため、できるだけ中・近距離移動は列車を使用しました。また、費用も列車のほうがリーズナブルです。(ヨーロッパはパスがポピュラーですね)

1カ国目はフランス

現在はEURO2016がフランス各地で開催されており、独特の雰囲気で盛り上がっていました。

EURO2016 IN FRANCE

 

これはトゥールーズの空港で見かけた写真です。トゥールーズと言えば1998年に日本が初めてワールドカップに出場した時に試合をした都市です。(フランスの人はほとんど知らなかったようですが・・・)

 

 

トゥールーズ行き電車

 

お客様の町へ向かう列車のホームです。フランスはさすがにおしゃれなカラーリングが素敵でしたね~しかし、お客様との打合せの後、帰りの列車に乗ろうとして、駅の係員に時間を確認したところ・・・「運転手のストライキが始まったんで列車無いよ」とアッサリ。フランスはエールフランスも含め、頻繁にストがあるみたいですね(EUの他の国の人たちも言ってました)

 

 

 

トゥールーズ

 

お客様のある「カルカッソー」という街。素敵な街並みでした~。あっ!そういえば私がいた1週間はずっと雨・・・(前週と翌週は晴れのようでしたので、私の雨男は確定でしょう・・・)

 

 

 

 

 

2カ国目はベルギー

皆様もご存知の通り、現在ベルギーは先に起きたテロの関係(犠牲になった方々のご冥福をお祈りします)で空港などは厳戒態勢。自動小銃を持った警察、軍隊が大勢いました(さすがに写真は取れず・・)

ターンハウト駅

 

ベルギーは世界有数の照明メーカーであるお客様の訪問です。ブリュッセルから離れ郊外の町にあり、非常に雰囲気のよいところです。写真は近隣の駅舎。

 

 

 

 

 

ベルギービール

 

 

お客様との打合せ後には、お客様の招待で地元レストランヘ。写真はアルコール11%の地ビール。なかなかのものです。ベルギーには250種類もの地ビールを扱うビアホールなんかもあるようです!

 

 

 

 

3カ国目はドイツ

古くから照明メーカーも多く、私たちのお客様も多い国です。

ドイツは比較的電車網が発達しており、多くの移動を列車(ジャーマンパスを利用)で行いました。

フランクフルト駅

フランクフルト駅舎。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ高速鉄道

 

ドイツ高速鉄道「ICE」日本で言う、新幹線です。鉄道好きの私にとってはたまりません~。様々な種類の列車走っていますが、どれも味のあるデザインです。

 

 

 

 

 

 

ソーセージ昼食

 

 

 

 

 

シュニッツェル

 

ソーセジにシュニッツェル。定番の食事ですので説明は割愛させて頂きます(笑)

 

 

 

 

 

 

お見送り

 

私は先に帰国しましたが、大坂と芭蕉を無理やり(?)空港まで見送りに来てもらいました。あとは頼んだ!2人は25日帰国で新規顧客開拓に努めます。

 

 

 

 

 

弊社の根幹ビジネスである照明関連は確かにLED化が急速に進んでいます。しかしながら産業用を中心に伝統的なランプに対するこだわりをヨーロッパのメーカーの方々はまだ、持っていらっしゃいます。私たちはこういった方々の思いに応えることの出来る品質、価格の製品、部品を供給し続けたいと思います。

後半偏は今週末の「中国出張記」を挟んだ来月初に芭蕉から報告します!

 

 

 

 

 

美味しい夏!--岳石ファーム

2016年06月10日 (金)19時42分PM

皆さまこんにちは!

営業の任です。

 

釣りに続き、我が社のもう一つ恒例--岳石ファームが始まりました。

 

 

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(写真はミニトマトです)

目標は8月の納涼祭にみんなに食べてもらえるものですので、ミニトマト(黄色と赤)、ナス、キュウリ。遅めになってしまいましたので、苗を買ってきました。

 

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また、日本のスーパーでなかなか見ないパクチーとクウシンサイの種も用意しました。

成長は1ヶ月ですので種でも間に合います。

 

 

 

そして、本日の植え付けは多くの方が自ら手伝ってくれました!!

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(左)製造の長谷川リーダーと(右)TUGを担当する陳。

長靴、頭に白いタオル、なかなか本格的ですね!笑

 

 

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土台は大事ですのでゆっくり積んでいきます。

 

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左から右へ、ミニトマト、キュウリ、ナスの順で植えていきます。

釣り大会で大活躍したAさんは肥料巻きを担当してくれました!

 

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ミニトマトには支柱が命ですので真剣に立てています。

 

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クウシンサイの栽培方法をまじめに読んでいる長谷川、仕事と同じく事前確認をしっかりしています。

 

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秋に向けておいしいお魚と一緒につまめるために枝豆は種からやります。

種まきのあと、網をかぶりカラスからこれから出てくる苗を守ります。

 

 

 

みんなが手伝ってくれたおかげで、1時間で作業終了、思い出の記念写真は撮っておくこと!

 

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農園も、モノづくりです。

みんなに食べてもらい、「おいしい」と笑顔を見せてもらうために頑張りたいのです。

この思いは、仕事と同じで、常にお客様に喜んでいただけるように、各部門は力を尽くしてやっていきます!

 

 

P.S.

先日、

「任が日記を書くと適当感が高まります」

と、弊社社長より指摘を受けておりますが、岳石電気はまじめの会社です。

私も、適当に書いていません。まじめに冗談を言ってるだけなのです...

 

来週は製造課長の小黒と中国へ出張行ってまいりますので、いろいろエピソードが出そうですので後日報告致します!!

(農園の様子もポチポチ報告します!)

恒例!釣り大会‼

2016年06月06日 (月)19時27分PM

こんにちは、宴会部長(役職手当無し)の川上です。

6月4日に恒例の社内行事であるシロギス釣り大会が開催されました。この釣り大会は会社(社長)のご厚意で年2回開かれる従業員無料参加のイベントです。今回は過去最大の20名の参加者が集まりました。

 

4日当日、風が強く荒れ模様。。。

海

私は、前日飲酒・寝不足・胃もたれ(前日食べ過ぎ)・酔い止め忘れなど、体調万全で挑みました。

隣の釣キチ陳平も「気持ち悪いデス。。。」を連発して、私の気分も急下降。。。

 

DAVID

この後、陳平君は胃の中のものを全て出し切ってしまい、ダンゴムシの様に丸まったまま釣りを終えました 汗)

某課長は、麦わら帽子が風で飛ばされ海の彼方。きっと、どこかの海賊王志望のゴムの人が拾ってくれているでしょう。。。

 

結局、最後まで下手な遊園地よりも高低差の有るジェットコースター状態で半数がダウンの中、初参加の女性陣や社長が大活躍!

タイやヒラメ、オオモンハタなど、高級魚が釣れました。

秋山さん 社長

 

 

 

釣りの後は、これまた参加無料の「釣った魚で宴会‼」です!

キスの握りや、ホウボウの天ぷらなど御馳走がズラリ‼

普段食べ慣れない高級品に胃もビックリ、満足、満足。

弥生鮨さんのプロの腕と旬の味に舌鼓を打ちつつ、親睦を深めながら夜も更けて行きました。。。

野郎たち 刺身2 ひらめにぎり

 

それでは、次回は真面目な話をする為に登場予定です。

 

各種電子源の試作・量産を承ります

2016年06月03日 (金)18時12分PM

開発を担当している森です。

今回は、弊社で取り扱っている電子源(陰極、カソード、フィラメントなどと呼びます)についてお話いたします。あまり知られていませんが、我々は電子源のアセンブリを得意としており、試作から量産まで多数の実績があります。

 

ご存知の通り電子源は真空環境下で使用されます。真空中に電子を放出する方法にはいくつかあり、電子源として利用されるのは1~3です。その中で、我々が取り扱っている電子源は、熱電子放出型となります。

 

1.熱電子放出

2.電解電子放出

3.光電子放出

4.二次電子放出

 

熱電子放出型は、金属を高温に加熱することで、エネルギー障壁を乗り越えた電子が真空中に放り出される仕組みを利用したものです。この障壁を仕事関数と呼びます。仕事関数が低いほど電子は放出され易くなるため、多くの電子源には仕事関数を下げる工夫が成されています。具体的には、W(タングステン)、Ta(タンタル)などの高融点の材料を使用したり、ThO2(トリア)やY2O3(イットリア)、BaO(酸化バリウム)などの仕事関数が低い物質を使用したりします。

 

下の写真は、弊社で製造した電子源の一例で、イオン源のフィラメントです。

フィラメント

接合

 

特にコアとなるコイルについては、材料調達、加工、洗浄、熱処理まで弊社で一貫して対応することが可能です。

 

構成部品の材質については、次のような実績があります。

コイル : W、Re-W、Th-W、Re、Ir、Kov

ステムピン : Ta、Mo、KoV、SUS

碍子 : アルミナ(Al2O3)、ステアタイト(MgO・SiO2)

 

また、構成部品の接合方法については次の通りです。

コイル+ステムピン : 抵抗(スポット)溶接、レーザ溶接

碍子+ステムピン : ガラス溶着、メタライズ+ろう付け(金、銀)、活性ろう付け(銀)

 

下の写真は、照明機器の陰極として実績のあるもので、含浸型陰極の一部です(易電子放射物質はBa系です)。今回はご紹介のみとさせていただきます。

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以上、簡単にご紹介させていただきましたが、今回の形状に限らず弊社では、少量試作から承っております。

どうぞお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

そうだ! 京都に行こう!!

2016年05月27日 (金)20時14分PM

営業の大坂です。5月22日(日)から、4泊5日で京都に行ってきました。暑くなるとの予報は見ていきましたが、5月24日には市内の最高気温が33度を超える、ありえない暑さでした。

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一般の方にはあまり知られていませんが、隔年で『照明の科学と技術に関する国際シンポジウム』というものが開かれています。今回は、第15回目で、照明学会が今年で100周年を迎えるということもあり、第7回以来、久々に日本での開催となりました。

開催場所は、京都大学の芝欄会館で、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、そして日本から多くの人が集まりました。

top

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今回のトピックは(前回も同じだったような。。。)『光源と光源システム』、『照明ソフト』、『応用技術』の3つのカテゴリーで、大学の教授、企業の技術者など60名を超える方が、講演を行いました。『光源と光源システム』では、圧倒的にLEDとOLEDの講演が多く、残念ながら岳石電気の得意とする、電極やフィラメントを使用するランプ等の講演は3講演のみでした。

ポスターセッションを含め、朝の9時過ぎから13時まで、午前の部が続きます。午前の部が終わると、13時から14時半までランチブレークとなります。

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ランチブレークは、京大の食堂でとりました。ランチの時間が13時と遅いのは、学生とのバッティングを避けたのでしょうか。。。参加費の中に、¥700のランチチケットが含まれています。¥700??足りない??と思ったのは大間違いで、丼物と麺を一緒に頼んでも¥700には届きません。

お腹がいっぱいの後の、午後のセッションは、睡魔との闘いです。照明の話なら何とかがんばれますが、これが素材の話となると、もうだめです。文系人間には地獄の午後セッションとなってしまいます。

午後のセッションが終わると、待ちに待った『懇談会』です。今回は場所が京都ということもあり、水曜日の午後はフリータイムで、その後に懇談会が開かれました。

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場所は清水寺のそばの、『東山邸』という、なかなか洒落たお店です。

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このように、静かな雰囲気で食事が進んでいたのですが、突然人が立ち上がり、騒然とし始めました。

どうしたのでしょう。。

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あっ!これでは、しょうがない。今回の実行委員会の方々の粋な計らいでした。

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そして、京都の夜は更けていきます。

次回はLS16で、2年後の2018年にイギリスで開催の予定だそうです。先ほども書きましたが、岳石の得意とするHIDランプの電極や、ハロゲンランプのフィラメントといった話題は講演のタイトルに、ほとんど出てこなくなってしまいました。まったく個人的な意見ですが、『LEDは照明じゃない!』と、酔うと吠えている人間ですが、ここまでくると寂しくなってしまいます。

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それでは、また。

伊勢志摩探訪その3

2016年05月26日 (木)08時34分AM

伊勢志摩探訪、最終回です。サミット現場近くの英虞湾周辺のホテル・温泉などの情報が満載です。

(JLMA Journal 2015年11月号 No.16 「日本探訪」より)


5.志摩の宿にて、海の幸を堪能

お伊勢参り、そして江戸情緒あふれる町並みを堪能した後は車で、志摩の旅館・宝生苑に向かいます。

14.賢島 宝生苑

写真14:賢島 宝生苑

 

この旅館は、伊勢志摩サミットのメイン会場となる賢島にあり、客室からは美しい英虞湾の眺めを一望できます。

 

15.部屋からの英虞湾

写真15:部屋からの英虞湾

 

伊勢志摩といったら、伊勢えび、海女さん、のイメージが浮かぶ海産物豊かな場所。ここでは、海の幸をたっぷり堪能し、そして、英虞湾を目前に堪能できる、自慢の天然露天温泉で日ごろの疲れを癒すこととしました。

16.志摩の海の幸

写真16:志摩の海の幸

 

17.英虞湾目前で朝日を浴びながら温泉につかる

写真17:英虞湾目前で朝日を浴びながら温泉につかる

 

5.1.伊勢志摩サミット招致、こぼれ話

伊勢志摩サミットの開催決定で盛り上がる現地。夕食の準備をしてくださった仲居さんにサミットに関する事を少し質問してみました。

 

*メイン会場となるホテルは「志摩観光ホテル」

ここ宝生苑もかなり立派なホテルなので、メイン会場なのかな?と思ったら、志摩観光ホテルがメイン会場だそうです。いろいろな理由があるとは思いますが、旅館系は客室がベッド仕様ではなく、布団のため、外国の要人が宿泊するには不向きのようです。そのためベッドルーム主体の志摩観光ホテルがメイン会場となるようです。ちなみに志摩観光ホテルクラシックはその準備のためか、現在耐震・改装工事中です。(ベイスイートは営業しているようです)

 

*客室数は2000以上必要。伊勢・志摩だけでは客室数が足りないので鳥羽のホテルなども利用。 G7サミットですが、首脳の数が7人でも、事務方、警護、プレス関係者などのスタッフを全員合わせると2000以上の客室が必要らしいです。そのため伊勢・志摩にある全部のホテルを確保しても客室が足りず、鳥羽のホテルも利用するようです。 開催されれば景気が良くなるかもしれませんが、テロ対策等の警備も含め、まぁいろいろ準備も大変みたいです。

 

 

6.志摩スペイン村

伊勢神宮で心を癒し・旅館で海の幸とお酒を堪能、温泉と景色で体を癒す。。。。。ここまでは至福の大人旅でした。しかし、今回は2歳に満たない娘もおり、大人勝手の至福旅だけで終わることは許されません。私には、この娘を遊ばせ、満足させる使命が残っている。そんな全国のお父さんにも一安心な施設がここ伊勢志摩にはちゃんと用意されています。それが志摩スペイン村です。テーマパーク(遊園地)のパルケエスパーニャ、ホテル志摩スペイン村、温浴施設ひまわりの湯で構成されており、遊園地で遊んで、風呂に入り、飯を食って泊まることができます。

18.パルケエスパーニャのお土産屋付近

写真18:パルケエスパーニャのお土産屋付近

 

さて、遊園地ですが、個人的には、日ごろ疲れたお父さんにはお勧めです。東京にはディズニーランドがあり、大阪にもUSJなどがありますが、私は人ごみが苦手で、アトラクションに並ぶのはもっと苦手な、ダメ父さん。シルバーウィーク突入したこの日、子供を抱きかかえ、どれほど耐え忍びながら並ぶのか、と戦々恐々でしたが、すべての乗り物、アトラクションが待ち時間ゼロ。これは非常に有難い。キャラクターだってちゃんといますし、パレードショーもちゃんとやってます。ジェットコースターも恐ろしいほど速くぐるぐる回ってますし。。。。

19.キャラクターもちゃんといます

写真19:キャラクターもちゃんといます

 

たしかに、いろいろ突っ込みどころはあります。パエリアの味が・・・とか、キャラクターのかわいさが・・・とか。しかし、それにも増して待ち時間ゼロというのは日ごろ疲れが溜まっている父親にとっては有難い特典です。たしかに、いちビジネスマンとして考えると、若干、この施設の将来が心配にはなりますが。。。。

 

7.真珠の海。英虞湾クルーズ

最終日は、賢島エスパーニャクルーズで、英虞湾をクルーズしてきました。エスペランサ号、という箱根の芦ノ湖にある海賊船のような船に乗り、芦ノ湖と同じくらい揺れない海を堪能できます。

20.エスペランサ号

写真20:エスペランサ号

 

私の母はひどく乗り物に弱いのですが、まったく問題なく楽しめました。旅館の仲居さんに聞いたところによると、どんな台風でもこの英虞湾はほとんど荒れることはなく、少しにごる程度だそうで、非常に穏やかな海です。デッキにでて、心地よい海風に打たれながら、真珠養殖の筏を眺めたり、釣りをしている人たちを眺めたりしながらクルージングします。

 

21.真珠のミキモト専用の養殖イカダ

写真21:真珠のミキモト専用 養殖イカダ

 

途中、離れ島にある真珠工場にて真珠の核入れ作業の見学をして、帰港。およそ1時間弱のクルーズでした。

 

22.核入作業見学で買った安い淡水真珠400円

写真22:核入作業見学で買った安い淡水真珠400円

 

また、クルーズの後、時間が余ったら、志摩マリンランドという水族館もあります。鳥羽水族館に行きたいけど時間がない、という人にはお勧めです。

 

 

8.海の幸もいいけどお肉も。松坂牛、堪能。

伊勢志摩といったら海の幸ですが、三重県といったら、松坂牛もあるわけで、それを食べてから帰ろうという突然のリクエスト。なんとか地元の人が通う松坂牛メインの焼肉店を見つけることに成功。

23.松坂牛のタン

写真23:松坂牛のタン

 

焼肉店はランチタイム。地元の人でいっぱい。何とか入店し、おいしい松坂牛を堪能できました。

 

24.霜降り松坂牛

写真24:霜降り松坂牛

 

当初のプランでは、名古屋での新幹線の待ち時間でひつまぶしなどの名古屋飯を食べる予定でしたが、シルバーウィークの中日のこの日、駅周辺のレストランはほぼすべて満席、且つ1~2時間待ちの状況で、あきらめました。

 

9.最後に

今回の伊勢志摩の旅を通して、強く感じたのは、老若男女だれもが楽しめる場所だ、ということと、まだあまり開発し尽くされていないので素朴なスポットがたくさんある、ということです。また三重県には、伊勢神宮と並ぶパワースポット、世界遺産の熊野古道や、鳥羽水族館などもあり、まだまだこれから新しい魅力が発見されていくでしょう。2016年のサミット開催がこの地の地方創生の良い契機になれば、と思います。 

伊勢志摩探訪その2

2016年05月26日 (木)07時38分AM

前回の続きです。いよいよ伊勢神宮 内宮~おかげ横丁へと向かいます。

(JLMA Journal 2015年11月号 No.16 「日本探訪」より)


4.2.内宮

外宮から内宮は約5kmの距離。私たちはレンタカーで移動しました。当日はシルバーウィーク前の平日だったため、入り口付近の駐車場にとめることができましたが、祝祭日は非常に混み合い渋滞になるようです。シルバーウィークでは交通規制となっていました。

内宮入り口には宇治橋という橋があり、五十鈴川の流れを眺めながら正宮に向かいます。

7.宇治橋から五十鈴川を眺める

写真7:宇治橋から五十鈴川を眺める

 

 

やはりここは天照大神が祀られているお伊勢参りのメインとなる場所。参拝者も多く、正宮までかなり歩きます。

 

8.内宮の正宮 天照大神がここに

写真8:内宮の正宮。天照大神がここに

 

 

ここにも杉の巨木がたくさんあり、1300年の歴史を体感することができます。

9.樹齢1000年超か?

写真9:樹齢1000年超か?

 

 

4.3.江戸情緒。おはらい町・おかげ横丁

内宮をお参りし終わった後は、参宮道である、おはらい町通りとおかげ横丁に立ち寄りました。

10.おはらい町通り

写真10:おはらい町通り

 

通り沿いには、時代劇から飛び出したような古い町並み・日本古来の建物が並び、歩いていると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。おはらい町通りを途中まで進むと、大きな招き猫がお出迎え。そこがおかげ横丁の入り口です。

 

11.おかげ横丁入り口の招き猫

写真11:おかげ横丁の入り口の招き猫

 

どちらの通りにも、風情のある建物がたくさんあり、そのほとんどがお土産屋さんや食べ物屋さんです。かの有名なあんころ餅「赤福」の本店もここにあります。

 

12.赤福本店

写真挿入12:赤福本店

 

いろいろなお土産、食べ物がありますが、赤福本店や、近くの支店で食べられる、「赤福氷」というカキ氷を食べることをお勧めします。このカキ氷は、外側には濃厚で且つサッパリした抹茶ソースがかけられ、内側には、赤福のアンコともちが別々に入っています。抹茶白玉カキ氷のような感じ。とてもおいしいです。お店の中のお座敷でゆっくり食べることができます。

13.赤福氷

写真挿入13:赤福氷

 

 

 

・・・・・次回は、いよいよ伊勢志摩・英虞湾そしてスペイン村です。

 

伊勢志摩探訪その1

2016年05月25日 (水)13時45分PM

岳石電気の代表をやってます嶽石です。よろしくお願いします。
さて、これから開催される伊勢志摩サミットですが、テロ対策等何かと話題ですね。

昨年、私たちの所属する日本照明工業会の機関紙(JLMA Journal)に「日本探訪」というコラムがありまして、今年の伊勢志摩サミットに先駆けて、私は伊勢志摩探訪の取材記事を担当しました。今回は、その記事の内容の前半部分をこちらのブログにも載せたいと思います。伊勢志摩にこれから行こう、と思っている方には参考になると思います。

 

以下、コラム内容その1「旅の始まり~伊勢神宮外宮参りまで」です。

(JLMA Journal 2015年11月号 No.16 「日本探訪」より)

 

1.はじめに

近年、「パワースポット」なる言葉をよく耳にします。地球上にはなんらかの「力」や「気」を感じる場所があるらしい。そして人々は不安な気持ちを静め、癒しを得るためにそんな「パワースポット」に引き寄せられていくそうです。安倍首相が先日「伊勢志摩サミット2016開催」の決定を発表しました。ここ最近は、世界的に政治・経済の不安定要素がたくさんあり、人々は多くの不安を抱えているとおもいます。

伊勢志摩サミット2016。来年この地に各国の首脳が集まる。それは偶然ではなく、世界各国のトップが、この地の持つ「力」や「癒し」に引き寄せられているのかもしれませんね。 ということで、日本有数のパワースポットである伊勢神宮を中心に今、話題となっている伊勢志摩へ旅に出ることにいたしました。

 

1.地元では至る所に伊勢志摩サミット2016のポスターが

写真1:地元では至る所に伊勢志摩サミット2016のポスターが

 

 

2.今回の旅プラン

伊勢・志摩は三重県の南東部にあり、名古屋と大阪から線を引くと二等辺三角形の頂点に位置する感じになります。私の住んでいる神奈川県秦野市からは、車か電車になりますが、シルバーウィークにあたる今回は渋滞も予想されるため、電車とレンタカーの組み合わせにしました。電車は小田原-名古屋間が新幹線で1時間半。名古屋-伊勢市が近鉄特急で1時間半。合計片道3時間程度。伊勢市からレンタカーで、賢島がある志摩南部まではおよそ40分程度、という距離&時間感覚です。

2泊3日の旅程で、初日に伊勢神宮参り、2日目は娘を志摩スペイン村で遊ばせ、最終日は英虞湾観光と、新幹線の待ち時間に名古屋飯を食べての帰宅路、というプランです。

 

3.伊勢神宮とは

そもそも、私は伊勢神宮とは何ぞや、ということをあまり知りません。天照大神が祀られている由緒正しい神社、程度の認識でした。今回は実際に足を運んでお参りをするので、もう少し正しく理解しておこうといろいろ調べてみました。

 

3.1.伊勢神宮は一つではない

皆さんはご存知かもしれませんが、伊勢神宮は、実は一つの神社ではありません。伊勢神宮が管理する神社はすべてあわせると125社!! 大きく分けると、外宮・内宮が中心となり、別宮・摂社・末社・所管社という区分に分けられ、これが合計125社となるようです。ただ、一般的に伊勢神宮に行く、という場合、外宮(げくう)・内宮(ないくう)の二つをお参りすることが多いようです。皆さんご存知の皇室系譜の始祖、天照大神が祀られているのは内宮の正宮(しょうぐう・寺院で言うところの本堂)です。外宮の正宮には衣食住の守り神、豊受大御神が祀られています。ちなみにどちらの神様も女神様です。

 

3.2.お賽銭・お願い事、NGです

伊勢神宮をお参りする際は、基本的には外宮を先にお参りし、その後内宮をお参りするのが正しいそうです。一つだけの「片まいり」というのは避けるべきとのこと。そして、外宮・内宮も正宮では「お賽銭」も「個人的なお願い事」もNG。両正宮は、天皇家以外、個人的なお願いをしてはならない場所で、基本的に「感謝の気持ち」を伝える場所なのです。ただ、正宮以外の別宮では、お賽銭箱もありますし、お願いをしても良いようです。写真撮影も正宮はNGですが、別宮は特に禁止されていない様子です。

 

4.1.外宮

2.お伊勢参りは外宮からが お作法

写真2:お伊勢参りは外宮からが お作法

 

伊勢市駅に到着すると、すぐに鳥居が見えてきて、お土産屋さんが並ぶ参道にでます。外宮の入り口までは駅から徒歩5分ほどの距離。手水で手、口を清め、正宮に向かいます。

 

3.ちゃんと清めましょう

写真3:ちゃんと清めましょう。

 

正宮までの道は杉の巨木で囲まれており、非常に荘厳で、やはりなにかのパワーを感じます。

 

4.巨木が荘厳さを感じさせる

写真4:巨木が荘厳さを感じさせる

 

正宮に到着すると、写真撮影はここまで、立て札がありますので、そこでカメラのスイッチは切って、鳥居の中へ。悠久の歴史があるのに新しいのは、20年に一度の「式年遷宮」が行われたばかりだから。

 

5.外宮の正宮

写真挿入5:外宮の正宮

 

この式年遷宮は過去に中断もありましたが約1300年間も続いている行事です。私利私欲の塊である私も、ここでは日ごろの感謝の気持ちのみを心にお参りをしてきました。その後、多賀宮を始めとする外宮の別宮ではたっぷり私利私欲の丈をぶつけて来たのは言うまでもありません。帰り際には、ここ外宮でしか買えない「勾玉お守り」を購入しました。そして軽く、「伊勢うどん」で腹を満たし、メインである内宮へ。

 

6.伊勢うどん

写真挿入6:伊勢うどん

 

 

 

 

・・・・次回、その2.内宮の参拝~おかげ横丁へ続く。

世界初! トリプルコイル量産化までの知られざる秘話

2016年05月21日 (土)13時10分PM

約2か月振りに登場の川上です。

 

MEDTEC終了後、沢山のお客様とお話しをする機会がありましたが、意外と多くの方々が当社HP及びブログを読んでくださっていました。私達も励みになりますので、是非、感想・意見をお聞かせ下さい。(私は「褒めて伸びる子」な事をご承知置き頂ければ幸いです。)

 

さて、今回は片付をしていたら、懐かしいものが出て来たのでご紹介させていただきます。

 

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JDRランプとフィラメント

 

 

これは東芝ライテック様のJDRというハロゲンランプで(現在は製造中止)、この中に光源として入っていたのが当社製のトリプルコイルです。私が入社した○年前が丁度、初期開発段階で、数か月の研修の後にトリプルコイルの開発に携わる事が出来、個人的にも大変思い入れの有るフィラメントです。

JDRは100Vで使用出来るランプで、高効率で演色性に優れており、ディスプレイやエントランス照明などのスポットライトとして使用されています。当時はダブルコイル(タングステンワイヤーを2回巻いてフィラメントにしたコイル)が主流でしたが、他社との差別化の為に優位性のある製品の開発を目指していた東芝ライテック様と協力して、実現困難と言われたトリプルコイル(タングステンワイヤーを3回巻いたコイル)を世界で初めて量産化しました。

 

なぜ、当時、トリプルコイルが求められたのでしょうか?

 

フィラメントの特性(明るさなど)は、抵抗すなわち、使用されているタングステンワイヤーの線径と、使用する長さ(展開長)でほぼ決まってしまうからです。このトリプルコイルではワイヤー素線径Φ40μmを3回巻く事で、元々600㎜の長さのタングステンワイヤーを、全長5㎜にまでコンパクト化出来、点光源に出来るからでした。

 

トリプルコイル

トリプルコイル拡大写真

 

現在の岳石電気で活躍している高速・高温・高真空の真空炉も、もとはトリプルコイルの為に開発された自社開発設備です。トリプルコイルの開発当時、一番問題となったのは、高温点灯時に起こる垂下でした。垂下とは、フィラメントが高温(約2800℃!)になった際に、タングステンの結晶粒界が滑って変形し、ワイヤー同士が接触してしまいショートして断線してしまう現象です。3回も巻いたブヨブヨなトリプルコイルでは、特に垂下が激しく、当時は絶対に量産化は不可能と言われていました。

これを解決する為に弊社の創業社長がアイデアを出し、夜な夜な実験に明け暮れていました。その中で、東北大学の教授からのヒントを元に現在の真空炉の原型が完成しました。高真空下で2200℃の熱処理する事により、結晶間レベルの残留水素が除去され、伸びの有る、完全再結晶化したフィラメントの製造方法を確立し、念願の垂下が起き難いトリプルコイルが完成しました。

 

残念ながら、コスト競争とLEDの台頭により、今現在では市場から姿を消してしまいましたが、それらで培った技術が今も役立っている事に感慨を覚えつつ、次なる技術の開発に向けて日々奔走する毎日です。。。

 

前回のブログでも紹介しましたが、医療用のコイリングの引き合いも多くなってきております。ガイドワイヤー等でお困りの案件が有れば、是非お問合せ下さい。

 

試作から量産まで、幅広く構えるためにも

2016年05月14日 (土)19時01分PM

技術開発部の木村です。

今回は、製品を作る際に必要となる治具や自社開発装置がテーマです。

 

岳石電気では、簡単な治具から量産品を製造するための装置まで、自分たちで考え、部品を加工し、それらを製作していきます。巻線、研磨、旋盤、プレス、組立、溶接、熱処理、焼結など様々な加工方法、工程がある中、そこで使用される道具、治具、装置も多岐にわたり特殊なものが多くあるため、必然的に自社で準備することになる訳です。また、試作や実験をする場合に、どうしても「直ぐにほしい」、「試しに少しやってみたい」といった状況になるので、先ずは、時間と費用をかけずに、自分たちのアイデアを素早く形にすることも重要になってきます。使用するのは、M/C、ワイヤ放電、旋盤、ボール盤などの一般工作機械から、日曜大工的な類のものまで。時には段ボールを使ったりもします。

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(個々の写真説明は控えさせて頂きます)組立治具、成型治具、溶接治具、金型の加工だけでなく、

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制御配線もやりますよ。

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大きな声で言えませんが、中には失敗もありまして。。。もちろん使える材料は取っておいて再利用します。P1090632

 

 

また、設計変更があって使えなくなったり、本当の試しだけで終わってしまうものもあります。しかし、このアイデアや経験が、次へのヒントであったり、技術へと発展していくので決して無駄にはなりません。実際に、治具を使って製品をつくり、データを取るだけではなく、作業のやりにくさや不具合といった問題点を見つけ、その後の量産用の治具や自動機の製作時に役立っている訳ですから。

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このように試作の段階から、その製品の量産までを見据え、工程を考慮した治具設計、製作をしていけることも当社の強みであると考えております。少量の試作から量産まで、お客様に安心して任せて頂けるよう、今後も努力してまいります。

 

 

 

 

 

 

作ってみませんか?タングステンパター

2016年05月10日 (火)09時41分AM

今回は管理部の森が担当いたします。

 

GWが終わってしまいました。休みはあっという間ですね。

この期間中に家族旅行やプライベートで有意義な時間を過ごされた方も多いと思います。

私も友人のゴルフ仲間と下手の横好きゴルフを楽しみました。

久しくクラブを握っていなかったので、ショットもパットもボロボロでした。

特にパットはフィーリングが合わず、オリンピックでは「鴨ねぎ」状態でした・・・(ゴルファーにしかわからない話題ですみません~)

 

あー、ポンポン入るパターがあればなぁ・・・

 

あ、そうだ、そういえば弊社でもサンプルで造った「タングステンパターがあった・・・」

 

そこで今回は、一昨年より展示会でご紹介しております、「タングステンパター」についてのお話をさせて頂きます。

 

このパターを造ることになったきっかけは、社長嶽石の「遊び心の一声」と、「単純に100%タングステン合金のパターヘッドはどんな感じなのか?」「もしかしたら滅茶苦茶入るパターが出来上がるのでは?」という淡い期待と興味本位で製造し、場合によっては販売も?という感じです。

 

出来上がったパターがこれです。 もちろん非売品です(笑)

写真1

 

デザインとして参考にしたパターは「PING カーステンTR PAL」というモデルです。

 

写真2

 

当初は3DスキャナーとCADを使って完コピーモデリングをすることも考えましたが、デザイン著作権等の関係もあるため、「見た目に似ているデザイン」にしました。

 

マシリングで削り出す前のタングステン重合金のブロックはこれです。

 

写真3

 

サイズは35x35x150mmで重量はなんと3.4kg・・・ずっしりと重いです。

 

現在、タングステン原材料(粉)の原産国はそのほとんどが中国です。ワイヤーや板などの材料メーカーも無数に存在します。岳石電気では使用する材料は、高品質が特長の日本のメーカーと共同で開発したり仕様を独自に決めたりする必要があるので日本メーカーから購入しています。

ただ、ヘビーアロイのような汎用製品については、お客様の要望により、価格を安く提供する中国の材料メーカーからダイレクトに購入することもあります。しかし、中国製のタングステン材料は値段も品質もピンきりです。高価だから品質が良いとは限りません。

岳石電気ではこれまでの材料技術の経験から上質な原材料を供給する中国材料メーカーを時には中国の山奥まで通い、発掘してきました。つまり「目利き」が必要なのです。

 
もちろん、研究開発も自社で行っている弊社では、特別仕様の一品料理の試作品や特注品などをお望みの場合、自社内で粉末混合から成型~焼結~加工まですべて行うことも可能です。

 

これらの中から選んだメーカーの材料を使い、難作材といわれる、タングステンブロック(ヘビーアロイ)を惜しみなく削り出し、パターヘッドを造りました。

 

スチール製のシャフトはネットでばら売りしているものを購入し、パターヘッドとシャフトをジョイントする「ネックアダプター」もネットで売っていますので、それぞれを接着剤で接合しました。

 

写真4

 

さて、試打した結果は・・・重いです。

振り子のように打つしかありません。

ストローク中に手首で余計な小細工が出来ないのが良かったり、悪かったり・・・好みの問題です。

あと打感が鈍い。ボールが当たった振動が手に伝わってこない・・・・これも好みの問題ですね。

パッティングのフィーリングを大切にしている方は操作しにくいので物足りなさを感じるかもしれませんが、振り子のように打つ方は合っているかも・・・。

但しパターヘッドとシャフトの取り付け位置をバランスなんか気にしないで造ったため、実用化するにはバランスを考慮してデザインし直す必要がありますし、根本的な仕様として、こんなに重くなくてもよいのでは?と思います。

 

スポーツメーカー様、タングステンの利点を活かし、究極のパターを一緒に造ってみませんか?

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